2018年9月29日土曜日

3Dプリンタ その14(Firmware v1.1.4 Update)

Geeetech I3 Pro B(Rev.A+)の1回目のFirmware Updateを
その09で行いました。
購入時のFirmwareは、V.1.0.04
Geeetech ForumのここのFirmwareに書き換えたのですが
V.1.0.2と表示され、Downdateか?と思ったのですが、
Repetier-HostからEEPROM Configurationが変更可能になったので、
V.1.0.20に上がっているようです。
無事、オートベッドレベリングもできるようになりました。
所が、最初、3D Touch Sensorの調子は、良かったのですが
その後、左に行く程、1stレイヤーが高くて乗り悪かったり、
1~2レイヤーでSensorのピンが下がるし(これは最初からかな)
3D Touch Sensorの調子が変なのです。

Touch Sensor自体が悪いかもしれませんが
既にMarlin Firmwareは、Ver.1.1.9まで来ていることだし
まずは、Firmwareを更にUpdateしてみることにします。

その前に、レイヤーファンノズルの送風口が折れてしまったので外して、
というか、この取付具だと3D Touch Sensorの位置が標準ではないので
Firmwareのソースを変更しないといけないのです。
で、ソースの変更不要な、ここのGeeetech推奨のノズルなしの取付具を
この時にプリントしていたので
交換しました。
探しているとGitHubのここ
「Marlin 1.1.x firmware configured for Ramps 1.4
  + 3D Touch sensor on Geeetech Prusa i3 Pro」
ってのがありました。
Geeetech i3 Pro用にConfigration.hファイルの調整済
・Ramps 1.4 board
・Arduino Mega 2560
・3D Touch Sensor (using Z-min endstop and Servo0 pins)
と書いてあるので使えるだろうと、
ダウンロードして解凍して
Arduino IDE Ver.1.8.3で読み込みます。
無事、書込完了しました!
もう、煩わしいArduino IDE Ver.1.0.1は、使わなくて良くなっています。
が、LCDが完全に文字化けしています。
RESETして再起動してもダメです。
よーくサイトを見直すと「I3 Pro」用でした。
「I3 Pro B」には、使えないようです。

次に見つけたのは、GeeetechサイトのここからOlimatou氏の編集版、
「Marlin 1.1.4 With 3DTouch / BLTouch for i3 Pro B」です。
「Marlin-1.1.x.rar」をダウンロードします。
解凍して、Arduino IDE 1.8.3で「marlin.ino」を読み込んで、
この設定にして
書き込み開始!
コンパイルが終わって「Writing」に突入!
さっきLCD異常だったので、ここは、緊張しますね~
無事終わりました!
今度は、LCD表示は正常に起動しました!
RESETすると起動時に [Marlin 1.1.4]とでます!
起動時間が、前よりも少々長くなっています。
まあ、Update成功です。
Repetier-Host V.1.6.0を起動してPrinter Informationを出すも
バージョン番号が何もなしです。ちと寂しい~
Repetier-HostからConnectする時のログをみると
「Marlin 1.1.4」ってあります。
*****
13:58:34.299 : Printer reset detected - initalizing

13:58:34.299 : Marlin 1.1.4
13:58:34.299 : echo: Last Updated: 2017-07-04 12:00 | Author: (Olivier H.,GTECH I3 Pro B)

13:58:40.339 : FIRMWARE_NAME:Marlin 1.1.4 (Github) SOURCE_CODE_URL:https://github.com/Ultimaker/Marlin PROTOCOL_VERSION:1.0 MACHINE_TYPE:Pi3 Pro B EXTRUDER_COUNT:1 

*****

で、Manual Controlで移動させてみると、Z軸の移動量が大きいです。
Repetier-HostからEEPROM Settingsを見ると
赤枠部が、Update前と変わっています。
組み立てて初動の時と同じ状況です。
Update前のこの値と同じにして[Save to EEPROM]します。
G28(Homing)とG29(Auto Lebering)してみます。
正常に動作しました!

