2024年11月7日木曜日

焼肉排煙システム2号(第二部)

第二部であります。
第一部で真夏の暑い日々を頑張って
やっと大穴が一つ開いた所でありました。

<9月11日 第33日目>
さ~て、そろそろ、ファン関連にも着手しないと!
中央のBOXの位置を変えたいので

このロングボルトを緩めようとしたら
ボルトが曲がってて、製造時に強烈に締めてる様子。
ドライバーでは、全く無理(T_T)

バンドは捻じれてるし

これでも挟み難くて全くダメ(T_T)

ネジ山も崩れてきているので
こいつでカットすることにします。

バンドを外せました。

角ナットがこんなに斜めに付いていちゃ~ね~( ゚Д゚)

元のは、ぶった切ったので
これ使うことにします。

天井近くに取り付けるので、
後から中央のファン部分を外し易いように
ボルトは、下から差し込みに変更します。
このままでは、BOXが壁側なので

回転させて
手前側に移動しておきます。

ついでにBOXの中身も拝見!
左上のICの品番は消されてました。
ファン回転数の挙動からしてPICだと思われます。

Hon&Guan社のモデル品番:HF-200PMZC
今は、モデルチェンジしているようですが
リモコンだけがグレードアップしている様子。
外観図と

寸法図を見つけて
一応、入手しているファンと相違ないことを確認して

物置部屋に取り付けるファンの位置を
パワポに1/10縮尺で描いて
あれやこれや検討します。
左側のサムネイルは、検討の履歴です。

マーティーしか理解不能でしょうから、一応解説を^_^;
中央の緑四角がファン
左の赤線が第1開口部、右上の緑線が第2開口部
左から右方向へ排煙します。

<9月12日 第34日目>
気まぐれで、また穴開けに戻ってきました('ω')ノ
マスキングテープを張って
左側の穴と高さを合わせて
第2穴の中心は、赤丸部に決定です!

中心の穴開けは、またこの垂直治具を使います。

穴開け位置のすぐ下の
外に通じるドアを開けて
このドリルビットで貫通できることを確認します。

では、開けます!

開け終わって
外側からドリルビットを差し込むと

内側にすんなり貫通して出てきました。
中は、断熱材はなく、空っぽのようです。

その辺に転がってた奴で
簡易コンパス作って~

穴の外形を描きます。

ドアからは、これくらいの位置
思惑通りでよさげです(^^)

内壁にも

ベニヤ板なのでジグソーのこのブレードでいきます。

今回は、トリマーと丸鋸以外の工具がフル出演です(^^)

切れ端が落ち込まないように、
わざわざテープで固定してやってたのに
天井にジグソーの定規が当って
上の方を切ることができません(T_T)
第1穴も同じ状況だったのに学習してないのです~(~_~)

ジグソーで切った部分を取り除くと
中は空っぽで、防水シートが見えます。
その向こうは、サイディングボードだけです。

残りの部分は、これでやろうかな

一番小さい3mmのを
ドリルに装着して~

ガガガガ~っと削っていって

まあこんなもんでしょう(^^ゞ

VU管ソケットのパイプと
スパイラルニップルを差し込みます。
グッドです!(^^)!

まだ第2穴のサイディングボード側が残っていますが
2つ穴の全景
VU管ソケット、まだ1個しか加工してないのです。
第2穴の外側のサイディングボードへの穴開けは、
外に繋がるので、できるだけ最後にする予定なのです。

<9月13日 第35日目>
また、ファンの取付に戻ります。
1号機では、低音振動が気になっていたので
というか、テーブルの真横1mほどでしたからね~
今回は、振動吸収ゴムをゲットしております。

防振ゴムに関しては、全くの素人でして
なかなか小さいのがなく、色々探した挙句、
「大野ゴム 低荷重用防振ゴム OAT15150」
・低周波領域の振動軽減に効果を発揮
・使用推奨周波数(Hz):15
で決めました。
・許容荷重(kgf):2.3
ファンの重量が約5Kgなので4つ使えばいいでしょう。
アマゾンのこれ(広告です)
\517/個 でした。

