2022年5月18日水曜日

卓上丸鋸をもらったので整備した

随分と久しぶりの投稿です。
年末年始の挨拶もしておりませんでしたm(_ _)m
いい訳ですが、家のやんごとなき諸事情で
3D系は活動停止状態なのであります。

で、2021年6月に親戚から卓上丸鋸をもらいました。
正式な名称は何ていうのかな?
使わなくなって数年間、倉庫に眠ってたものだそうです。

一応、それなりに動作はしましたが
電源ケーブルは、途中で継がれてるし、
サビも多いので、軽く分解掃除した方がよさそうです。
と思ってましたが、全然「軽く」なくなった上に、諸事情も重なって
約1年がかりになってしまった記録です(-_-;)

裏側。
ボルトが錆びてるけど、外れるかな~

マキタ色みたいなので、Amazonのこれかなと思いましたが、
見るとハンドルの形状が異なります。
「マキタ(Makita) 355mm 切断機 LW1401」
 約¥25,000
   刃物寸法サイズ(mm):外径355、内径25.4
   回転数:3800 min-1
   電源:100V、電流:15A、消費電力:1430W

どうやら、ハンドル形状が極似なので、Amazonのこれですね。
「新ダイワ 小型切断機 355砥石用 L140SN」
 約¥30,000
   無負荷回転数:3600 min-1
   定格電流:15A、消費電力:1400W
   砥石(mm):355×2.8×25.4

更に探してると、Amazonのこれチップソー・砥石兼用モデルです。
「新ダイワ 小型切断機チップソーカッター LA120C-3057」
 約¥44,000
 無負荷回転数:3200 min-1
 定格電流:15A、消費電力:1400W
 適用チップソー(mm)外径×刃厚×穴径:308×1.8×25.4
上の砥石モデルよりガード類が強化されてるけど
チップソーサイズ小さいのに価格が1.5倍か!
よく見ると、凄そうな鋸目チップソーが高いのか~^^;


2つ上の外観と比べると
赤丸部のパーツが失くなってますね~

では、可動部分からチェックしていきます。
ブラシの状態は良好のようです。
バネはまだ輝いてるし(^^)

反対側のブラシも良さそう。

ここも開けてみます。

整流子の摩耗も少なそうで、いい状態のようです。

ここには「KURE CRC 2-26 電気装置用防塵・接点復活剤」を
振りかけておきます。

ベアリングのボールの摩耗状態とかはわかりませんが、
サビはないので、良さそうな気もします。

一応、モリブデングリースを

振りかけておきます。

さて、このほぼ使い切った古いブレードを外さないといけないのですが

中心は六角のボックスで回すとして
廻り止め機構がどこにも見当たりません。
両側の2つの穴に専用工具を突っ込んで、回り止めするみたいですね~
ちょっと探してみましたが売ってなさそうです。

作るしかないので、寸法を測ります。
ここは、40mm

穴径:8mm

M8のボルト使うと、頭が六角のボックスに当たるので
このM6ボルトを使うことにします。

ちょっと乗せてみます。
うまいこといきそうです。

ちょっと倉庫を覗いたら、
2mm厚の鉄ステーが眠ってたので、これを柄にします。

こんな感じでいけそうです。

マジックで穴を描きます。

かなり昔にもらったと思うのですが
この糸鋸で切れるかな?

一応、鉄も切れるということなので、

元から開いてる穴に、歯がギリギリ通り、準備完了!

5分程、切ってみました。
切れないことはないのですが、5分でこれだと、1周1時間以上掛かりそう(T_T)
ちょっと体力が持ちそうにありません(-_-;)

では、ボール盤でやることにして~
先に両側のΦ5の穴を開けることにします。
センタポンチは、初めて使うこれです。
買った時は、この店が最安値でUS$ 1.68(送料無料)だったのに
今は、本体も送料も高くなってますね~
どうも送料の価格高騰は全般的です(T_T)
赤と青が安いのは何故かな?
AliExpress.com Product - 5 Inch Automatic Center Pin Punch Spring Loaded Marking Starting Holes Tool

分解するとバネと重りが入っていて
先を当ててお尻を押すとバチンとポンチ打ってくれます。

初めて使いますが、
金槌でポンチ打つよりズレ難くて、キレイに打てますね~

いい感じにΦ5の穴開けできました。

さて、でかい穴は、このドリルの2mmを使います。

切削オイルを掛けながら10分程で半分終了!

