2021年8月7日土曜日

ZFSのメインNASが故障~復活までの長い道のり(その1)

2021年7月17日 夕食後のことです。
さっきまでネットワーク越しに中を覗いてたのに、
突然、タイムアウト(・o・)
MartyPCからPINGを飛ばしてみると、応答なし(T_T)
これが、NAS復活までのとても長~~い道のりの始まりであります。

Marty工房のMain NASは、FreeBSDベースのNAS4Free Ver.9.1で、
「今は・・・」と書こうとしたら
2018年7月にNAS4FreeからXigmaNAS(シグマナス)へ名称変更してました。
公式サイトを覗くと、最新の起動画面はこれのようです。

ダウンロードは、Sourceforgeのここ
執筆時点は「XigmaNAS 12.2.0.4 2021-05-31」が最新でした。

ちなみに、工房のNAS4Free Ver.9.1NASの起動画面は、これ!
2013年8月4日、建てた直後のWinXPでのショットです^^;
よく見ると、まだHDDをマウントしてない時です。

では、故障現場検証に行きます^^;
NAS直下のLAN-SWには、WiFi-APもぶら下がってて、
MartyPCがWirelessで繋がってるので無罪です。
PORTを変えてみたり、LANケーブルを交換するもPINGダメ(T_T)

ならば、NASを再起動しようとRESET押すも反応なし(・o・)?
仕方ないので電源ボタン長押し・・・えっ?全く反応しない(・o・)?

ちょっと特殊なRAID(今は普通?)ZFS(RAID-Z)なのですが、
奇遇にもsbinさんからZFSのコメントいただいたのが15日
sbinさんのブログ」を覗くと
「Root on ZFSの突然死に終止符」のタイトルが!
それまで、ZFSには絶大な信頼をよせていて
「突然死」のことを全く知りませんでした。
もしかして、データも逝ってたらどうしよう?
冷や汗たら~り(´-﹏-`;);;

いつもは、リビングの液晶TVの裏側に鎮座しています。
ブラシレスモーターで遊んでたCNC2418をテーブルから避難させて、
うんともすんとも言わなくなったNASを置きます。
前々回までの楽しいブラシレスモーター遊びは、一時中断(T_T)
Mother Boardは、Micro ATXなので、
この写真では分かり難いですが、高さ25cmちょいの小さい筐体です。

左側面の排気口側

バックパネル
いつもは、電源とLANケーブルだけです。

システム(OS)は、
中央下のSanDiskのUSB Memory 8GBからBOOTしてます。
システムは、全てそのUSB Memoryに入ってるハズなんですが...
RESETボタン、電源ボタン長押しも反応ないのは、とても気になります(T_T)

起動中のエラーがモニタに表示されないかと
RGBモニタを繋いで電源入れますが、

全く何も出力が出ないのです(T_T)
ケーブル変えたり、別のモニタを使ってみましたが、何も出ません。

中に侵入することにします。
こんな感じです^^;

右がフロント側、そこに3台のHDDを重ね
左側のもう1台はマザーボードの上空です。
後で調べると、2013年7月か8月に稼働してるようです。

マザーボードが見えるように、上の写真の左の1台を外します。
取付金具は、平板から苦労して作ったもので、
手前の4つの突起は、

バックパネルの赤枠部に嵌めて支える役目をしてます^^;

HDDは、NAS用と称されるWD RedのWD30EFRX
4台のZFS(RAID-Z)で1台壊れてもいいモードなので
75%の容量になります。

静音化の為、CPUファンは大きのに変えてます。
これは掃除後ですが、埃もたいして溜まってませんでした。

動作中に突然フリーズした感じなので
もっとも怪しいのは、DRAMです。
一応、接点復活剤で接点をキレイにして挿し直します。
電源ON!・・・うんともすんともいいません。

となると、次に怪しいのは、電源かな~
電源コネクタを外して~

何処で入手したか忘れましたが
この表、色付けされて誤認しにくいので助かりましたm(_ _)m
ATX電源は、そのままでは、出力でません。
右下の[PS_ON]と[COM]をショートすると出ます。