指で曲げると、固すぎず弱すぎずで
高価だったけど、直感的にいい感じの弾力です。

先の図面から
ファン台座(水色四角の所の黄色の四角)だけを抜き出して

GIMPで実寸にして

A4に印刷します。

その上にファンを置いて

取付穴位置が合っているか確認します。

フローリング材の切れ端を
所定のサイズにカットして

ボルトが隠れる厚みが欲しいところですが、ちと足りない
後で何とかできるでしょう。

Φ5ボルトなので
Φ5.5のドリルビットでいきます。

用紙を張った板に穴を開けました。
これがファンの台座になります。

紙を剥がして
一応、寸法チェックしときます。

ファンに防振ゴムを取り付けて~

台座に差し込みます。
寸法ピッタシなのでスルッと入りました!
バッチシです!(^^)!

裏から

揺れ具合を動画で!
どれくらい振動を吸収してくれるか判りませんが
揺れ具合から効果ありそうな予感がしますよね(^^)

<9月17日 第39日目>
防振ゴムのボルトの飛び出し部分は
このアクリル板で補間します。

Φ5.5で穴開けて、台座の上に載せます。
穴位置は、ピッタシです(^^)
ひとまず、これは、置いといて~

先にファンを設置する棚を造っていきます。
まずは、壁に横木を打ち付けました。

棚木を乗せます。

<9月18日 第40日目>
どうも図面とズレているので
このデジタル角度計を

当ててみると~

あちゃ~
94°近い
うかつにも図面は、直角で描いてました~

図面を94°で書き直し
パワポでこの図を実寸で描きます。
が、今日は野暮用でこれにて・・・

<9月19日 第41日目>
昨日の紙をこの様に貼って

フリー手引きでは、直角に切れないので
拘束具を沢山つけて、切ってるとこです(^^ゞ

4ヶ所切って棚木の完成!

<9月20日 第42日目>
昨日切っただけだった棚木を載せます。
第1穴側。

第2穴側。

真下から
左が第1穴側、右が第2穴側
ちと壁が汚いのでボカシております(^^ゞ

ファンも台座に乗せて置いてみます。
3日前に作ったアクリル板、この時に使うはずですが
もう忘れております(^^ゞ

真下から
順調に進んでおります。

次は、第2穴に入れるパイプを作っていきます。
サイディングボードの裏までの深さを測ります。

約10.5cm

サイディングボードの厚みは
第1穴の開け端を測ります。
ほぼ10mm

合わせて 10.5+1=11.5cm
両側に2cmずつ飛び出させたいので
16.5cmにします。

VU管ソケットをカットしますが、
今回は、手引き鋸ではなく、これを使います。

まず、木切れを色々積み重ねて

カットする高さに合わせます。

VU管ソケットは、手で押さえ
少しずつ回転させて切っていきます。

とても楽です。

あっという間に切れました!
最初のもこうすればよかった(^^ゞ

次は、このブレードに変えて

中のリブをカットしました。

最初にカットしたVU管ソケットの外に1周
マスキングテープを巻いて

それを剥がして
さっきのカットしたVU管ソケットに巻き付けます。

上が最初の作で、ちと切り過ぎていました。
下のに載せてるのは、その最初の切れ端

線を引いて~

別のブレードがあったな~
左のがさっき使った安物ブレード

右のBOSCHのが薄いので、切りやすいかと(^^)

今度は、こうゆう風に固定しております。

一か所目が切れました。
これも最初のは、手引き鋸だったので大変だったんです。

裏側から
刃が薄い分、さっきよりスムーズに切れます。
やはり、純正ものは、一味違いますね~

カット終わりました。
それにしても9月も半ばなのに暑い!
写真の強いコントラストから当時の暑さが伝わってきます(>_<)
作業がジワジワしか進まない理由であります(^^ゞ

バリ取りして
今回の切れ端と前回のを並べております。

ホッとしたのもつかの間
ちと弱気で切り足らないことが判明し(^^ゞ
追加のカット線を引いて

こんな細いのも楽勝でカットできました!