さて、3D Touch Sensorのキャリブレーションをしてみます。
この時Updateした、以前のFirmwareでは「M851 Z0」でErrorがでたので
Firmware「Configuration.h」この行を変更していました。
***「#define Z_PROBE_OFFSET_RANGE_MAX -5」***
変更せずに「M851 Z0」を送ってみます。
おっ!「echo: Z Offset 0.00」が返ってきました!
大丈夫です。
ソースを調べてみると、こうなっていました。
ちょっと、ここまで範囲を広げなくても、って気もしますが...
****
// For M851 give a range for adjusting the Z probe offset
#define Z_PROBE_OFFSET_RANGE_MIN -20
#define Z_PROBE_OFFSET_RANGE_MAX 20
****

で、キャリブレーションをやってみると
前のバージョンからバグが取れて、マニュアル通りにできるようなっています。
Geeetech wikiのWeb版マニュアルは、
I3 Pro B Rev A+用ではないと思っていたら、Firmwareが古かったんですね~
バージョンを記載してあれば...です。
マニュアルの手順取りにRepetier-HostとLCDで行ってみます。

1.M851 ; note the number
 ***echo***
  echo:Z Offset : 0.00
 ***
2.M851 Z0 ; set the offset to zero
 ***echo***
  echo:Z Offset 0.00
 ***
3.G28
 ⇒ Homingが実施され、XY原点がセットされた後、
   ステージ中央付近で、SensorがONになる高さ+10mmで停止
 ***echo***
  echo:busy: processing
  X:104.00 Y:139.00 Z:10.00 E:0.00 Count X:8320 Y:11120 Z:4000
 ***
4.G1 Z0
 ⇒ Z0に移動。LCD表示 Z:0、echoなし
5.LCDメニューから操作してZを下げる
 [Prepare]-[Move axis]-[0.1mm]-[Move Z]で下げる
 お~っ!下がります。
 しかもLCDパネルのノブの反応も鈍くしてあります。
 Repetier-Host v1.6.0の表示は変化せず、下げダメ、上げのみ。
 で、ノズルの下の紙が動かなくなる所まで下げます。
 LCDで-0.7mmでした。
6.M851 Z-0.7(Z-Offset設定)
 ***echo***
  echo:Z Offset -0.70
 ***
7.M500(設定保存)
 ***echo***
  echo:Settings Stored (465 bytes; crc 24061)
 ***
但し、この時点でLCDとRepetier-Hostの表示が一致していません。
8.RESET(これはマニュアルになし)
 Disconnectして再Connectすると、RESETがかかります。
 これで、3D Touch SensorのZ-PROBE OFFSET調整完了です。

調整手順をまとめると
<Z-PROBE OFFSET調整 at Firmware Ver.1.1.4
<Repetier-Host v2.1.3 or v1.6.0)>
1.[]内のコマンド発行
 1)[M851]
 2)[M851 Z0
 3)[G28]
  この時、LCD表示[Z 10]、Repetier-Host表示[Z 10.00]
 4)[G1 Z0
  Z軸が、Z0まで下がります。
  この時、LCD表示[Z 0]、Repetier-Host表示[Z 0.00]
2. ここでノズルの下に薄紙を敷きます。
 LCDメニューから操作してZを下げる
 [Prepare]-[Move axis]-[0.1mm]-[Move Z]で下げる
 LCDメニューからしか下げることはできません。
 Z -0.7 になったとすると
 0.7mm が、Sensor Touch位置とノズルの距離になります。
3.[M851 Z-0.7
4.[M500]  で設定保存します。
 この時、LCD表示[Z -0.69]、Repetier-Host表示[Z 0.00]
5.Disconnectして再Connect(RESETされます)
 No.3でLCDで下げると、一旦RESETしないと、次で表示が揃いません。
6.[G28]すると Z:10.7で終了し、表示が合います。
 この時、LCD表示[Z 10.7]、Repetier-Host表示[Z 10.70]