その[PS_ON]と[COM]をその辺に転がってたリード線でショートして

スマホでピンアサイン見ながら、チェックしていきますが
どの出力もちゃんと出てます(´-﹏-`;)

ん~ん、これは、かなりの重症です。
BIOSすら起動してない様子なので、マザーボードかな?
こういう時が来るのは予想してたので、予備のマザーボードを持ってます(^^)
ASROCK E350M1/USB3ってやつです。

中央部に手書きがあり、
2015年5月27日 3780円で買ってますね~

箱の裏

中身は、これ。
オリジナルのCPUファンです。

新旧交代式をやって~^^;

予備のマザーボードを筐体に入れて~

コネクタとHDDを付けて~
この時は、これで完了だ~と思いながら
RGBモニタ繋いで、電源ON!

えっ!ダメ?
何で?頭の中は?だらけ(´・ω・`)

マザーボード変えても起動せんとは(T_T)
・・・となると、DRAMが死んでるのか?
動作中に突然死んだんだから、DRAMの可能性は高いな~
でも、BIOSが、メモリ異常の音を出してくれるはずだが、
スピーカーはどこだ?
そういえば、こいつにはスピーカー付けてなかった(-_-;)
でも、もうメモリ以外考えられない(´-﹏-`;)
メモリ発注だ~!
DDR3 1333 8GB・・・意外と高いな~(T_T)

メモリが来るまでに、
ダメ元でCMOS用のボタン電池も確認しました。
アナログテスター3Vレンジで電圧出てたけど、一応新品に変えました。

OSが入ってるUSBメモリがダメなのかもと

USBメモリの持ち合わせがないので、SDHCとUSBアダプタで
ちょっと古いバックアップでやってみましたが、ビクともしません(T_T)

メモリが来ました!
今後の予備も兼ねて8GBを2枚!

上:旧、下:新

マザーボードに装着して

また全部組んで~
今度こそ!と電源入れますが、
ファンが虚しく回るだけで、モニタの画面は「No Input Signal」(T_T)

いや~これは参りました~
十中八九DRAMが犯人だと確信してたんですが、誤認逮捕でした~m(_ _)m
もしかして、電源が半死状態で
HDD4台の負荷に耐えれず、電圧が下がっているのか?
全HDDとOSが入ったUSBメモリも抜いてやりました。
もはやマザーボード単体状態なのですが、反応皆無(T_T)
「OSがない」とかモニタにメッセージ出るはずなんだがな~
Alt+Ctrl+Delにも反応してないです。
起動時にDELキー押してもBIOS画面が出ない。
BIOSが起動してないのは確定ですね~(T_T)

それにしても、マザーボードもDRAMも交換したのに
BIOSが起動しないとかあり得るのか?
予備のマザーボードにも「BIOSが飛ぶ時限爆弾」が組み込まれていて
同時期に発動したとしか思えない。
BIOSのUpdate中でもないし、EEPROMが飛ぶことがあるのだろうか?
これは、もうOS以前の問題です。

ZFSなのでデータは、復活できると信じて続けますが、
ここらで別の作業して頭を冷やすことにしました。
変なことしてデータを消しちゃうと大変ですからですね~

ちょっと日陰でペンキ塗りながら考えました^^;
・・・そして、別のPC買ってきて、Ubuntuとか他のシステムを入れて
ZFSをマウントしてデータを吸い出す。
これしか道はなさそうという結論に達しました。

ちょっとググってみると
この人の事例が似た症状のようで、
「Booted Ubuntu 14.04 / Ubuntu 16.04 desktop "live" CD.」
とあります。

次の日、朝の所要を急いで済ませて、ドスパラへ向かいます。
行く前に調べると、会社帰りの行きつけてた店は失くなってて(T_T)
もう1件は、ちょっと南に移動して店舗が広くなってるらしい。
・・・着いたけど、あぁっ!シャッターが降りてる~~(T_T)
11:30開店だった~(T_T)、まだ11時前だ~
ドスパラは開店が遅いので、よくやらかしますが、久々です(-_-;)
(これは開いてる時です)