第2穴にスパイラルニップルと共に入れてみます。
ドンピシャ!
気持ちいいですね~

両方の穴にパイプとスパイラルニップル入れてみました。
一段とワクワクしてきます!(^^)!

<9月21日 第43日目>
第2穴の防水シート

この物置部屋は、築28年なので
防水シートも性能が上がり、手ではちぎり難く
カッターでザックリ切っておきます。
サイディングボードの裏が現れますが、まだ開けません。

その前に、第1穴
手前のサイディングボードとモルタルの間は、
幅3cmの深い空洞だし
赤土の所とかも周りが隙間だらけなのです。

この発泡ウレタンで塞ぎたいのです。
ほんとは、別の所に使おうと随分前に買っておいたもの

数回に分けて使うだろうからと
ノズル掃除ようにこれも買っております。

発泡ウレタンの缶の説明に
対象箇所に少し水分を含ませた方がいいとあるので
この空き容器に水を入れて霧吹きして湿らせてから

一発目!

保存期間が長かったせいかな~
出が悪く、マーティーが不慣れなことも相まって
ノズルもこの状態(>_<)
ボカした方がよかったかな~(^^ゞ

2時間後には、カッターで切れる状態に固まります。

部屋の方からも
ちょこちょこと付け足してたら
発泡ウレタンは、無くなりました。
これで1缶終わるとは、やっぱ古すぎたか~(^^ゞ

新しいのを買ってこようかと思いましたが
開始から5時間後くらいに
周りをカットして見ると、まあ許容範囲かな?

奥の方は、まだ固まってないので
この日は、目隠しをして終了!

2日後
<9月23日 第45日目>
再開です。
カッターで削ぎ落しました。

裏の物置部屋側から
奥の方が気に入りませんが、まあよしとします。

何度か削っては入れを繰り返し
VU管ソケットとスパイラルニップルが入るようになりました。

裏の物置部屋から
下の木は、途中で追加したファン用の棚木です。

<9月25日 第47日目>
この外側のサイディングボードで
穴開け最後です。

ジグソーだと、また上の方に当たって切れないことを
やっと学習したので(^^ゞ
数日前に引廻鋸を買っております(^^ゞ
下のは、脚立
さほど高くありませんが、鋸を引くには必要です。

ドリルで小さい穴を開けてから
引廻鋸で開始です。

ここまで15分ですが、暑くて疲れます。
一瞬「残りは明日にしよう」と頭を過ぎりましたが(;´Д`)

頑張って
後2cm!

切れました。
途中、汗を拭いつつちょっと休憩もしましたが
40分もの格闘で、いい運動にもなりました。

今までで一番キレイに切れてるような(^^ゞ

排気口の全景
両サイドに家があります。
左の窓の下の方の黒っぽい丸
排煙システム1号から出た煤が網戸についております(^^ゞ

くり抜いたサイディングボードで
段ボールに円を描いて

排気ダクトができるまで
開けた穴に貼って塞いでおきます。

雨でも大丈夫なように
更に発泡スチロールのシートを張っておきます。
今日は、9月25日
ファンをポチってから実に47日目
穴開けを始めてから22日目であります。
ようやく、2ヶ所の穴が開通です\(^o^)/

<9月26日 第48日目>
2番目に加工したVU管ソケット
結束バンドで絞めてないと元の大きさに広がってしまうので

また、このホットブローの出番です。

F型クランプで、できるだけ円形になるように固定して
シンクの上に置いて~

最大 550℃までいけますが
設定:300℃で
出口にもセンサーが見えないので
中のヒーター付近の温度だと思われます。

内側を中心に熱していって
約10分後、内壁温度67.8℃
この辺でいいでしょう!

