2021年8月14日土曜日

ZFSのメインNASが故障~復活までの長い道のり(その2)

 前回、この三段重ね状態で終わってました。
作業テーブルを占領されて何もできないので
GIGABYTEの新PCへHDDを内蔵していきます。
ちゃちゃ~っと終わらせる予定が、
いつものごとく、長くなってしまいました(-_-;)

まずは、Windows10が入ってるHDDを抜きます。
おっ!東芝だ!
2014-JUN・・・なかなか古いです。

ちょっと検討しましたが、
三段重ねの状態では、内蔵不可能ってことが判明したので
元の金具は、全部外します。

まずは、No.1(上)とNo.2(下)を挿入

下の方が若干飛び出します。

元々、上段はFDD用になっているので、ビス穴位置が異なるのです。
ここまでは、何の苦労もないのですが、

残りの2台は、光学ドライブが付いてた5inchベイに入れます。
あれがどこかに・・・微かな記憶を頼りにゴソゴソ探したら、ありました!
3.5inch⇒5inchのアダプターです(^^)
589円ですが、たぶんジャンクで100円程で買ったと思います。

中身はこれです。
もう20年は経過してるでしょう、
まさか出番が来るとはパーツ本人も思ってなかったでしょう^^;

5inchフルサイズの光学ドライブの側面の穴位置と同じ

2.5inchのHDDとも合います。
この金具で進めます。

上段は、この様に取り付きますが、下段には取り付け穴がないので
この金具の下に同じものをぶら下げることにします。
が、赤丸部がステーに当たるので、追加で穴開けが必要です。

この位の間隔を空けて、上下をボルトで繋いで
上側の金具だけ筐体に固定しようという作戦です(^^)

2袋なのでちょうど4つあるんです(^^)
アダプター金具の穴開け追加箇所にポンチ打って

まずは、2mmで穴開けして

次は、Φ6.5で開けるので、回転数を下げて、
ベルト位置は、BELT4に

掛け変えました(^^)
どうでもいい写真のようですが、これを記録することによって、
マーティーの記憶を再書き込みして、忘却を防ぐのです^^;

Φ6.5で穴開けします。

Φ10のドリルで穴のバリをとって

穴開け終了!

ホームセンターGoodayで所望のボルト、ナット等を買ってきて
こんな感じで良さそうです。

HDDをこの様に挟んで固定します。

その前に、筐体の上にHDDを乗せてみると、
下側のHDDのSATA端子とATX電源コネクタの距離が気になります。

真上から見ると、かなりギリギリなのです。

下段のHDDは、このフロントのUSBとAUDIO端子の位置になりますが、

内側には、ケーブルがあるので、HDDの前と下に当たり奥に入れれないのです。

NASとしては、フロントの端子は使わないので外すことにします。
3本の黒いケーブルを抜いて

ケーブルごと取り外します。

スッキリしました。

下側のHDDを前面パネルにドンツキまで入れてみます。

ATX電源コネクタとの隙間は、大丈夫そうです(^^)

金具の取り付け位置は、筐体の5inch用の穴で決まっているので
HDDをギリギリ前に装着するには、この位置関係になります。

仕方ないけど、ビス穴の片方は、
金具の端にワッシャーで固定することにします(T_T)

さ~て、2台のHDDを取り付けてみましょう!

予感はしてたのですが、
あちゃ~入りませんね~(T_T)

一応、前からショット^^;

マザーボードを外したら入るでしょうが、ちょっと嫌なので
5inchベイの金具を外すことにします。
赤丸部は、引っ掛けてあるだけで、

赤丸部の4箇所のリベットを取り除けばいいようです。

リベットの内側

ブラインドリベットというもので、断面はこうなっています。
上がフロント側です。
フロント側の頭をカットすれば、後ろ(図の下方向)に抜けるハズです。

リベットの頭をカットするには、
この「KEIBA アングルニッパー HAC-D04」を使います。
2000円強しますが、日本製を実感できます(^^)
Amazonはここから

やはり、流石の日本製! 僅かな突起にも刃が食い込んでくれます(^^)