仕方ないので、そこから10Km程離れたパソコン工房へ
マーティー工房からだとドスパラの真反対方角なのです^^;
11時過ぎについたら開いてました(^^)

DELLやHPの安いUSEDが沢山並んでましたが
中がぎっしで空間がないので、今回はパス。
よさそうな iiyamaのマシンが目に止まりました!
この値札から約3000引きのセール中でした(^^)
Core-i3(第4世代)で十分でしょう!これに決まりかな?
レジの横のカウンターに持っていって、カバーを開けて中を見せてもらって
SATAが4-PORTあることやHDDを入れる余裕があることを確認して
購入決定!

ついでにSanDiskのUSBメモリ 16GBもゲット!
ちと痛い出費ですが、この手のお買い物は、ワクワクします(^^)

外観はこれ!
高さはノーマルですが、ボードはLOWプロファイルのスリムタイプです。
フルサイズの光学ドライブが1機ついてます。

まずは、起動確認!
iiyamaのロゴが出ました。
今は、Mouse Computer傘下かな。

長いWindowsのセットアップを覚悟していたら、されてるっぽいぞ(^^)
中古救済のMicrosoft Registered Refurbisherプログラム製品だそうで
こういう時には面倒でなくていいですね~
それともお店でセットアップしてあるのかな?

流石にちゃんと起動します^^;
しかも何もアプリが入ってないので起動が激速い^^;
パソコン工房のショートカットが幾つか並んでます。

Windows10 Home バージョン 2004 ビルド 19041.867
もちろんネットワークには繋いでません。
真っ先に死神のUpdateが始まりますからね~
ちなみに、MartyPCは、
バージョン 1803 ビルド 17134.407でUpdate止めてます(^^)
前代のMartyPCは、Updateで再起不能にさせられました٩(๑`^´๑)۶

Intel Core i3 4150 3.5GHz
それにしてもこのPCとても静かです(^^)
このままNASのハードをリニューアルするつもりです。

上からの全体です。

マザーボード

マザーボードは「GIGABYTE GA-H81M-D3V-JP」
日本仕様なのか!
「All Solid Capacitors」に「UEFI BIOS 」だそうな
「M_BIOS」「B_BIOS」のDUALだけど、どう使い分けるのかな?(-_-;)
PCのDIYやらなくなってから十数年、随分と進んだ気がします。

「All Solid Capacitors」コンデンサは全てソリッド・・・つまり電解コンなし
ってことでしょうが、後で調べると
発熱と寿命に拘ったマザーボードなんですね~(^^)
最近のは皆、この方向なのかな?
出所:www.gigabyte.com

マザーボードの角のASSEM: に「JP」の刻印が!
まさか日本でボードを組み立てたのだろうか?!

メモリは、DDR3 1600 4GB x2の8GB

このマシンにUbuntuを入れて、
ZFSをマウントしてデータ吸い出し準備をやっていきます。
先に見つけてた、この人のやり方では、
Ubuntu 14.04 desktopのLIVE-CDで起動してるので
起動用のLIVE USBメモリを作っていきます。

まずは、14.04 DesktopのISOをダウンロード。
一番上の北陸先端科学技術大学院大学をクリックしましたが
600~800KB/秒のスピード
1.1GBなので、20分以上かかりました(T_T)
他は、もう置いてないですね~「Not Found」がでます。
後でよく見ると、httpsじゃないですね~怖っ!
こっちは「KDDI 研究所」にもありました。
3MB/秒以上出て速いです。
1.3GBですが、6分程かな。

ISOファイルからLIVE USBメモリを作るには、
ここを参考にさせていただきましたm(_ _)m
インストール不要の「Rufus」ってのを使うことにして、 
Rufus公式サイトからいただいてきます。

最新版は、2021.04.30でした。
これInstallerではなくて、実行形式ファイル1個だけです。
ちなみに、実行後もiniファイルとかできませんでした(^^)

