愛用のDREMEL 4000、急に動かなくなりました(T_T)
こんなテーブルソー・モドキで切ってた時です(-_-;)
とやらを使って
プロクソン 細目50mm No.27015
外形:Φ50 厚み:0.5mm 山数:80
[Amazon CM]
穴径:Φ10なので、マンドレルというかシャフトは自作です(^^;
歯には、max. 8000 /min と刻印がありまして
厚み2mmのABS板を切る時に
溶けるかもなどと、ちとビビッて( ゚Д゚)
SPEEDダイヤルを最低「5」の5000rpmでやったら
トルクが弱くてだいぶ回転数が落ちてきたけど
止まらない程度でチマチマ切ってたら、突然止まったわけなのです。
丸鋸が切削進行方向に完璧に平行でないので
切ってると段々重くなっていった訳です。
自作シャフトは完璧なのに(^^;
コレットで締めると僅かに傾くのです。
(これは、傾きが直った後の写真です)
DOREMEL 4000のコレット
純正のはアルミ製なので、締め付けが弱い気がして
いつもは、Amazonのここで買った互換品の真鍮製のを
愛用しております。
[Amazon CM]
で、純正のコレットに替えてみると
何と!シャフトの傾きがなくなったのです。
試しに根本の径を測ってみると~
この純正のは、4.36mm
関係しているかもしれません。
時は、止まった直後に戻ります(^^;
たぶん復帰タイプのサーマルプロテクタやろうから
冷えれば復活するだろう~
と、1時間ほど待ってもう冷えただろうと、スイッチ入れますが
うんともすんとも、まだ本体が微妙に温かいからかな~?
数時間後、もういいだろう!
と、スイッチ入れますが、シ~ン(T_T)
どうやら復帰型のではなくて
ワンショットの温度ヒューズのようです。
最悪の、制御系が壊れてたら嫌だな~(>_<)
周りのビスを外して、ブラシも外します。
滅多に出番がないトルクスねじ用ヘックススローブレンチ
六角形の星型で中央に穴付きであります(^^)
矢印の先に温度ヒューズがありました!
もう片方は、ブラシの電極に繋がっているので
この状態で補修パーツがあるんでしょうね~
すぐ欲しいので、ホームセンターへ!
[Amazon CM]
しか~し、ホームセンターを3軒回るも
96℃の次は、119℃しか置いてなく、何故か109℃がないのです。
売り切れではなく、そもそも置いてない様子(´・ω・)
すぐに復活させたいので、96℃のを買ってきました。
ヒシチューブを取り去ると
こっちは、カシメですね~
構造上、こっち側に設定温度で溶ける樹脂があるからかな~
同じように整形して取り付けたいのですが、
このままでは、立体的に整形するのは難しそうやし
また交換する時に楽ができるように
少し固まってきたので外して~
やっぱし、温度ヒューズの半田付けは、両端子とも止めた方がいいかもと
この細めのスリーブも買ってきております(^^;
ちょっと長すぎるので、カッターで
モノが小さくてカシメ工具や普通のペンチが使えないので
この小型のネジザウルスで
立体整形が巧くできました(^^)
うまく嵌らないので、写真撮って拡大して確認したら
何かに引っ掛かって開いた状態でした(-_-;)
めでたく復活しました!(^^)!
コレットを純正品に戻したら丸鋸の傾きも直って、
無事残りの部材は、8mm厚のヒノキ板も
回転があまり落ちずにスル~っと切れました。
ちなみに、切れたやつの側面を削ってみました(^^;
左側の白い樹脂が特定温度で柔らかくなり
思うに、普通、この手の機器には、
復帰型のサーマルプロテクタが付いているんですがね~
ちょっと探してみると、この手のは沢山出てきます。
電気ポットとか分解した時に出てくるやつですね~
110℃品があり、まあまあの価格ですが
黒い部分でΦ15.6もあって結構でかいんです。
22円(送料 180円)
探し続けてると、こんなのが!