トータル20分程で全周終わりました。

この先は、またこの糸鋸の登場です(^^)
「PICUS フリーウェイ・ミニ・コッピングソー MCS-160」というもの
Amazonですとこちら^^;

厚み2mmの鉄板なので、15分程かかりましたが、
コッピングソーなかなか便利です。

2mmの鉄は、なかなか手ごわかった~
付属の工具があれば、こんな苦労しなくてよかったのだが・・・

両側のΦ5穴は、M6タップを建てます。

M6ボルトを装着、外側寸法は予定通り40mm!

ちょっと丸鋸に当ててみます。

両側のボルト頭の位置に依ってはボックスが入らないこともありますが
位置を合わせれば、バッチリいい感じです(^^)
ステーの持ち手部分がカバーに当たるので曲げました。
この状態で外しにかかれそうですね~

この手のやつは、逆ネジの場合がありますが、
えっと、これは、反時計回りで回転するので、普通の右ネジのハズです。
ということで、ナットを反時計回りに回すと、
かなり締まってましたが

外れました!

アウターフランジを外して
やっとブレードを外せました^^;

インナーフランジも

ドライバー少しこじって

外れました!

自作ったフランジ用の専用工具は、今後も使うので
六角ボックスが入るように、穴をキレイに削っておくことにします。

HANGXINの2-Fluteトウモロコシタイプ、
この店の[3.175x17mm]1本 100円程度です。
これも送料無料だったのに$3にもなってます(T_T)
概要の日本語訳には、
「超硬フライスカッタールータ木材ツール金属切削工具」とあるので
鉄も削れるんじゃないかと、ダメ元でやってみます^^;

10本の内、木材削りに使ってた”お古”を
最近活躍の多いDREMEL4000に装着!

ん?初めて気づく本体のこの表示、
どうやらMAX 32000rpmのようです。

ダイヤルMaxでよ~く見ると
▷◁が「35」のちょっと手前なんです。
紛らわしいな~
まあ、32000も35000も似たようなもんでしょうが^^;
どうやらModel 4300だと175Wで35000rpmでるようです。

アルミを削るのとは、わけが違いますが
軽~く当てながら少~しずつ削ると、10分程でキレイになりました。
やっぱし、32000rpmの威力は凄い!
モーターは、たかが135Wなのです。

ちょっと各方向から

100円程度の中華エンドミルですが、なかなかいけますね~

ここは、まだ今一だったな~^^;

六角ボックスが入るようになりました。

丁度いい感じで入ります。

表側から

これでフランジ着脱専用工具の完成です。
ペンキでも塗っといた方がいいんだが...

既にフランジは外しましたが、もとに戻して
もう一度、装着感を確認しております^^;

上方から

夜にネットを探してると、
「新ダイワ ライトカッター(砥石切断機) L120S-N、L140S-N」の
PDF取扱説明書を見つけました。
今は「株式会社やまびこ」のようです。
更にサポートの所から「パーツリスト(一般のお客様)」に行くと
分解図と共に全パーツのリストを見れます(^^)
それを見ると、フランジ脱着工具は「クリッパー」と呼ぶのだと!
鉄板を折り曲げただけの工具でいいようですね~
ちと大掛かりに作ったかな~(-_-;)
でもこれでは折れそうなくらい固く締まってたんだけどな~

上のは、品番を検索するとモノタロウにあって、
どうやら一般名「ピンレンチ」のようです。
その名称だと、Amazonのこれとかゴロゴロ出てきました(^^)
[ピンサイズ:Φ2.8mm]と自作のより小径ですが
ピン間隔可変で[ピン間隔:10~55mm]


おっ!AliExpressにもあるではないですか!
「調整可能な距離: 約8-50mm」とあります。
US $2.86(29% OFF、送料無料)
これは、ポチッ!でしょう^^;
上のAmazonのやつの方が作りは良さげですが...
AliExpress.com Product - Adjustable Angle Grinder Key Pin Spanner Cutting Machine Wrench Home Repair Tool Power Tool Accessories

さて、次の日は、錆びついたカバーを外しにかかります。
やけに長いボルトで固定されてます。

外れないと思ったら、まだ2本ボルトが埃に隠れてました^^;

このボルトも長いです。
元に戻す時はヘキサヘッドに変えたいところです。

ブレードカバーが外れました。

更に分解していって
ブレード側のギアの状態はキレイでよさそう。

中央にモーター軸のギアが見えます。

モーター軸のギアも状態はいいですね~

ブレード軸の軸受は、真鍮スリーブ式かあ~(´-﹏-`;)
ほとんど擦り減ってないように見えるのだが

ちょっとコネコネして更にモーターのフロントカバーも外しました。

フロントカバーの裏は、
ベアリング受けになってます。
この穴は、ベアリング径とクリアランスがあって、
手で回せるほどですが、
穴の上の小さな黒いゴムが回り止めの役割をしています。

フロント・ベアリングも良好そうで
回転音には異常音はなさそうだったし、
交換はとても大変なのでやめといて、
取り敢えずモリブデングリース塗布しときます^^;
それにしてもモーター内部ファンは、
何故にどれも放射状に真っ直ぐなんだろう?