最初の起動でこれが出ますが、マーティーは「いいえ」です。

起動画面

新品のUSBメモリを挿すと

こうなるので、[選択]ボタンで

さっきダウンロードした
「ubuntu-ja-14.04-desktop-amd64.iso」を開いて、

下の方の状態が「準備完了」になるので
[スタート]ボタンを押します

ボックスが出て
「書き込む際に使用するモード」とやらを聞かれるので
「ISOイメージモードで書き込む(推奨)」のまま[OK]して、

ここも[OK]して

ファイルシステム作成中の後、ISOのコピーが始まった途端
エクスプローラーが開いてびっくりしますが、閉じます。

95%過ぎで固まった様になりドキドキしましたが、5分程で完了!
「Ubuntu 14.04 LTS 日本語 RemixのLIVE USBメモリ」ができました。

では、オリジナルのWin10が入ったHDDと
光学ドライブのケーブルを外して、

Ubuntu LIVE USBメモリをバックパネルに挿します。
左のでかいのは、Wirelessキーボードのレシーバー(Bluetoothじゃない)
LANケーブルは繋いでていいでしょう。

そのキーボードは、これ。

BIOSで起動ドライブを指定しないで起動するかな~?
電源ON!
すぐにUbuntuのBOOTメニューがでました(^^)
一番上の「インストールせずにUbuntuを試してみる」します。

Ubuntuが起動し始めて~

あっけなく起動しました\(^o^)/
まあ普通のことなんですが、妙に感動します^^;
Ubuntuの生画面見るのは、10年以上ぶりかも?

キーボードショートカット一覧が出てきました。
これは初めて見ます。

取り敢えず、Firefoxを起動
何故かとっさに”ubuntu”をググっておりました(-_-;)
マーティー工房にしとけばよかった(^^)

HDDのマウントは、
Windowsで言う所のコマンドラインでやるので探します。
たぶんこの「Ubuntuソフトウェアセンター」かな?

こんな画面が出ました。

たぶん「アクセサリー」でしょう

ありそうな感じですが
コマンドラインっぽいのがないです。
昔~し、やったことはあるのだが...完璧なまでに忘れてます(T_T)

ググりました。
「ターミナル」と言うんですね~
[Alt+Ctrl+T]が手っ取り早いということで(-_-;)

めでたく、ターミナルが起動!(^^)

ZFSマウント手順を理解して頭に入れないといけないので
ひとまず右上歯車から[シャットダウン]します。


準備が整ったので、起動しないNASから4台のHDDを外して
新PCに接続してマウントしようと思いましたが、
ふと、頭を過ぎります^^;
Ubuntu LIVE USBメモリが、とても素早く起動するのを見てると、
NAS4Freeのシステム USBメモリも、
そのままGIGABYTEの新PCで動くんじゃないかな~
少なくとも起動時のスクリプトで何かわかるかも?
やって見る価値はありそうです。

NAS4Freeのシステムが入ったUSBメモリのバックアップは、
Win32 Disk Imager」ってのを使ってます。
「win32diskimager-v0.8-binary」なので「2013-06-04 14:49版」です^^;
元は、8GBのUSBメモリですが、
上でUbuntu LIVE USBメモリにしてた16GB USBメモリに書き込みます。

当然消してから書き込むので[YES]で通過して

8GBあるので、流石に10分ちょい掛かって終了。

そのUSBメモリをGIGABYTEの新PCに挿します。
LANケーブルは、まだ繋ぎません。
HDDと光学ドライブは、外したままです。

2013年の記憶をたどると
NAS4Freeの起動中は、モニタにスクリプトが走ってたので
このデジカメでモニタ画面の動画を撮ることにします。

では、電源ON!
おっ!めでたくモニタにBOOTメニューが表示され\(^o^)/
まだ解決したわけではないですが、いい方向に向かってる気がして
ワクワクして撮影を続けました。
途中で止まることなく、NAS4FreeのConsole Menuに辿り着きました。
エラーがないか確認の為、撮影した動画を確認していきます。
最初、いきなり、ここでどれにしようか読んでると、
5秒のカウントダウン後にdefaultに進みました。
たぶん「1.NAS4Free in Normal Mode」でしょう。