TO-220サイズなのでとても良さそうですね~
60円(50% OFF、送料:193円)
AliExpress.com Product - 温度センサー付きサーモスタットスイッチ
KSD-01F
「Normal open」ってのもあるんですね~
デフォルトが「Normal open」になってるので
「Normal closed」にしてポチっ!
定格電流の確認を忘れておりました(-_-;)
ポチッた後で、お店のサイトを下の方に行くと
「Contact load: 220VAC 1.5A or 24VDC 3A」と記載が!
Google先生曰く「KSD-01F」
Shenzhen Rui Chi Electronics Co., Ltd.,製のようで
このPDF Datasheetで定格電流を見ると
「Contact load: 220VAC 2.5A or 24VDC 2.5A」だと
こっちのDatasheetを見ると
「触点負載:220VAC 1.5A 或 24VDC 1.5A」
ん~ん(・ω・)
DOREMEL 4000は、100V 135Wとあるので~
単純計算で1.35A流れるわけで
もし「1.5A」の方が本当なら、
プロテクタ自体の発熱でプロテクトが働く可能性があります。
もっといいのありそうなんだが~
・・・・・
ありました!
2A、5A、10A品と5種類並んでいます。
外装がPlastic、Ceramic、Metalで異なる様子。
Plastic外装の KSD9700 5A
14円(-15% OFF、送料:179円)を2個ポチッ!
43円(-15% OFF、送料:179円)も2個ポチッ!
同じ店からなので、同時にポチると追加送料ありません(^^)
AliExpress.com Product - サーモスタット温度スイッチ KSD9700
そのままでは、全体が嵌らず飛び出すので
そうなると、こっちのブラシ電極の真下に入りそうな感じもするけど~
ヒシチューブを被せて半田付け作業終了!
店のサイトの下の方に、この表があります。
20℃ってのもあるんですね~
マーティーが発注したのは、赤枠の2種類。
オリジナルの温度ヒューズ:Φ4 x 15mmってとこなので
一番下の「超小型」が近いですが 2A品なんです。
SHENZHEN BOYECHUANGZHAN ELECTRONICS CO.,LTD
のこのPDFのようですが
Metal と Plastic しか載ってません。
さ~て、到着予定は、1.5カ月ほど先らしいので、
それまでは、温度ヒューズで恐る恐る使うことにします(^^;
・・・待つこと約2週間
別のものを同時に発注してたので
アップグレードというやつで、纏めて届きました。
まだAliを知らない時に、PS3の修理の為にAmazonで買いましたが
箱の仕様によると、550℃までいけます。
もう同じものは売ってないのでアフィリンクは付けてませんが(^^;
「ホットガン」で検索すると色んなモデルが現れます。
ホットエアーガンは、折り畳み式ギタースタンドに置いて~
こういう状態でやっておりま~す(^^;
温度計は、TM-902C K-Type熱電対のであります。
318円(28% OFF、送料 263円)
注文 750円 以上で迅速配送とのこと
でなければ、いつもの2か月後の予定です。
このテスト用に頼んでたわけじゃないのですが
少し前に届いたばかりで、ドンピシャのシチュエーションです(^^;
吹き出し口から温度センサーは見えず
どこの温度なのかよくわかりませんが
70℃辺りから微妙にしか上がってくれず
が、OPENになったのは、141.4℃!!!
本当は、カオリンの粉末を水で溶いたものを塗って
熱電対を非測定物に固定するといいのですが
そんなものないので、ポリイミド・テープで
熱電対をサーモスイッチ外装にグル巻きで固定して
今度は、表面温度:116.5℃でOPENしました。
定格:110±5℃ より高めですが、表面温度と内部温度の差か
逆に下の金属板の上昇が遅かったのでしょう。
では、108℃まで上げた所から
OPENする所までを動画で!