外壁は、53.6℃
もう熱してないので
測ってる最中にもどんどん下がっていきますが

何かやってたら
冷めないうちにF型クランプがズレて
この状態で固まってしまいました(T_T)
ん~ん、明日に持ち越しだな(^^ゞ
今年は、彼岸花も開花が遅れるほど、暑いのであります(+_+)

<9月27日 第49日目>
もう一度、結束バンドで締め付けても
重なり部分がズレるので

木で挟んみます。

これで熱して成形すれば、大丈夫でしょう

またキッチンのシンクの上で熱します。

冷ます前に再確認
バッチシなので、焦らずに
ゆっくり冷えるのを待ちます(^^ゞ

上のは、じっくり放置して冷やしたいので
外で色塗り作業をやります。

穴開け始めて2日目だったか
コメリでエルボを2種類買っております。
200mmともなると
この辺の実店舗ではコメリだけにしか置いてないのですが
ネットより断然安いのが嬉しいですね~
「清水 亜鉛引スパイラルダクト用エルボ 90度 200mm」
¥1,780(税込)でした。

「清水 亜鉛引スパイラルダクト用エルボ 45度 200mm」
¥1,680(税込)でした。

45度エルボの方は、
外への排気口にするので
この様に網を付けようと思ってるのですが
そのままでは、入らないので

エルボの口のテーパーになってる所を
金槌で伸ばしてやろうかと

入るようになりました。
が、ふと、この網目が広いので
ここには、使わず、部屋側に使うことにするのでありました(^^ゞ
全体の設計図はないので、造りながら考えております。

で、これは、外に剥き出しになるので
亜鉛引きでは、心もとないな~
と色を塗るわけです。

まずは、シリコンリムーバを振りかけて

不織布で拭き上げます。

次に車用のプラサフを

吹き付けて

最後に白のラッカースプレーで

3回塗りしました。

倉庫にあったので
締めくくりに透明のシリコンラッカースプレー!
いずれ剥がれてくるでしょうね~
焼付塗装がやれればいいのですが・・・

乾燥中に「萩の花」で秋を感じて黄昏れる
エルボさんのワンショット(^^)

さ~て、2時間程経ったので、こちらさん!

今一かみ合ってませんが

次の日、塗装が乾燥したエルボさんと
スパイラルニップルを入れてみると
問題なさそうですが、気になるな~・・・

<9月29日 第51日目>
2日間、作業できなかったので考えた挙句
100Wの半田ごてで
矯正固定することにします。

ステンレスの金網を小さく切って

結束バンドでグッと締め付け
切れ目に置きます。

金網の上に半田ごてを当てて、
表面を溶かして金網をくい込ませたいのです。
初めてやるので、
ちょっとだけやったら巧くいきそうな感じ

3ヶ所やりました。

断面方向から拡大!
深くは入ってないけど、頑丈そうです。
まあ、穴の中に入れるまで頑張ってくれればいいので。

このままの状態で穴に差し込めるので
事前に継ぎ目をシリコンシーラントで埋めます。

シーリング材
硬化後に収縮が少ないとあったので、これに

外に出る第2穴の排気口・モジュール、完成です。

シリコンを硬化させてたので、今日は、
<10月1日 第53日目>
とうとう10月になってしまいました。
9月中に終わるかな~と思ってたんですがね~(^^ゞ
体力がついてきませんでした(;´Д`)

蓋を開けて~
LEDセンサーライトも一旦外して
ハロゲンランプのセンサーライトは
ずっと昔に壊れてたので撤去!

排気口・モジュールを差し込みました。

内側から

外側は、隙間にシーラントを沢山充填しておきたいので
大きめの穴を開けてます。
左右に発泡スチロール、下に木のくさびを入れて、
位置固定します。

くさびは、特製のこれ

シリコンシーラントを隙間にたっぷり

上部にも

くさびの所は、後日、硬化してからです。

簡易の傘をつけて
硬化まで数日放置です。

内側にも塗り込みますが
上部が見えません(>_<)
写真撮って確認すると、まだダメだな~

撮っては塗りを繰り返して
これでいいでしょう!

内側、終了!

最大の難関だった2つの穴開け作業は終わりましたが
まだ先は長いのであります(>_<)
・・・第三部に続く・・・('ω')ノ

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