0.01mm精度で設定したい場合
<Repetier-Host v2.1.3 or v1.6.0)>
1.[]内のコマンド発行
 1)[M851]
 2)[M851 Z-2
 3)[G28]
  この時、LCD表示[Z 12]、Repetier-Host表示[Z 12.00]
  Ver.1.1.4でバグが治って、表示は同じになっています。
 4)[G1 Z2
  Z軸が、表示 Z2 の位置に下がります。
  この時、LCD表示[Z 2]、Repetier-Host表示[Z 2.00]
2. ここでノズルの下に薄紙を敷きます。
 Reppetier-HostのZ軸ジョグボタン0.1mmや0.01mmで下げて
 紙を動かせなくなる位置で止めます。
 ・Repetier-Host Z:2 ⇒ 1.35 になったとすると
 1.35 - 2 = -0.65    ( 少数点2位までOK )
 が、Sensor Touch位置とノズルの距離になります。
3.[M851 Z-0.65]  ( 符号「-」を忘れずに )
4.[M500]  で設定保存します。(RESET不要)
5.[G28]すると Z:10.65で停止して終了します。
 この時、LCD表示[Z 10.65]、Repetier-Host表示[Z 10.65]

更にFirmwareのVersionを上げようかと思いましたが
Ver.1.1.4があったOlimatou氏のサイトには、
3D Touch Sensor(BL Touch)の調整方法や
オートベッドレベリング調整するTOOLソフトの情報があるので
それを先にやることにします。
次の投稿にて!

2018年9月22日土曜日

小型工作機CNC2418 その63(CandleソースとQt Build)

CNC2418のGRBL Senderソフトには、Candleを愛用しています。
bCNCを試したのですが、Python上で動くからなのか
マーティーのCore i3機では、追従が遅かったり、フリーズするのです。

元々、CNC2418に付属しているGrblcontrol.exe=Candle.exeなのです。
最初は、GRBL v0.9jだったので、Candle v1.0.11 を
その後、GRBL v1.1fにして、Candle v1.1.7 を愛用しています。

Candleは、QtでCompileされていることは、分かっていたのですが、
そもそもCompile、Build、Makeの意味もよくわからない状態で
「ソースをちょっとイジって実行形式にできたら
 Candleを改造できて面白いことできないかな~」
という思いから始めたのであります。

Qtの開発環境のインストール手順は、これを見ていました。
「Qtの前にコンパイラとデバッガを先にインストールしておくと
 Qtのキットに自動的に設定してくれる」
とあるので、準備として、苦労してこれらを集めておりました。
が、そうこうしている内にWindows10がVer.1803になってしまい
訳がわからなくなって(特に上の2)、半ば諦めていたのです(-_-;)

とある時、救世主YY氏より、ソースのビルド手順を伝授いただき
一気にできるようになったのです。
ありがとうございますm(_ _)m

例によって、色々とハマってしまって長くなっております(-_-;)
ややこしくなったので、最後に<まとめ>しています。

まずは、
Candleのソースを探すと、3ヶ所に存在することがわかりました。
どうして「2」の日付が一番新しいのか謎です。

1.ここの「Candle-1.1.zip」
 candle.pro 内に「VERSION = 1.1」とある
 candle.proのTimeStamp:2016/11/20 8:48:34

2.ここの「Candle-master.zip」
 candle.pro 内に「VERSION = 1.0.12」とある
 candle.proのTimeStamp:2017/09/28 7:44:34
(これが、Ver.1.0系の最新だと思われます)

3.ここの「Candle-grbl_1_1.zip」
candle.pro 内に「VERSION = 1.1.8」とある
 candle.proのTimeStamp:2017/05/08 11:59:02
結局、これがVer.1.1系の最新のようです