(一応、ホットエアーガンの爆音は絞ってますがご注意ください)
ちと長いですが、1分4秒後にOPENします(^^;
ヒートガンを止めて、冷えていくと~
72.8℃でCLOSEしました。
定格:75±15℃なので、いいとこです。
今回の用途では、50℃とかでも問題ありません。
こちらは、12秒後にCLOSEになりますが
サーモスイッチの中のバイメタルが戻る「プチン」という音が聞こえます。
6個全ての動作確認して、どれも動作温度は同等でした。
AliExpressの[配達確認]ボタンを押しときます(^^;
さ~て、どれを使おうか?
TO-220のは、定格2Aなので~
10A品のセラミック装甲(写真上側)より
プラ外装(写真下側)の5A品がやや小さく
温度ヒューズと同程度の厚みでよさそう
ポチッた時は、楽勝で内蔵できると思ったのですが
いざ温度ヒューズと並べて観ると
今更ながら、DREMEL 4000の中に入るか不安になってきました~(-_-;)
再び、DREMEL 4000の殻を開けます。
が、ん~ん、参ったな~
やっぱし簡単には収納できそうになさそうだな~(>_<)
ここは、モーターからの気流が来ないので
元の温度ヒューズの場所より温度が上がり難くそうですね~
蓋の方のブラシ電極を押さえているリブの間が良さげなのですが
赤丸部のリブの根本の方を少し削れば、入りそうなのですが
リード線をモーターのローターに接触しないように
蓋を被せながら処理するのは、不可能っぽいので、この場所は、ボツ(T_T)
そうなると、こっちのブラシ電極の真下に入りそうな感じもするけど~
ステータ巻線からのリード線が通っているので、
そのリード線のコースを変更しないといけません。
無理っぽいな~
30000rpmを超えるので、細かくバランス調整されてるんですね~
一応、動画でどうぞ
おっ! 軸受けの傍に良さげなスペースが!
ちょっと入れてみます。
どうやって固定するかは置いといて、スペース的には、良さそうです。
温度上昇的にも元の温度ヒューズの場所に近いでしょう。
火花がバリバリ出る場所ですね~
サーモスイッチのプラ外装が溶けて中が剥き出しになると
修理不可能のダメージを受ける可能性大なので
セラミック装甲のにしてみます(^^;
長さはほぼ同じですが、幅と厚みが一回り大きいんです。
ステータからのリード線の下を潜らせて~
ここはダメだ~
このスリットは前方からの空冷の気流の通り道で
それが塞がれてしまいます(T_T)
元の温度ヒューズがあった場所に縦に入りそうなんです。
どうゆう訳か左右対称ではなく、
写真上のボスの方には隙間がありません。
このボスの隙間に黒線をグ~っと入れ込んで
サーモスイッチの下の方を通すことができれば、いけそうなんだが
ちょっと狭すぎて入りません
今改造の真っ最中でした(-_-;)
ちゅうことで手動ヤスリの登場です。
20年以上使ってなく、買った店すら思い出せません。
この状態で蓋も閉めることができます。
もう少しの所なのですが
どうも青線の処理が気に入りませんね~
青線は、下側の赤丸部の金色端子に繋がっていて
ブラシ電極の赤丸部と接触する構造になっています。
温度ヒューズ部分の取り換えを簡単にするためです。
そのブラシ電極の接触端子(青線の先っぽ)は取っ払って
サーモスイッチのリード線と一緒に半田付けすることにします。
できました!
基板からの青線とサーモスイッチの黒線を繋いで~
ブラシ電極とは、シリコン線2本(芯線がやや少ないので)で繋いでます。
手が足りないので
ワニの口を借りてやりました(^^;シリコン線にしたのは、
サーモスイッチの手前の隙間に入れ込み易くする為です。
赤丸部のステータ端子にサーモスイッチの線を差し込み
改造完了!(*^^)v
温度ヒューズが入ってると分った時点で
すぐ切れそうで、ビクビクして今までの様に使えなくなって
精神衛生上もよくないのでありましたが(+_+)
これでまた以前の様に心おきなく使えます(^^)
今回の教訓は、コレットの件は置いといて~
SPEEDダイヤルが遅い時は、
トルクがかなり落ちるので注意しよう!ってことですかな(-_-;)