2019年1月26日土曜日

CO2レーザー その06(レーザー管ホルダーⅡ)

前回「その05」でFusion360で設計が完了して
これは、プリントするパーツ1式のモデルです。
表題「CO2レーザー そのxx」ですが、中身は、「3Dプリンタ そのxx」です。
マーティーの試行錯誤をほぼまんま記録しているので長~くなりました。
1個づつ(ノブだけ4個組)にして、Fusion360からSTL形式で吐出します。
Cura 3.5.1でスライスしてGcodeにしてます。

久しぶりに3Dプリンタ Geeetech I3 Pro Bを動かすので
前後左右上下させて準備運動します。
まずは、簡単なやつから
予想時間:14min
プリントは、Repetier-Host V.1.6.0を使います。
フィラメントは、Geeetech White PLAです。
PLAは、白しか持っていないのです。
エアコン入れて室内は、暖かいですが、冬場なので温度高めです。
全部、1~5層目辺りまで
ベッド:65℃ ノズル:205℃ レイヤーファン:OFFで、
5層目辺り以降で
ベッド:60℃ ノズル:200℃ レイヤーファン:ONしています。

1st Layerもキレイでなかなか快調で、キレイにできました。
この時に3D Touchの取り付けをY軸Offsetゼロにしたのは正解のようです。
実は、この途中で頼まれたしゃもじホルダーをプリントしております。
次は、ノブ4つセット
予想時間:1h 4min
あれっ?
見え難いですが、途中で段差ができています。
フィラメントがかなり強く縺れていて引っ張られてた時があったので
それが原因のようです。
1~2層分、気づかずに進んでいたようです。
後でプリントし直しです(´-﹏-`;)
ホルダーです。
予想時間:1h 44min
たぶんサポート無しで大丈夫でしょう。
Repetier-Host V.1.6.0は、これ以上ZOOMするとフリーズして落ちます。
ある大きさから突然メモリをガバっと食って落ちちゃうんです(T_T)
プリントする分には、支障ありません。
Repetier-Hostは、ベッドとノズルの温度グラフが出るので気に入ってます。
最初の難関は、この幅5mmの横穴。
お~っ! すばらしい~ 完璧なブリッジです!
恐るべしレイヤーファンの威力!
ファンダクトが大きくて造形物が見え難いのは難点ですね~
予想通り、サポートなしで大丈夫そうです(^^)
このまま最後まで行ってくれ~っ
あと少し!
いい感じにできました!
完璧じゃないだろうか!
次は、一番大きい、下側のマウント
予想時間:2h 23min
単純な形状で面白みがないのですが、大きいので時間かかります。
移動距離が長いのか、Y軸の高速移動時にドドドドっと少し振動し始めました。
この「モリブデン・ラバーグリス」をスライドロッドにスプレーします
普通のモリブデングリスは、ゴム系を侵すのでこれにしています。
ちと妙な匂いがします。
「モリブデン・ラバーグリス」の裏の説明。
ズレなければいいのだが...
しばらくすると、グリスが効いてきたのが
だいぶ音がしなくなってきました(^^)
フィラメントの残りが不安になってきたので
AmazonでGeeetech PLA Whiteをポチッと!

できました!
あれっ? M6のナット径を間違えてM5ナットにしていました(-_-;)
よりによって一番時間がかかるやつとは、
これも、後で修正して再プリントだ~ 
M4の横穴がほぼ垂れがありません。
ちなみに、TM氏に教えていただたコレ!
百均の「ガラス飛散防止安全シート」をヒートベッドのガラス板に貼ってます。
大きなものも40℃より下がるとパリパリッと音がした後、滑るように取れます。
40cm x 30cm 厚さ188μm PET樹脂、アクリル粘着剤です。
I3 ProBだと2枚取れますが、まだ1枚目を良好に使えています。 
横軸スライド機構の上側パーツ
予想時間:1h 53min
流石に、このコーナーのオーバーハングは失敗です(T_T)
丸穴にすればよかった。
プリント中にFusion360起動して丸穴に変更しておきます。
これも後で再プリント決定です。
ちょっと目を離して戻ると、途中のレイヤーなのにコツコツ音が大きいのです?
フィラメントが強く絡まっていて、送りきれなくなっていました。
そのまま数レイヤー進めたら、こんなに隙間が空いています。
これは、テスト用に最後までプリントするとして、
何だか全パーツ再プリントになる気配(-_-;)
全く油断もすきもありません。
こんなに強く絡まっていることは滅多にないのですが
フィラメントのもつれは何とかして欲しいものです。
どうやら、フィラメントが出ずに、数レイヤーをプリントしたみたいです。
浮いたみたいになっていますが、穴が潰れた円になっています。
ちょっとの間も目を離すことができませんね~
かなり厳しいできですが、取り敢えず、機構の確認には使えるでしょう。
次、スライド機構の下側パーツ。
この横の穴は、たぶん大丈夫と思いますが、
ここの赤くなっている所、直径30mmのノブが入る所なのです。
このままプリントして大丈夫かな~
斜めでサポートつきもスライスして見ましたが、
このまま行ってみることにします。
予想時間:1h 13min
M4ナットが入る溝ですが
幅7mm程のブリッジは、どうやら乗り切ったようです。
2個目の溝穴もちょっと糸が数本垂れていますが
何とか大丈夫そうです。
こっちのノブが入る天井部分は、タレ無しで大丈夫です。
幅 6mmです。
できました!
横穴も、まあいいんじゃないでしょうか。
ここは、完璧の様子^^;
長いボルトは、まだ買ってきてなく、手持ちのもので仮組みします。
可動機構は、概ね良好です!
本体筐体に入れてみます。
ん~ん、いい!
マウントを分離しててよかった~
やはり入らないところでした。
上方から
反対側から
基本的構造は、大丈夫です。
しかし、これも、ナットが固くてギリギリ入るけど、
抜くことができないので、裏から抜く為の穴が必要で、これも修正です。
結局、フィラメント絡まって失敗しているのと、修正版とで
予想的中の全部プリントし直しです(-_-;)