先を見ていきます。
どうもUSBスロットとか、新しいハードウェアを認識しているようで
以前は2coreのCPUだったのですが、
ちゃんとCore-i3の4coreを認識しています。

このショット4行目の「WARNING」が気になるが
dismountedなので、HDD積んでないからかな?
後ろの方は大丈夫っぽい。

その後、「Updating rc.conf」ってのが始まります。
IPアドレスやDefault Gatewayもここに入ってるらしい。

流石に4つのHDDは繋いでないので、invalidです。
でもエラー出てない・・・繋げば認識してくれそうな期待が(^^)

起動画面のConsole Menuまで行き着いたのであります\(^o^)/
Last loginの日時とか変ですが、ここまで来たということは、
USBメモリ内容は、元のハード上でInstallしたものですが、
新しいGIGABYTEのハードウェアに適応したということになります。
素晴らしい~!
一筋の光が見えてきた気がします。しかもかなり太いぞ(^^)

どうもSamba(ファイル共有)とか動いてそうなんですよね~
もしかして、LANケーブルを繋げば
元のWeb GUIが見れるのではないか?
もう一度、HDDなしで起動!

MartyPC(Win10)からPINGしてみます。
飛びませんね~(T_T)

NAS4Freeのモニタ画面のCUIからPINGコマンド送れるので

ルーターに向けて!

ダメですね~(T_T)

もう一度、動画を見返すと、
HDDなしなので
「WARNING: failed to start proftpd」や
「WARNING: failed to start smartd」になってるからかな~?

HDDなしでNAS4Free OSが起動することが確認でき、
しかも途中で元のHDDを探している。
ここまで来たら、HDD4台を繋いでやるしかなさそうです。
SATAのケーブルが伸びないので
前面パネルと光学ドライブを取り外して

SATAソケットの番号をよ~く確認しとかないと、間違えたら大変です。
ん?SATA2とSATA3しかシルクがない(´・ω・`)
両側の四角の1、0や3、2はなんだろう?

日本語版マニュアルを見ると
なんじゃこれ?
SATAは、0~4なのか、1~3なのかわからんな~
英語版マニュアルも同じ画でした。
GIGABYTEのサイトからマザーボードの写真をゲット
マニュアルと同じで、わからんな~(´・ω・`)
マニュアルの後ろの方に行ってみると
やっとありました!

もう少し後ろのページに行くと、これが!
SATA 3GとSATA 6Gとかだと、わかり易いんですがね~
こりゃ~紛らわしいですね~(´・ω・`)
マーティーが不慣れなだけなのでしょうが(-_-;)

SATA用の電源コネクタが足りないので
元のNASからこのアダプターケーブルを持ってきます。

GIGABYTE PCに4台のHDDを装着!
中には入れれないので上に積んで、ケーブルは何とか届きました。

ちょっと右側は汚いので隠して~^^;
フロント側からショット!

NAS4Freeのシステムが入ったUSBメモリは、
HDDなしの設定でconfファイルとかが変わってるといけないので
念の為、再度バックアップで書き込みます。
後一息っぽいので、ここは焦らずに慎重に頑張ります^^;

また起動画面を録画して確認しました。
途中のDefault GatewayへのPING チェックでは長い時間待ってました。
が、応答ないので、次に進んで、

時間合わせでntp server(pool.ntp.org)を探しに行ってますが、
見つからないとError吐いてます。

おかしいな~?
もっと前を見ると、EthernetのDriverは、ちゃんと入ってる様子なんです。

ルーティング設定関連もできているようですが、
最終的に「status: no carrier」になってます。
これは、ハードやOSの問題ではなく、
繋いでるネットワークに異常があるってことになりますが、
直前のLAN-SWには、別のPCが繋がってて、問題ないんだけどな~(・o・)?
LANケーブルしかあり得んでしょう!