アルミダイキャストの外郭がサビで白粉を吹いているので、
キレイに塗り直したくなり、更に分解することにします(^^)
では、取手を開けます。

取手部をモーターから外します。
今思えば、取手は、後でやった方がよかったかな(-_-;)

次は、台座とモーター部を分離したいので、
左下の稼働部分の軸を抜いていきます。

太いバネの反発を完全に殺すため
下側の廻り止めボルトを

外しました。

スナップリングは、でかいので
マイナスドライバーとラジオペンチで簡単に外れます。
軸は、こちら側から軽く叩けばすぐに外れると思ったのですが

錆びてるのでなかなか抜けません。
CRC 5-56を振りかけながら
Φ8の折れたボルトを当ててハンマーて叩き、少しずつ抜きます。

なかなか手ごわいです。
やっと、でかいバネが外れました。
もう少しです。

ふ~っ!やっと抜けました。
慎重に叩いていったので15分もかかってました(T_T)

モーター側の軸が通っていた部分、

プラ製のブッシュが入ってます。
かなり薄いけど割れたりしてなく大丈夫です。

やっと台座とモーター部が分離できたので
錆落としができそうです。

が、やっぱし取手が邪魔ですね~
赤丸部2箇所を切り離せば、いいのですが、
右側のは、スリーブでカシメてあります。

できるだけ配線のカットを少なくしたいので
スリーブのカバーを外して

スリーブの根本でカット!

台座とモーターが分離できました!
真夏の外作業、日陰でも日に30分が限度なので、なかなか進みません(T_T)
入手してかれこれ1週間です。

さ~て、明日から錆取りにかかりますか^^;

道具小屋の前で、これで磨きました。
中には、親父の道具が色々はいってます。

モーターは、コンデンサ誘導モーターです。
「三菱家庭ポンプ WP-150G」とあるので
井戸ポンプのものだったようです。
軸にドリルチャックを付けてあります。

大きなタングステン電球シャンデリア用のライトコントローラー
1960年代のものだと思います。
右は、誘導モーター用のコンデンサ。

磨くのに夢中になって、というか外は暑いので頭が回らない(T_T)
磨いた写真を取るの忘れて、下塗りしてしまいました^^;
まあ、キレイには磨けてなかったので・・・
細かい所は、DREMEL4000に小さいブラシ付けて磨きました。
で、数年前、家の換気口のフェンスを塗った余りがあったので
これで下塗りします。
刷毛塗りです^^;

塗り終えました。

背中?

反対側
まあ、見えない所は、省略^^;

ブレードカバーも塗っておきます。

裏というか、この中もパス^^;

台座も磨いて塗りますかね~
使ってたらすぐに剥げてくるでしょうが

コーナー足のボルトは、裏側のナットが錆びすぎてびくともしないので断念(T_T)
まあいいか

また先の井戸ポンプモーターので磨きました。
こんな程度にしかなりませんが
油性の下塗りは、サビの上からでもOKと書いてあるのでいいでしょう(^^)

シンナーで拭き上げてから下塗り
ちょっと足りないので、新しく買ってきました。
ちょっと外装デザインが変わってます。
アルミ建材もいいと(^^)

ん?やけに光沢が?
どうも最初のは「つや消し」表示はないけど、つや消しだったのですが
今度のは、明らかに光沢があります。
何か成分が変わったんかな~
「シリコンアクリル樹脂」

最初に塗ったこのタイプは、もう売ってないようです。
「アルギド樹脂」・・・違いはわかりませんが、鉄専用っぽい?
結局、台座の下塗りの写真は忘れております(-_-;)
まあ、NASの修理中に頭冷すために塗ってたからですね~^^;

下塗りのままの方が工具っぽい色なのですが、
上塗りは、これにしました。
元の色のメタリック青竹色がなくて、
店で眺めてたら、どういう頭の雰囲気だったのか、パープルに(^^)

成分はこれ。

モーター部、なかなか奇抜でいい色でしょう(^^)
写真では、パープルと言うよりピンクですね~^^;
見た目は、もうちょっと濃いです。
真夏、ペンキ塗りにはもってこいですね~
風通しのいい日陰で塗って、丸1日乾燥させました。
外は暑いので、家の中で撮影!