では、ダウンロードしていきます。
<1.>
ここには、Ver.1.1以下、歴代のVersionが揃っています。
ソースもあるのでダウンロードします。
「Candle-1.1.zip」のファイル名です。
解凍して[src]フォルダの「candle.pro」を見ると
TimeStampは、2016/11/20 8:48:34
*****
# Project created by QtCreator 2014-05-23T17:51:21
~~~
TARGET = Candle
TEMPLATE = app
VERSION = 1.1
RC_ICONS += images/candle.ico
*****

<2.>
ここには、Ver.1.1.7だけが置いてあります。
上の右の[Clone or download]をクリックして
[Download ZIP]すると
「Candle-master.zip」のファイル名でダウンロードできます。
この「Candle-master.zip」を解凍して
「candle.pro」を見ると
作成日時は、2017/09/28 7:44:34
*****
# Project created by QtCreator 2014-05-23T17:51:21
~~~
TARGET = Candle
TEMPLATE = app
VERSION = 1.0.12
RC_ICONS += images/candle.ico
*****
作成日は、最初のより新しいのにVer.1.0.12 と古いのです。
このサイトには、Ver.1.1のことしか載っていないのに
なぜVer.1.0が置いてあるのか、気になります。
Ver.1.0系の実行形式の公式最新版、Ver.1.0.11の最新ソースなのでしょう。