で、この新品のLANケーブルに替えましたが、ダメですね~
NAS4Freeを再起動してみてもやっぱしダメ(T_T)
で、やっと思い出すのです。
Ubuntu LIVE USBメモリでやった時、繋がってたじゃん(´-﹏-`;)
外回りは問題ないってことであります。

ちょっとこれは泥沼に嵌りそうなので、後回しにすることにして
本来のデータの救済を先にしないと!

GIGABYTE PCのキーボードとモニタで操作していきます。
NAS4FreeのConsole Menuから「6」すると、shellに行って

FreeBSDベースのCUIになります。
1990年初頭だったか、MS/DOSを思い出します。
「cd /」して

「ls -l」すると
NAS4Freeシステムのrootのリストがでました。

「cd /mnt」「ls -l」すると、
お~っ!ZFSの「TANK」がリストされました。
マーティーが付けてた、ZFS POOLの名前なんです^^;

「cd /TANK」では入れませんね~
ならば「sudo cd /TANK」では、ん? sudoダメなのか?
sudoは、Linux専用命令? FreeBSDでは使えないのかな?
まあ、少なくとも、ZFSのTANKには、cdで入れないってことで・・・

そうだ、zpool命令ってのを見た記憶が!
「zpool list」!

でた~~~! 正しくMOUNTされてONLINEです。生きてます!\(^o^)/
あまりに嬉しいので特大で!(^^)
もうこれは間違いなく、データは全く無傷でしょう!
しかも元と同じNAS4Freeシステムとして動作しています。
ネットワークに繋がれば、完璧に復活するはずです。

「exit」でshellから抜けて

Console Menuになるので、ひとまず、シャットダウンします。

かなりの安心感で、ネットワークの対策に専念できます(^^)
それにしても何故ネットワークが繋がらないのだろか?
Ubuntu LIVE USBメモリで起動した時は、確かに繋がってました。

起動時の動画を改めて診ていきます。
ICMP(PING)の応答を待ってるということは
Ethernet Driverは、インプリメントされてるということですよね~
なのに応答がない(T_T)

ん~ん?
そうだNIC(ニック、懐かしい響き、今や死後ですかね)持ってた!
かなりな骨董品ですかね~^^;
ISA-BUSじゃないだけまだましか^

ブラケットが、LOWプロファイルじゃないけど、後でなんとかできるでしょう。

あちゃ~ ソケット形状が違う~
あえなく撃沈であります(T_T)
知らぬ間にPCIスロットの形状がこんなに変わったのか~(-_-;)
いや違う、よく見ると、PCI EXPRESSでした~^^;

ON BoardのLANで格闘するしかないのか~
もしかして、NAS4Freeでは、Giga Etherに固定されてて
直上のLAN-SWは、100BaseTだからではないだろうか?
同じSWの別のマシン(Win7とWin10)は問題ないのです。
NAS4Freeは黒ケーブルですが、Ubuntuでの確認でOKでした。

そんなことはないだろうな~と思いつつもダメ元で
BIOS立ち上げて、LAN関係を眺めてみます。
まずは、[Peripherals]の[OnBoard LAN Controller]のとこ

案の定、この2択です。

もう1箇所は一番下の[Realtek PCIe GBE Familly Controller]のとこ

Driver VersionやMACの確認だけで、設定はありません。

そういえば、倉庫をゴソゴソ・・・
ありました! このWiiで使ってたやつはどうか!

装着!

おっ!OnBoard LANの時は「ping: sendto: No route to host」
というメッセージは出てませんでした。
ちょっと様相が変わりましたが、
Gateway(Router)にPINGが飛ばないことには意味がありません(T_T)

外付けのLANアダプタは断念して、
また、OnBoard LANにケーブル挿して再起動!
今度は、ここで「1」して[Configration Network Interfaces]します。

下側の[auto-detection]が怪しいかも?

