前回「小型工作機CNC2418 その80」で
30000rpm超のブラシレスモーターであることが確認できて、
手持ちで削ってみたら、CNC2418に乗せてみたくなりました(^^)
すぐに乗せたいけど、色々と難関があります(T_T)
まず、モーター本体の発熱が大きく、長時間稼働には、放熱必須です。
それと、外径がちょっと小さいのです。
AliExpressのこの写真に寸法が載ってました。
一方、CNC2418に装着するには、この径にしないといけないので
放熱を兼ねて、上の径39.5mm部分にアルミを巻くことにします。
厚いアルミの平板を円筒にして巻くのは自信ないので
「アルミパイプ 直径45ミリ肉厚2ミリ
長さは1センチ単位で自由カット (1-10センチ)」
ってのを10cm調達します。
[1-10センチ]・・・何も指定しなければ、MAXの10cmになります。
このケイワークスってとこ、短いの切売りしてくれるので助かりますね~
アルミパイプは、直径45mm、肉厚2mmなので内径41mm
一方、モーターのここは、実測でも39.5mm
41-39.5=1.5mm
周囲の隙間は、1.5÷2=0.75mmということになります。
規格上、0.5mm、0.8mmしかないので、クリアランスも兼ねて
加工中に傷が入らないように保護テープも貼って、
おなじみ、BOSCHのカットソー GMF250CEにセットします。
適当なボルトを探してきて
グラインダーでちょっと刃物風に削りました。
このクランプで
かなり締め込めば、折り目がつくかと考えましたが
仕方ないので、丸ヤスリで削ります。
M3ボルトで固定できるようになりました!
赤塗は、もう少し削ろうかと印をつけたけど
CNC2418さん、久しぶりの外観登場です!
しかも外郭が、Z軸ステッピングモーターに微妙に当たるんです。
0.5mm厚のアルミ板 100X200mm
「エッグス Eggs 75-722B」というのをヨドバシカメラでポチッ!
「お取り寄せ」ですが、送料無料なので(^^)
価格:¥226(税込)
40 x 3.14=120ちょいなので、長辺200mmあれば大丈夫です。
何でも送料無料のヨドバシカメラ便利です^^;
到着前にケーブルを加工しておきます。
回転位置センサー出力のリード線が横から出てる(赤丸部)と
アルミパイプを被せる時に邪魔なのです。
一応、動作チェック・・・ちゃんと動きました(^^)
で、
アルミパイプの内径:41mm、モーター外径:39.5mmなので
モーターに巻く、0.5mm厚のアルミ板をカットしていきます。
金切り鋏だと、どうしても曲がったり反ったりするので
最初に丁度いい長さにカットしとけば~(T_T)
良く切れるので愛用しています。
一応、切った時に部材が反り難い刃形状にはなっているのですが、まあ、金切り鋏だとどうしても反ってしまいます(T_T)
逆さにするとモーターの重みでゆっくりとずり落ちてきます。
喜びは程々にしておいて、次の難関にかかります。
アルミパイプの外郭をモーターの3つのネジ穴で固定したいのです。
ほぼ、45 x 3.14=141mmですね。
この赤線の所に切り込みを入れたいのです。
アルミパイプにこの様に入れます。
真横から
ゴソゴソと余り木BOXを探して、これがいいかな。
作った時以外は、全く使っておりませんが(-_-;)
MDFの厚み9mm、アルミパイプの直径45mm(9x5)なので
固定用のガイド板というわけです。
寝る前に、こうゆうやり方を考えるのは楽しいですね~
考えすぎると寝られなくなりますが(-_-;)
アルミのカットには、このブレードを使います。
アルミの切断OKです。
品番:AIZ32EPBですが、今や廃品種です。
ちょっと斜めかな~
刃は、2.8° 20000min-1で振り子のように往復動作をします。
金切鋸を短い距離で高速に動かしてるのと同じです。
なかなか真っ直ぐは難しいですね~(T_T)
たぶん、下の溝が1stカットだと思います。
上のと似た感じかな?