<3.>
2のサイトからで、
プルダウンメニューで[master]⇒[grbl_1_1]を選択すると
画面が変わって(見た目はほとんど変わりません)ここに移動します。
ここで、右側の[Clone or download]ボタンで
[Download ZIP]すると
「Candle-grbl_1_1.zip」がダウンロードできます。
これを解凍して
ソースの「candle.pro」を見ると
作成日時は、2017/05/08 11:59:02
日付は、2番目に新しいことになります。
*****
# Project created by QtCreator 2014-05-23T17:51:21
~~~
TARGET = Candle
TEMPLATE = app
VERSION = 1.1.8
RC_ICONS += images/candle.ico
***
実行形式の公式最新版は、Ver.1.1.7なのに
ソースは、Ver.1.1.8なのです。

ただ、このサイトには、なぜか
「Version 1.0 pre-release:」の文字が一番上の項目にあり、
Ver.1.1のことは、書いてないのです。
どうみても、2と3で保管場所が逆ではないかと思います。

ソースが揃ったので、Qtのインストールに行きます。
YY氏から教えていただいこのサイトには、
何と1発インストールパッケージがあるということなのです。

Windows版は、32bit版だけのようです。
一番上の「qt-unified-windows-x86-3.0.5-online.exe」を
ダウンロードします。
「qt-unified-windows-x86-3.0.5-online.exe」を実行してInstallします。
所が、30分以上もかかってInstallしたのに
Qt Creatorが、起動しません。
qtcreator.exeが見つからないというのです。
これは、アンチウィルスソフトが怪しいですね~
マーティーは、Avast Free版を使っていますが、その隔離場所を見ると
「qt-unified-windows-x86-3.0.5-online.exe」が隔離されています。
実行はできたのに、いつの間に隔離されたんだろう?
復元を試みましたが
できません。
そういえば、Install中に「応答なし」が何度がでていましたが
その時にAvastが邪魔をしていたのだと思われます。
仕方ないので、一旦、Uninstallします。
そこでもエラー(´-﹏-`;)
AvastがInstall中にかなりのファイルを除外していたようです。
全て[無視]します。
アンインストールは、無事終わりました。
Installフォルダ「C:\Qt」も消えています。
Avastを1時間無効にします。
再度「qt-unified-windows-x86-3.0.5-online.exe」をダウンロードして実行!
まず、これがでて[Next]
ここは、[Skip]
1/3...2/3..3/3と進みます。
ようやくこれが出るので[次へ]
ここで[Qt]の所を展開します。
下の方にスクロールします。
インストールするバージョンは、
Ver.1.1について載っているmasterのサイトには、
Qt 5.4.2 with MinGW/GCC compiler」とあるので
下の方にスクロールしていって
[Qt 5.4]を展開すると、これがでてくるので
[MinGW 4.9.1(32 bit) OpenGL]にチェックを入れます。
更に下の方に行くと[Tools]があります。
展開するとこうなっていますが、ここは、デフォルトのままにしました。
[次へ]します。
「I agree...」にチェックして[次へ]
[次へ]
[インストール]クリックすると
最初にダウンロードが始まります。
約5分でダウンロード完了し、インストールが始まります。

これも5分弱でインストール完了したかな?
[次へ]して
[完了]すると
Qt Creatorが起動しました!
数秒後に、この画面になります。
ちなみに、インストール完了すると
「最近追加されたもの」は、こうなっています。
Qt Creatorからプロジェクトを開きます。
Ver.1.1.8である「Candle-grbl_1_1.zip」を解凍して
[Candle-grbl_1_1]の[src]フォルダ内の
「candle.pro」ファイルを開きます。
右下に小さいバーがチョコチョコと出て
この画面になります。
「Desktop Qt 5.4.2 MinGW 32bit」(赤枠部)になっています。
最初のLOAD時は、左下は、
上の画面で右側の[Configure Project]ボタンを押します。
この画面に変わって、右下でゴソゴソとバーが走り
左下は、こうなります。
右下の動きが落ち着いたら
[ビルド]-[実行]します。
3分程かかって左下のバーが徐々に進んでいき
Qt Creatorの上にCandleが起動しました!
このCandleは、Version 1.1.8になっています。
が、下の箱にライセンス要綱があるハズが、空白です。
なぜなんだろう?
ちなみに Ver.1.1.7で[Help]-[About]すると
こうなんです。
このビルドされたCandleは、ソースのフォルダ配下に
[build-candle-Desktop_Qt_5_4_2_MinGW_32bit-Debug]フォルダができ
その配下の[debug]フォルダ内に
「Candle.exe」ができています。
しかし、
「Candle.exe」を直接実行しても何も起動しないのです。
現状動作しているVer.1.1.7のフォルダと比べると
上のには、***.dllがありません。
調べていくと、
自動で必要なDLLファイルを集めることを「DEPLOY」と呼ぶようです。
その「デプロイ」をして、Standaloneで起動できるようにする手順は、
この「Qt Creatorを用いた自動deploy方法 (Windows 編) [Qt]」