そこでENTERキーを押してみます。

これが出て[OK]すると

「No link-up detected」と出るだけ(T_T)

次は「2」して[Configration Network IP Address]にします。

固定IPでやりたいので、ここは[No]

現在の設定が表示され、これにしたいので、このまま[OK]

まあここは、普通のお家なので、
定番の「255.255.255.0」の「24」で[OK]

default gatewayもありふれた、これで[OK]

DNS、もちろん同じなので、これで[OK]

IPv6なんて使わないので[No]で^^;

ここも[No]で

何事もなくConsole Menuに戻ったので
再起動!

IP Address関連は更新されてるようですが
やっぱりこのICMPで応答ありません(T_T)

ならば、再び、Console Menuで「2」して

DHCPでやってみます。

次のここは、前と同じく[No]すると、

固定IPの時は、すぐにConsole Menuに戻ってたのですが、
「Initializing interface. Please wait...」で数秒待って
このメッセージが出ました。

Console Menuに戻って、shellからルーターにPINGすると
お~っ!通りました!

早速、MartyPCのFirefoxで
NAS4FreeのWeb GUI URLを入力!
これが出ますが、右下の[詳細情報]して

この証明書警告が出ますが、
マーティー自前のSSL証明書で問題ないので[危険を装置で続行]します。
まあ、毎度のことでして^^;

出ました!これこれ(^^)
いつものやつです\(^o^)/

ログインすると、システム情報が出ます。

Web GUIから固定IPに変更してみます。

タイプを[スタティック]にして固定IP[192.168.0.4]にします。

一番下の[保存]ボタンで設定完了なので押すと、

再起動してくれと言われました。

リブートします。

リブート後は、
繋がることはありませんでした(T_T)
当然、MartyPCからのPINGにも応答しませんでした(T_T)
DHCPはOK、固定だとNG、どういうこと?摩訶不思議です(・o・)

どうもおかしいです。
こんなこと初めてです(´・ω・`)

ふと、閃いて、というほどでもないですが^^;
Console Menuから[2) Configration Network IP Address]を開き
固定IP:192.168.0.4がダメだったので
別の固定IP「192.168.0.2」でやってみると、

ダメだった「192.168.0.4」では
いきなりConsole Menuに戻ってたのに、このメッセージが!
今までの経験で、これは、上手く行ってますね~

固定IPを「192.168.0.4」⇒「192.168.0.2」にしただけで
双方向でPINGも通るし、Web GUIも開いてログインできました。

NAS4FreeのSamba(共有フォルダ)も問題なく動作してて
MartyPC上のショートカットを「4」⇒「2」に変えたら、ちゃんと開き
中のデータも消えてる形跡はありません。

この時点で
4台のHDDのS.M.A.R.T.情報を確認、全て「PASSED」(^^)

NAS4Free Ver.9.1のサービス一覧です。
あれっ?FTPのステータスが「」になってます。
また難題が来たのか?(T_T)

Web GUIの[サービス]-[FTP]して
一番下の[保存して再起動]すると
FTPだけを再起動することができます。

無事FTPのステータスが「」になりました。ふ~っ(^^)
沢山のサービス(機能)がありますが、使ってるのは、3つだけです^^;

その後、数台のWindows PCから
NAS4Freeの共有フォルダにアクセスしてチェックしました。
そして、再度、Console Menuから
「192.168.0.4」に設定したら、ネットワークに接続できたのです(^^)
でも、再起動したら、ネットワークに無視されます(T_T)

完全に復活してるんですがね~
IPアドレスだけ不可解な症状が残ります(T_T)
「192.168.0.2」にしろ「0.4」にしろ固定IPでは、
再起動すると、ルーティングに必要なIP関連は設定されてるのに
ネットワークに繋がらなくなるのです。
Console Menuで一旦DHCPで接続してから固定IPに変更するといけます。
兎に角、再起動で何らかの情報がCLEARされてる感じなのです。