上下とも頭部分をカットできました。

スルッと抜けるほどではないので
ポンチ(バネ内蔵でお尻を押すとガチンと打てる)でいきます。
マーティーも初めてやるんですが^^;

何度かガチンガチンやると後ろに抜けました。
下の小さいのが抜けたやつです。

4箇所ともうまくいきました(^^)
これで5inchベイ金具が外れるかなと思いきや

フロントのファンと一緒に固定されてます。

ファンを外さないといけないので
4箇所のビスと外して

ファンが外れました。

やっと、5inchベイ金具も外せました。

では、スッキリした所に

2台のHDDを入れてみます。
上側のHDDは、光学ドライブがあった位置なので
思いっきり前(写真の左方向)に飛び出しても大丈夫です。

この状態で入ります。

入れました!
位置確認なので、まだ5inchベイ金具は付けてません。

斜め横アングル

横から
いい感じのようで、問題なさそうです。

デスクトップPCは、今でも「DOS/V」と呼ぶのでしょうか?
基本的にインチネジなので、ここから出してきます(^^)
これもかなり古い、DOS/V組み立てに嵌ってた時のものです。

では、5inchベイ金具を付けます。
こちら側は、しっかり4本留めれるのですが。

反対側は2本です。
まあ大丈夫でしょう。

真横から

前方から

流石に楽々で入りました(^^)

横から
まだ入れてる途中です。

しっかり前まで入れました。

上から

下側のHDD、ギリギリまで前に来てます。

ATX電源コネクタとの距離は、
なんとかSATAコネクタが付けれるかな~

全面はこんな感じになりました。

リベットで固定されていた5inchベイ金具は、
このM3ヘキサゴンボルト使います。

ナットとワッシャーを集めてきて~

裏側からボルトを入れ、六角レンチで回り留めして

表側からナットで固定します。

反対側のファン部の内側

真正面から

上から

SATAケーブルがATX電源コネクタに当たって挿入できないので
電源コネクタを抜いて挿入します。

電源コネクタつけましたが、なかなか厳しいですね~

横から見ると、ちょっとこれは不安ですね~
L型のやつを発注しとこっと^^;

フロントファンを元に戻しますが、
元のビスは、こんなに太短くて付けに難くて
隙間にポロッと落ちたら面倒なので

長いM4ボルトに替えます。

ファンを上から挿し込んで

前からボルトを通して

内側からナットで留めます。
2本で十分だったかも?
HDD交換することは滅多にないでしょうが、
逆の手順で分解することを考えると、ちと大変だな~

ここで一度試運転しときます。
電源ON!

再起動時には、ネットワークが応答しないので、少々時間かかりますが
無事Console Menuが出ました。

再起動するとネットワークに繋がらない問題は解決してなくて、
シャットダウン直前は「192.168.0.4」で繋いでたので
一旦、空きの固定IP「192.168.0.2」に設定して[OK]すると

ネットワークに繋がります。

で、再度、元の「192.168.0.4」に設定して[OK]すると

元の固定IPで繋がるようになります。
前回の摩訶不思議現象のままです(T_T)

まだ組み込みの続きがあるので、
一旦、シャットダウンします。

フロントパネルの内側に十分な空間があることは、
ざっくり確認してたので、たぶん大丈夫と思います。

左右2箇所の大きな爪で引っ掛かるようになってます。

何事もなくカチッと嵌りました(^^)

電源ケーブルが電源ユニットのファンの前を塞いだりしてたので
線処理してタイラップで留めました。
ん?「どこやったの?」って声が聞こえたような...^^;

ちょっと斜め

数日後、Amazonのこれが届きました。
L型(下向き)構造、ラッチ付 端子ピン金メッキ処理ってやつです。
L型には、上向きもありますが、ラッチ無しになるので使うのは避けたいですね~

短めの30cmものです。

まずは、電源コネクタの横のHDD No.4
あまり抜き差ししたくないのですが、また電源コネクタ抜かないと
SATAケーブルが抜けませんでした。

L型・下向きのSATAコネクタを挿しました。
ケーブルは、HDDの下を通ってから出てきます。

横から
ほぼ見えませんが、中央のHDDの電源コネクタの奥です。
一番下の赤いのがリード部分です。

上から
ATX電源コネクタと十分な隙間(青矢印部)があります。

もう1箇所は、HDD No.1
電源ユニットからの線束に押され気味で気になってるのです(青丸部)