参考させていただきましたm(_ _)m

まず、Qt Creatorで左側の[プロジェクト]ボタンを押すと
この画面になります。
ビルドステップの所の[Buildステップを追加]のプルダウンメニューで
[独自プロセスステップ]を選択すると
 赤枠の様に欄が追加されます。
参考にしたサイトには、
***
コマンド : C:\Qt\5.9.1\tool\deploy.bat
引数 : %{CurrentBuild:Name} %{CurrentProject:Name}
作業ディレクトリ : %{buildDir}
(※コマンドは任意のパスです)
***
とあります。
が、
「deploy.bat」は、「windeployqt.exe」が存在するフォルダに作る必要があります。
マーティーの環境では、「windeployqt.exe」が存在するフォルダは、
「C:\Qt\5.4\mingw491_32\bin\」なので
***
コマンド : C:\Qt\5.4\mingw491_32\bin\deploy.bat
引数 : %{CurrentBuild:Name} %{CurrentProject:Name}
作業ディレクトリ : %{buildDir}
***
下の2つは、参考サイトと同じ設定です。
Qt Creatorの[独自プロセスステップ]に入力します。
そして、コマンド欄のフォルダに
テキストドキュメント「deploy.bat」を新規作成し
テキストエディタで「deploy.bat」ファイルの中身を次のにします。
***
if "%1"=="デバッグ" (
set BUILD_MODE=debug
) else (
set BUILD_MODE=release
)

if not exist deploy\nul (

mkdir deploy
)

xcopy /C /Y %BUILD_MODE%\*.exe deploy\

windeployqt --%BUILD_MODE% deploy %BUILD_MODE%\%2.exe
***
[ビルド]-[実行]します。
ビルドが進んでいき
終わるとCandleが起動します。
最初にできた、ソースのフォルダ配下の
[build-candle-Desktop_Qt_5_4_2_MinGW_32bit-Debug]フォルダに
[deploy]フォルダができています。
そこにStandaloneで動作するCandle一式ができています。
このdeployフォルダを丸ごとコピーすれば、どこに置いても動作します。
後で気づくに、
「settings.ini」「LICENSE」をVer.1.1.7からコピペする必要があります。
Ver.1.1.7のと比べると
ちょっと違うな~
上の***.qmは、「translations」フォルダにありますが
上のには、d3dcompiler_47.dllがないのと
***54.dll と ***53.dll が異なる...
気になるなあ~
ここを「リリース」にして、上記と同様に「デプロイ」しても
生成されるフォルダ名の末尾が「release」に変わるだけで中身は同じです。
[ビルド]-[プロジェクト "candle"をクリーン]をやってみても
「debug」や「release」フォルダの中だけファイルが消されて
「candle.exe」と「settings.ini」になるだけで
「deploy」フォルダの中身には変化ありません。
そういえば、そもそも、
このVer1.1.8である「Candle-grbl_1_1.zip」があったサイトには、
Version 1.0 pre-releaseの話みたいですが
「Qt 5.7.0 with MinGW compiler」とあります。
で、「Qt 5.7.0」を追加することにします。
この「Uninstall Qt」でコンポーネントの追加ができます。
Installと同じ様に進みますが
ここで、「コンポーネントの追加または削除」にチェックします。
この先もInstallの時と同じ様に進み
ここで[Qt]を展開して
[Qt 5.7]を展開して
[MinGW 5.3.0 32bit]にチェックを入れます。
更に下の方に行って
[Tools]を展開して、ちょっと気になることを確かめたいので
[Qt 3D Studio 2.0.0]と[Qt 3D Studio 2.0.0 Runtime 2.0.0]にチェック!
後で分かるに、これは無くても変化なしでした。
結構な時間がかかって「アップデートが完了しました」になり
これがでるので[完了]します。
[再起動]は、Windowsの事ではなく、Qtメンテナンスの再起動のことです。
こんなに増えました!
Qt Creator 4.7.0(community)を起動します。
特に画面は変わりません。

Ver1.1.8である「Candle-grbl_1_1.zip」の「candle.pro」を
LOADして、Ver.1.1.8もQt 5.7.0でやってみます。
プロジェクトに行って
「Desktop Qt 5.4.2 MinGW 32bit」の前ののアイコンをクリックすると
[Desktop Qt 5.7.1 MinGW 32bit]が出現します。
その所をBuildをクリックして
[Buildステップを追加]で[独自プロセスステップ]します。
次の様に入力します。
***
コマンド : C:\Qt\5.7\mingw53_32\bin\deploy.bat
引数 : %{CurrentBuild:Name} %{CurrentProject:Name}
作業ディレクトリ : %{buildDir}
***
先のQt 5.4から「deploy.bat」をコピーして

「C:\Qt\5.7\mingw53_32\bin」フォルダにコピペします。

[ビルド]-[実行]します。
ビルドとデプロイが、できました!
「deploy」フォルダを見ると、
おっ!...一瞬いいかと思ったのですが、