折り曲げのガイドラインを引きます。
ナットを刃の部分から15mmの所に付けて
4年以上前、「小型工作機CNC2418 その10(円盤ノコギリ)」
R47ですが、R45のアルミパイプの当木に丁度いいです。
加工の残骸、取っておくもんですね~
2mm厚アルミは、想像以上に手強く、びくともしませんでした(T_T)
深さ、0.5~0.7mmだと思います。
ありゃ~っ!コレットの胴体が当たってる~(・o・)
曲げシロが想定より短くて済んだので、曲げた部分が少々長めになったのです。
モーターを入れると、
あらら、ちとズレてボルトが1ヶ所しか入りません(T_T)
やっぱ、現物合わせでなく、図面を描いて印刷するべきだったな~(-_-;)
Fusion360のPDF出力が有料になってるからな~(T_T)
この程度の2D図面はInkscapeでもできたんですが...
24V 40mm角のファンは、早くから届いております。
価格は、倍近いですが、Oil Sleeveより長いLife TimeのBall Bearing
US$ 8.19/2個(45% OFF、送料無料)
AliExpress.com Product - 2 Pieces 5V 12V 24V 4010 40mm Cooling Fan 3D
Printer Cooling Fan DC Brushless Fan Sleeve/Ball Radial Fans 40x40x10mm
Fan
何と最速新記録の8日で届いたのです(・o・)
Trackingを見ると、注文日にChinaから発送して5日後に通関完了
SinoExは、国内を佐川便が請け負うようになったようで、
佐川急便が伝票付きで「印鑑ください」と
小さいな安いパーツで普通ならポストポンの荷物なのに
ちょっと申し訳ない感じ。
内径41mmのアルミパイプに内蔵しようと考えてました。
4010タイプ、寸法通り40mm角なので
ドライブボードの取り付け方法は、まだ考えてないけど
三相とセンサー配線の長さからして、遠くには置けません。
ファンは、奥に入れるけど、モーターの三相リードに当たるので
奥に入れ過ぎないようにしないといけません。
天然ゴム製、品番「KGE-9A」のシールがあるので
0.8mm厚の200X300のアルミ板をヨドバシカメラで仕入れてます!
エッグス Eggs 75-716B というものです。
これも送料無料なので、「お取り寄せ」してました(^^)
その辺のホームセンターにも売ってるんですが、まあ^^;
モーター配線の分、ファンをモーター後端より2cm離すことにして
間に入れるアルミの輪っかを
0.8mm厚アルミ板を、先の0.5mm厚の時の要領で曲げて作って
今回は、事前に長さ方向もカットしました^^;
(41-0.8x2)x3.14=123.7mm と最小径で算出するのがいいようです。
実は計算ミスって、また金切鋏のお世話になったのですが...(-_-;)
これからの加工作業で傷がつかないようにテープ巻きました^^;
このグロメットがよさそう。
いつどこで買ったかすっかり忘れました(-_-;)
そこだけ保護テープ剥がしました。
ボール盤で、まずは、2mmの穴を開けて~
三相ドライブのリード線の長さが異なっていて、
「赤 < 白 < 黒」なのです。
この様に時計回りで処理するようになってるので、
この位置(左のテープ剥いだ丸部)に穴開けることにします。
モーター端子には、下から赤、白、黒ケーブルが入ります。
10mmドリルで広げたいところですが
強く固定できないくて、ガガガ~と失敗する可能性大なので
ちょっと手持ちのモーター三兄弟を並べてみました(^^)
左から775、今回のブラシレス、300Wブラシ
右の300Wは「小型工作機CNC2418 その79」で回したモノです。
外径は、左から44.5mm、45mm、52mm
300Wのコレットは短いタイプですね~
短い方が先端ブレが少なくなっていいのだが、単品は無いみたいで(T_T)
ちょっとCNC2418に取り付けてみます。
見かけはいいですね~
右のボタン群は、
でLaserのTTL信号ボードなど2ヶ月程かかって製作したものです。
上からRESET、ABORT、RESUME、HOLD、Laser12V ON/OFF。
失敗しそうな時に、マーティーが素早く操作できるようにです^^;
怖い時も、HOLDボタンに手をおいとけばいいので安心です。
オリジナルの775モーター径44.5mmで
この径45mmですが、0.5mmの差が意外と大きく
締め付け用のヘキサボルト全開してもギチギチでした。
0.5mm位かな?