ブレードカバー

もちろん台座も同じ色(^^)

その他のパーツは、軽くサビ落としして
黒スプレーでしゃしゃっと(^^)

残りは、コード周りです。

途中の断線しかかっていた箇所は、ひとまず切断!

このコードプロテクタから

モノタロウのこれで600円程でした。

元のと並べると、ちと短いんです。

新ダイワのサイトの補修パーツ表の番号と合ってるし、

納品のラベルにも、「L140S N M314」とあるんですがね~
材料費削減のコストダウンなんでしょうね~

取り替えました。
ちょっと短いですが、役目は果たしてくれるでしょう。

次は、ACプラグ
内線むき出し状態なので、切れるのは時間の問題でしょう。
緑のアース線は、先にクリップが付いてるハズですが、カットされてます。

新しいプラグは、この3極のにします。
モノタロウのここで買った Panasonic「WF7004」

並べるとこんな感じ。

どうやって開けるのかな~と、探っていると、

薄い絶縁カバーを電極に挿してるだけの簡素なものでした。
最安値のにしたからな~(-_-;)

上の1.5倍程の価格になるけど、

まあ、買い直すほどでもないので、
コードを後ろから通して

配線終わりました。
よく見ると外郭が変形してますが・・・(-_-;)

絶縁カバーをはめ込み完了です。

次は、コードの途中部分。
ULテープがグルグル巻かれベトベトになってたのを剥がすと
継いであるかと思いきや、テープが巻いてあるだけで
今にも切れそうな首の皮一枚状態(・o・)
アースの緑線は、被覆はあるけど断線してました(T_T)

劣化部分をぶっち切って
この圧着スリーブで継ぐことにします。

段々に剥いて~

片側にスリーブを圧着して

繋ぎました。

この耐熱布テープを巻きます。
車などのハーネスでもよく見かけるやつです。
電気絶縁用のULテープは、熱でベトベトになるからですね~
25mm幅、15m、US$ 2.54(31% OFF、送料無料)
AliExpress.com Product - 1pc Width 9/15/19/25/32MM Length 15M Heat-resistant Adhesive Cloth Fabric Tape For Car Auto Cable Harness Wiring Loom Protection

布テープを巻いてから

コードをカットした時に通しておいた(^^)
ヒシチューブ(熱収縮チューブ)を被せて
ホットブローで収縮させます。

電源コードの補修は終わりです。
モノタロウさんに電源コードの補修パーツもあったのですが
4000円近くだったので・・・^^;
この太さ&長さの3芯キャプタイヤコードにしては安い方なんでしょうが
まあ、これでも、まだ十分使えるでしょう。

取手は、そのままでいくつもりでしたが
やっぱし見かけは大事なので、電源コードを外して
手元にあったブラックスプレーで塗りました。

やっと、組み立てです。
入手したのが2021年6月24日、優先度最下位でやってたので、
2ヶ月ちょいぶりです(^^)

まずは、モーター部に取手の片側を取り付けて、

雑防コンデンサとモーター・電源からの白リードの3本を
スリーブでカシメます(中央部)

全体

取手のカバーを被せてます。

取手の取り付け完了!
取手を塗ってて良かった~見栄えが全然違います(^^)
まあ、使ってる内にすぐに剥げ落ちるでしょうが^^;

モーター部を台座に取り付けて、
錆びてたのを磨いたピンを差し込みました。

写真を撮り忘れましたが
このプラ製のブッシュは、サラッと汚れを落として
忘れずに装着しています。

スナップリングでピンを固定して
よし!・・・と思ったのもつかの間

あっ!やってしまった!
このバネを入れるの忘れてました(-_-;)
たぶん、上のブッシュで頭が満杯?だったんでしょう(-_-;)

またスナップリングを外して
このボルトの切れ端とハンマーで

ピンを抜いて~
今度は、グリース塗ってるので、すぐ抜けました(^^)

バネを入れて~
ピンを押し込みます。

今度こそ!
スナップリングで

ピンを固定します(^^)

サビていた廻り止めボルトも
ステンレスに交換します。

取り付けました(中央左)