やっぱ、下のVer1.1.7のとは、ちょっと異なってます。
「translations」フォルダができ、中に***.qmが入り、
d3dcompiler_47.dll もできた所までは、進歩です。
が、3つの***54.dll がありません。***53.dllも無くなっています。
もう一歩というか、やり過ぎ感があります。
改めて、Ver.1.1.7のフォルダを見ます。
結局、これがビルドされた Qtバージョンは、わかりません。
Qt 5.4.2 と Qt 5.7.1 の間のような気がします。
コンパイラMinGWのバージョンの違いなのかも?
で、今頃になって気づくわけですが
改めて、Ver.1.1.8のCandleを起動すると、真っ黒なのです。
背景だけかと思っていたら、GcodeをLOADしても何も見えません。
[Service]-[Settings]の[Colors]の所は、全部BLACK(-_-;)
で、Ver.1.1.7から「settings.ini」をコピペ!
「LICENSE」もコピペします。
で、起動すると
Colorは、正常になり、LICENSEも表示されるようになりました!
その後、Qt 5.7.1でデプロイしたのは、サイズが異常に大きいことに気づきました。
Candle自体もデカイし、
Qt5***.dllのサイズがデカイと思ったら、Qt5***d.dllとなっていて
下のVer.1.1.7は、[.dll」の前に「d」がなく、異なっているのです。
これが、Ver.1.1.7
Qt 5.4.2でやったものは、
全体的に上のVer.1.1.7とほぼ同等サイズです。
Qt5***.dllは、ファイル名は同じだが、サイズが微妙に異なります。
ということで、最初の「Desktop Qt 5.4.2 MinGW 32bit」が良いですね。
気になっていたのは、Qt 5.4.2でビルドしたものは、
「d3dcompiler_47.dll」がないとHeightMapの3D表示はできないかも
と思いましたが、できました!
「d3dcompiler_47.dll」は、Qt 5.7.1で生成され、Qt 5.4.2では生成されません。
[Tools]を展開して
[Qt 3D Studio 2.0.0]と[Qt 3D Studio 2.0.0 Runtime 2.0.0]の追加とは
無関係だということがわかりました。

一応、1番目の
 candle.pro 内に「VERSION = 1.1」とある「Candle-1.1.zip」を
やってみます。
Qtのバージョン条件などは、記載がないので
「Desktop Qt 5.4.2 MinGW 32bit」で
いきなり「デプロイ」設定してビルドします。
 右下にビルドエラーがでました(T_T)
 下の欄の[1 問題]ボタンを押すと、エラーが出てきました。
「Desktop Qt 5.4.2 MinGW 32bit」では、ダメなんでしょう?
「Desktop Qt 5.7.1 MinGW 32bit」だと
ビルドでエラーが更に増えて、これもダメでした(T_T)

2番目の「Candle-master.zip」
candle.pro 内に「VERSION = 1.0.12」とあるもの
「Desktop Qt 5.4.2 MinGW 32bit」で
無事ビルドが完了してCandleが起動しました!
ひょっとして中身は、1.1.7かも、と思ったのですが
「Version 1.0.12」になっています。
ので「Desktop Qt 5.7.1 MinGW 32bit」でやる必要なないですね。

<まとめ>
Candle Ver.1.1.8のビルドとデプロイの手順です。
【1】Qt開発環境「qt-unified-windows-x86-3.0.5-online.exe」をInstall
  (アンチウィルスソフトが誤検知する場合があるので注意)
【2】途中[MinGW 4.9.1(32 bit) OpenGL]にチェック
【3】Qt Creatorの[独自プロセスステップ]にデプロイ設定を入力
 ***
 コマンド : C:\Qt\5.4\mingw491_32\bin\deploy.bat
 引数 : %{CurrentBuild:Name} %{CurrentProject:Name}
 作業ディレクトリ : %{buildDir}
 ***
【4】「deploy.bat」を作成
 [C:\Qt\5.4\mingw491_32\bin\]フォルダに
 テキストドキュメント「deploy.bat」を新規作成
中身は、以下のコード
***
if "%1"=="デバッグ" (
set BUILD_MODE=debug
) else (
set BUILD_MODE=release
)

if not exist deploy\nul (

mkdir deploy
)

xcopy /C /Y %BUILD_MODE%\*.exe deploy\

windeployqt --%BUILD_MODE% deploy %BUILD_MODE%\%2.exe
***
【5】Qt Creatorで[ビルド]-[実行]
【6】[deploy]フォルダに実行形式(DLL含む)が生成される
  settings.ini、LICENSEファイルをVer.1.1.7からコピペする
【7】[deploy]フォルダごと、必要な場所にコピーして名称変更する
  Candleは、Installレスなので、中のCandle.exeを実行するだけでOK


やっと、一応、Qtのビルドなるものができるようになりました。
このような大掛かりなもののビルドは初めてなので
できるととても嬉しいものです。
これでCandleを改造できると思うとワクワクしてきます。
しかし、ちょっとイジってみるも、かなり難解です。
せめてコメントが入ったソースだったらまだ理解も進むのですが
コメントが皆無なのです。
C++の勉強も少しはしないといけないですね~
1年計画で改造してみるかな~