可能性はとても低いですが、ルーターが弾いてるのかも?
工房の基幹ルーター(といっても1台ですが)は「YAMAHA NVR500」
「ISDN対応オールインワンVoIPルーター」2010年発売のですからね~^^;
ISDN・・・関連機器に関わったことがあって、マーティには思い出深く、
INS64やINS1500とかあったな~
2024年に廃止らしいけど、POSやATMにまだ残ってるらしく大変そうです。
話はそれましたが、
ルーターのログには警告のようなものはないですね~

FTPS(FTP over SSL/TLS)を建ててから外部攻撃がどんどん来るようになり
昔は、廉価なルーターだったので、数日おきにフリーズしてました。
中身はよくわかりませんが、このファイアウォール機能は最強にしてます。

前のマザーボードでは、再起動してもこんなこと起きなかったし
ずっと「192.168.0.4」で運用してたのです。
本来、NAS4Freeの再起動は、必要ないのですが
年に数回、やる場合があります。
それと、年に一回、停止して中の埃を掃除します。
その度にモニタとキーボードつけて、
DHCP⇒固定IPの設定をしなければいかんのかな~(T_T)

執筆中にもう一度やってみると、
「192.168.0.4」で動作させてたものを
再起動すると、今まで通りネットワークに繋がりません。
で、LocalのConsole Menuで一旦「192.168.0.2」にすると、

ネットワークに繋がり、Web GUIから見れます。

その状態から、DHCP設定にせずに、いきなり
「192.168.0.4」に戻すと、

ネットワークに繋がりました。
でも再起動するとダメなんですがね(T_T)
いずれにせよ、再起動したらモニタとキーボードは必須です(T_T)
やっぱし、OS自体に問題があるのは確実のようです。

最初のBIOS起動しない件といい、今夏の怪奇現象、多過ぎです(´・ω・`)
BIOS起動しない件と共に、ひとまず、この件もお蔵入りですね~
マーティーが何か大ボケやらかしてるかもしれません(-_-;)
何かお気づきの点がございましたら教えて下さいませm(_ _)m

それよりも、この状態じゃ
テーブルを占領されて何もできないので
早くなんとかして、元の場所に収納しないといけません(T_T)

できれば、この三段重ねのは、このまま入れれるといいのだが...

ひとまずここで終わりま~す^^;
HDDの組み込みは「その2」へ持ち越ししないと
もう読むのもお疲れになったかと(-_-;)

4 件のコメント:

  1. 流石です。ZFSは滅多に壊れないので助かります。うちのマシンは危ない状態のスライスは切り直しました。BIOSブートかUEFIブートでスライスの切り方を変えれば安全になることがわかりました。
    いずれにしてもインストーラー使わないので、どうにでもなります。13RのZFSはopenzfsになったようですが、とても良いです。

    返信削除
    返信
    1. いやいやお恥ずかしい。
      システムがこんなに柔軟に対応してくれるとは夢にも思わず、かなり遠回りをしてしまいました(-_-;)

      折角コメントいただいてるのですが、私の今の知識は、
      sbinさんの言われてることが半分も理解できないのです(T_T)
      たぶん、数年後に故障したHDDの入れ替え作業が来るんじゃなかと危惧しています。
      予備のHDDは、1台買ってるんですが、
      どうやったらいいのか、まだ知りません(T_T)

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  2. 固定IPだったから、以前のテーブルにあって繋がらなかったのかなぁと思いました。

    何処かに書かれてましたが、FTP開けておくと攻撃が激しくて堪りませんね。

    sftp とか sshfs とか試してみて下さい。
    sambaが入らなくなります。

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  3. sbinさん、いつもありがとうございます。

    再起動後に別の固定IPにしてから元の固定IPにすれば行けるのは、
    ARPテーブル残ってるんですかね~?
    でも以前のマザーボードでは、この現象が起きてないんです。
    Updateしてないので同じシステムのハズで、摩訶不思議現象です(T_T)

    流石に平文のFTPは怖いですよね~
    FTPS(FTP over SSL)でやってます。
    今の所、最初のコントロールコネクションまでは張られますが
    ユーザー認証が弾いてくれてます。
    このNAS4Freeでは、同時にSambaも動いてます。

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