そのボルトでこれ以上は上がらなくなります。

全景

次は、カバーを取り付けるので
仮止めしていた4本のボルトを外します。

上4本が元のボルト
+頭では締めにくいので
下のステンレス製のヘキサ頭のに替えます。

錆びていたボルトは、ほぼ全てステンレスにしています。
M5 60mm
M5でこの長さは、何処探してもなくて、やっと見つけた一品です。
しかもお手頃価格、モノタロウさんに感謝です。

ブレードカバーを取り付けました。

全景

内側フランジを嵌めて

外側フランジを取り付けます。

上方から全景

リアバイスは、滑りを良くするのと
台座のペンキが剥がれて汚くなるのを防ぐため
下にプリプロピレンシートを貼ることにします。

彫刻刀で手加工です(^^)

このボンドで

貼り付けます。

台座の取り付け用の受けボルトのネジ山が錆びているので
タップで修復します。

ここも

フロントバイスも下にポリプロピレンシートを張りました。

台座のバイス・パーツ3つを取り付けます。

この黒いリアバイスとフロントバイスの間に
材料を挟んで固定するのですが

正規の仕様では、この様にハンドル付ボルトで稼働させるのですが
入手したものは、取り外されていて、残ってないのです。
モノタロウのこれですが、税込みで3,000円以上もするので


これも自作しようかな~
と、近くのホームセンターへ
HiKOKIの同等の商品がありました。

別の売り場に、長いボルトM16とM20が売ったので
M20と並べてみると、何となく良さそうです。
ちょっと買いそうになりましたが、我慢して

家に戻って測ってみると、18.5mm程ですね~
これは、明らかにM18ですね~(´-﹏-`;)
すぐに欲しかったので、ホームセンターを数件回りましたが
M16、M20はあっても、M18がありません(T_T)

モノタロウを探してみると、ここにありました!
ちょうど、頼まれ物もあったので、一緒にバスケットへ!
3500円以上で送料無料です(^^)

2日後に届きました。

M18 x 285

ちょっと装着
ネジ山、合ってます\(^o^)/
長さも手頃!

ここが受けのフロントバイスですが
そこのΦ8の穴に先端が差し込めるようにしなければなりません。

これくらい差し込むことになるので
この部分をΦ8に削ることにします。
Φ18⇒8・・・なんとか根気でやれるでしょう。

まずは、大きめの木材の切れ端にΦ18の穴を貫通させて

M18のボルトを差し込みます。

穴を開けた木材は、安定してボルトを回すための治具で、
ボルトを手で回しながらグライダーで削るわけです。
ドリルのチャックにM18が挟めればいいのですが
そんな大きなチャックはないからですね~

上手くできるかどうか、まずは、ネジ山部分だけ削ってみました。
なんとか削ることができそうですが
M18⇒Φ8にするので、かなり時間がかかりそうです(T_T)

少し進みましたが、まだ先は長そう~
まあ、思いの外、均一に削れて円になっているので頑張って続けます(^^)

腰やら手やらお腹やら、結構疲れるのです^^;
1日15分ほど、3日ががりで、ようやく終盤に近づきました。

良さそうです。

最後は、目が細かいダイヤモンドので仕上げていきます。

Φ8になりました!

フロントバイスの穴に差し込んでみます。
ん~ん、気持ちいいほどにピッタシです(^^)

先端にスナップリングを付けるための溝を掘ります。

こんなもんでいいでしょう。

フロントバイスに差し込みます。
いい~(^^)

全景

Φ8の先端側から
我ながら、ここまでキレイにできるとは思っていませんでした。
大満足\(^o^)/

反対側は、ちょっとネジ山を削って

まずは、Φ3で穴あけします。

貫通しました。

ここには、M6のタップを建てたいので
次にΦ5で下穴を貫通させます。

M6でタップを建てます。

軸面から
ちと、中心からズレてますね~
まあいいでしょう^^;

試しに、M6のボルトを入れてみました。

軸面から

まだ完成ではないですが
こんな感じになります。

近くのGoodayで買ってきた、M6の全ネジ棒

M6 x 285mm

ネジ山を傷つけないように
スリーブを履かせて

曲げていきます。

その辺にあった工具で更に曲げて~

直角に曲げました!

スリーブを取ります。
この右側の曲げた部分にハンドルにしたいので

木切れの中から硬そうなのを選んで5cm程の長さにカットしました。

Φ6のドリルで縦に貫通します。

M6の全ネジボルトを通して、ドリルに装着して

ドリルを逆回転させながら
グラインダーで削っていきます。

まあまあ良さげの円柱になりました。

中ほどに窪みを入れて~

ハンドルの出来上がり!