この位置より下に取り付くので、入れる時だけなので・・・
いやいや、Z軸を上げたら当たりますよ!と写真見て気づく始末(T_T)
マーティーの頭脳、連日の暑さにやられてるのか(T_T)
ステッピングモータの下の木材パーツは、もう4年も前になるのか~
「小型工作機CNC2418 その13」で付けたUSBカメラ用の取付具です。
それに付けてもいいけど、
モーターと一緒に上下させないと配線の長さが足りんし、
三相やセンサーのリード線の屈曲も心配だし(´-﹏-`;)
・・・今頃になってファンの風向きを確認します(-_-;)
ファンのラベルを外向きで、電源線を引き出し易い方で考えてましたが
これだと、ラベルの方へ吹き出し、
つまり、下のモーター側から吸い込みになることが、判明(-_-;)
放熱的には吸い込みの方が良いのかもですが
切削屑を吸い込むのが嫌なのです。
ファンもブラシレスなので+-逆では回りません。
3相のリード線も横穴から通して結線してみました。
短いのでかなり入れ難い(T_T)
少しばかりリード線を延長せざるをえないようです。
その前に、今の状態で放熱が大丈夫か確認しとかないと
ヒートシンクの形状が変わると振り出しに戻りかねないからですね~
温度測定は、これ使うことにします。
電源:4~28V、2ポイント同時測定できます。
防水の温度センサーが付属していますが、
普通のサーミスタの「NTC 10K」でもいけるんじゃないかと。
昔は、US$ 1.81(11% OFF)だったのだが...
準備完了!
昔は、US$ 1.81(11% OFF)だったのだが...
準備完了!
付属温度センサーは、でかいので便利な輪ゴムで留めました(^^)
一応、部屋はエアコンを27℃に設定しています。
さっき、ちょっと回したので、ちと表示がズレてますが、
回す前の室温は、ピッタシ同じでした。
ほぼ30000rpmのハズです。
上の写真のようにカーペットの切れ端に置いてますが
ここで電源OFF
写真観ながらEXCELに打ち込んでます。
5、6分辺りから傾斜が緩くなってるのは、ファンの効果のようです。
これは、無負荷ですが、負荷がある加工状態で1時間とか回し続けたら
50℃以内に収まるかな~厳しそうだな~
10分時点でモーターOFFすると同時に内蔵したファンも停止するので
一旦、温度が上がってから下がり始めてます。
DriverのPower MOS-FETは、ここまで上がるとは思ってなかったのですが
ヒートシンクは、まあいいサイズだったようです。
一回り小さくしたいんだけどな~
三相制御ICの頭を測ってみると48.6℃
おはようございます!
返信削除いよいよCNCの本格再始動ですね。
当方のHamつながりの知人もCNC3018を入手されました。
今は、知ったかぶりしてますが、現役技術者なのであっという間に追い抜かれます。因みに私も3018入手しています。購入すれば使えるという錯覚に毎度陥っています。(笑)
昔青年さん、こんばんは~
削除いやいや、CNCで何か作りたいものがあるわけではなくて、
偶然、30000rpm超えのモーター見つけたので
今は、ちょっと試したい気持ちだけです。
アルミがバンバン削れれば、作れる範囲が広がって・・・という夢はありますが^^;
CNC3018を入手された知人さん、今頃ワクワクの夢心地でしょうね~
私もワクワクが止まらなかったのを思い出します(^^)
すぐに使えないところも楽しですね~
オーダーしたくなります
返信削除sbinさん、こんばんは~
返信削除ありがとうございます。
見かけだけは、いいですよね^^;
いきなり真夏になったので暑すぎて進んでおりません(T_T)
使い物になればいいのですが
結局は、頑丈な筐体じゃないとダメってことになるかもです。
こんばんは、楽しみにしてます。
削除私はZFSにはまってやる気が出なかったのですが、、ようやく復帰できそうです。
今週はいよいよ撃ってみます。
何と奇遇な!
削除私もこれからZFSにハマりそうです(T_T)
伝染するんですかね~
レーザーは長いこと撃ってないです~(-_-;)
ZFSは完全解決ですが、レーザーは冷却に奮闘してます。1晩冷やさないと25度まで落ちませんが、怪しいので冷やしてます。
返信削除gptの甘い罠は、2TBを超えた辺りで発病します。
CO2レーザー管、冷やし過ぎもいけないようで、
削除何℃が本当の適温なのか、未だにボワッとしてます(T_T)
もうMBRとGPTの違いがわからない世代になってしまいました(T_T)