「1」のテープ貼ったコネクタです。
すぐ左側が、電源ユニットからのリード線の出口なのです。

L型・下向きのSATAケーブルに交換しました。

真横から
これで安心です(^^)

ようやくカバーを被せることができました。

縦置きで据え置きします。
これで修理完了であります(^^)
マザーボードもリニューアルしたので、嬉しい満足感です\(^o^)/
前よりずっと快適になるはず(^^)

2013年8月4日、建てた直後のWinXPでのショットです^^;
よく見ると、まだHDDをマウントしてない時です。
Clock 1600MHzのMaxで、CPU温度:51.2℃になってます。
これだと、でかいファイルとか書き込んでると、
ZFSの計算が重いのか、60℃超えになることもありました。

CPUが変わったので、[高度な設定]でCPU Clockの設定を変更します。

以前の設定は、最大周波数:1600MHz でした。
今度は、リストのMaxが、3500になってるので、

「3500」に変更します。
再起動で設定が反映されます。
前回の「その1」の不可解は解決してないので、
固定IPの設定は、LocalのConsole Menuでやり直しますが(-_-;)

試しに適当なファイルを書き込んでみます。

入出力速度とCPU負荷のグラフを表示することができます。

最初の方だけ、2100MHzをマークしましたが、

その後は、700~1300MHz辺りをウロウロして、温度 40℃以下(^^)
これはいいですね~
この時の部屋のエアコンは27℃設定です。
今の用途には贅沢なハードでしょうが、寿命はかなり伸びるでしょう(^^)

この時のHDDの温度

何もしてない時は、400MHzまで落ちます。
Min 100MHzにしてますが、さすがにそこまでは落ちないようです。
前のASROCK E350M1では、100MHzまで下がってました。

カバーを閉める前の開放横置きの時、

最後に新旧並べてショット

元の鞘に収まってもらいます。
HOME POSITIONは、リビングの37inchTVの後ろです。
左側はカーテン
拡大すると埃が見えるので止めた方がいいです(-_-;)
下の台は既製品、上の台はDIYです^^;

起動後にLOCALのConsole Menuで
固定IPの設定をしないといけないので
外部モニタとキーボードを付けます。

電源ボタンがメチャ押し難いので
本体を手前に引き出してON!

立ち上がりました。

Console Menuから
元の固定IPを

一旦、別の固定IPにすると、

ネットワークに繋がるようになります。

その後で、元の固定IPに戻せば、

ネットワークに接続できます。

で、もう一つ、再起動する度にWeb GUIでの設定があります(T_T)
FTPのステータスが、まだ「」なので

FTPだけを再起動します。
システム全体を再起動するわけではないので、
ネットワークに繋がらない問題は発生しません。

ほぼ一瞬で再起動が完了します。

これでFTPのステータスが、まだ「」になって
全てのサービスが正常動作になります(^^)

RGBモニタとキーボードを外して、
筐体内に誇りが入り難くするために
レースの布切れを被せておきます。
これで、やっと復活です(^^)

ちょっと狭い所に押し込んだので、3℃程上がったかな。

キーボードの送信機をUSBから抜くと
Consoleにメッセージが出ますが、

再び差し込むと、またキーボードは使えるようになり、
何かのキー押せば、Console Menuに戻ります。

滅多に再起動しないのですが、
毎回、RGBモニタとキーボードを準備するのは面倒です(T_T)
かといってフルキーボードは必要ないので、
このワイヤードのUSB Numericキーボードにします。
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ん?下の青文字「2.4GHz Wire」ってどういう意味かな(´・ω・`)
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横には、でかいTVがあるので利用しない手はありません。
このDVI to HDMI アダプタもポチっておきます。
GIGABYTEの新PCには、RGBとDVI端子だけなのです。
下向きと上向きの2種類あるので[UP]の方にします。
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上のが届けば、正面を外向きに収納して、お尻を出さなくていいので
何も怖くないってところですかね~(^^)