さて、ボルトとナットを買いに行きます。
近くのGooday土井店は、長いのがほとんど揃ってなく
ちょっと離れたナフコ(トリアス久山店)へ行きますが、
そこにもM4 100mmってのがありません、Max70mmなのです。
仕方ないので、家から反対方向の遠くの大きい店舗のGooday東福岡店へ
100mmは、ないですが、M4 90mmがありました!
さて、90mmでいけるかな~
ぎりぎり大丈夫です!
この手の長いボルトを根本までタップ立てればいいと思ったのですが
根元部分は、細くなっていて、タップ切ってもネジにならないのです。
もしものために頭なし長いの(285mm)も買っておきましたが、
出番はなさそうです。
さて、ボルト類が揃ったので
フィラメント縺れで失敗していた上側のスライド機構部をプリントします。
今度は、絡まないようにずっと側で見守ねばなりません。
ずっと手動でフィラメント解いて。。。。。成功です!
手前に蓋が入る所、右下は、丸穴にしたのでキレイです。
ので、その蓋も丸穴でプリントし直します。
ノブもフィラメントの縺れで失敗していたので再プリントします。
ナットが固めに入るように99%でスライス。
ついでに、もう1セット分の2個目をやると、
前のは、完璧だったのに、3D Touchの反応が高すぎたようです。
時々、反応がズレるんです。
中止して、やり直し!
今度は、低過ぎでコツコツ音が少し(´-﹏-`;)
これは、明らかに3D Touchの反応バラツキです。
再現性がちょっと悪いです。
まあ、許せる範囲なのでこのまま進めます。
早いとこ、ピエゾセンサーに変えたいな~
冬は、大きめのは、温度高めがいいようです。
65℃ 205℃ レイヤーファン OFFで10層目まで
その後、60℃ 200℃でレイヤーファン ON
今度は、M6ナット入りました!
これも僅かに筋が入りました。
ちょっと油断している時にフィラメント縺れでテンションが掛かったのです。
この修正版は、少し嵌合をキツくしたいので、101%でスライス。
横でブログ纏めながら、ちょっと油断していたら、
またフィラメントが強く絡まっていて、少し筋が入ってしまいました。
コツコツ音は、していない程度だったので
あまり頑丈じゃないエクストルーダーのマウント金具が
たわんで上方に少し反ったのでしょう。
フィラメントの残りが少なくなったら、とても絡っているようです(´-﹏-`;)
おちおちトイレにも行けません。
2セット目もどんどんプリントしていきます。
今日は、冬だけど、暖かいのでプリント日和なのです^^;
土曜日は、雪マークなので早いとこプリントしておかないと。

それにしても1st レイヤーのこの移動の時の僅かな糸引き
何とかならないだろうか?
Curaに設定は、あるとは思うのですが...
ようやく最終版の全パーツが揃いました!
これは、設計時のFusion360のモデル一式
これが、プリントした1セットで、レーザー管の前後に2セット必要です。
3Dプリンタ I3 ProBのベッド 220 x 220mmの上に並べています。
(写真撮り忘れで一部失敗版が含まれています)
総プリント時間は、Cura時計で、1セット 8時間31分、2セット 17時間!
ほぼ1セット失敗したので、ほぼ3セット分プリントで、22時間かな。
内訳は、左から
  ノブ 4つ:1h 04min、ホルダー(中上):1h 44min、
  スライド蓋(中下左):14min、スライド下(中下右):1h 13min、
  スライド上(右上):1h 53min、ボトム(右下):2h 23min
それにしてもフィラメントの最後の方は、とても縺れが固く
ずっと側にいて手で解いてやらないといけませんでした。
気づいてなかったら幾つ失敗していたことか、恐ろしや~
では、組立本番は、次の第Ⅲ部にて
Ⅲ部で終わりにしたいけど、「3/3」にする自信がないな~(-_-;)

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