先に加工したM18のボルトに取り付けます。

アングル変えて
いい感じになりました(^^)

6mmのスナップリングを入れようとしましたが、
入りませんね~

7mmの止め輪(スナップリング)が欲しかったのですが
近くのホームセンターには、これしかなくて・・・

仕方ないので、この様にちょっと折って、Cリングにして^^;

入れました。
簡単には抜け落ちないし
力が掛かる所ではないので大丈夫でしょう。

フロントバイスとロックナットを組み立てます。

台座に取り付けました。

拡大!

最後は、鋸の刃、チップソーです。
オリジナルは、355×2.8×25.4mmの砥石なのですが
(・・・実は間違っていた^^;)
貰った時には、すっかり磨り減ったこれが付いてました。
305 x 2.5 x 25.4の砥石です。

木材をキレイ直角に切るのにも使いたいので、
モノタロウを色々探し回って
兼房(株)のにすることにしました。
しかし、種類が多すぎて選択に悩みます。
木材用は、グレードが3段階あるようなのですが
モノタロウの説明文はどれも同じなので、
「木材(木質材料)加工」の「チップソー」のPDFカタログをダウンロード!
2019年版でした。
P3-1に「チップソー刃型形状」が載ってて
後ろのページを眺めると、木材用は、刃型:Aのようで
AN0、AN15、AN20、PNの4種類

次のP3-2 ~ P3-8が「チップソー刃型選択表」になってます。
一般木材の横引きを重視すると「PN15」が適してるようです。
危うく「PN0」を選ぶとこでした(-_-;)

その先、P3-8にグレードの説明がありました。
モノタロウで見つけたのは、
PRO-KⅡ、PRO-MAXⅡ、SUPER-BPⅡ
どうやら耐摩耗性でランク分けされてるようです。
PRO-MAXⅡは「Φ405以下の在庫品限定」とのこと。
マーティーは、頻繁に使うわけではないので、
一番下のPRO-KⅡで十分でしょう。価格も最安だろうし(^^)

まだ選択肢が続きます。
チップソー外径は、335mmまでいけるみたいですが、
価格が 305 ⇒ 330mm で約1.5倍にもなるので、
305mmに決定!
で、カタログ P3-15の「AN15チップソー」を見ると
3種類あり、刃厚と歯数の違いです。

モノタロウで価格を調べると~(2021.8.29時点)
① 743-0630-481:¥12,900
② 743-0648-481:¥14,900
③ 743-0656-481:¥10,900
厚み0.2mmの差で¥2000、100/120歯の差で¥2000
刃厚3mmでいいから120歯が欲しいな~
ん~ん、②か③の二択ですね~
悩ましい~ 一晩寝て考えるかな(-_-)zzz

・・・・・一晩寝ました~(^^)
ふとFirefoxのタブに残ってた「AN0」のレビューに目をやると
「機械屋さんにAN0の方が裏のバリが出にくいと伺った」ってのが!
どういう意味だろう?
改めて、カットソーのカタログを見ると
用途の所に「特に切肌を重視する切断用」と

一方「AN15」は、単なる「仕上げカット用」
どうやら、上の方が切肌がキレイになるようですね~
AN0との違いは、刃の半径方向の角度だけ。
まあ、食い込みの角度の差なので、うなずける気はします。

「AN15」から「AN0」に方針転換して~
カタログ P3-14の「AN0」を見ると
「PRO-KⅡ」ランクの305mmは、一番上の一択です。
歯数:100ですが、これに決まりです(^^)

お値段も宜しいようで(^^)
んで、7000円以上の注文で同月の配送料が無料になるんですが、
もう8月終わり、
切削工具・研磨材の10%引きの日は、9/10で待ちきれないので、
しばし我慢して9月最初の土曜日に5%引きで注文することに(^^)

モノタロウより(2021.8.29)

2日後に到着!
立派な化粧箱付きです。

黒く写ってますが、シルバーです。
さすがにでかいです。

箱には「刃角度表示」と

「警告」が書いてあります。

外す時は、自作の工具を使いましたが
AliExpressのやつが届いているので使ってみます。

ん?
片方のピンが嵌まりません(T_T)

六角ボックスに当たって、もう少しの所で入らないのです。

六角ボックスに合わせて、工具を削ればいけるかもですが

左のボルトが長いので、これも短くしないと使えません(T_T)

先を急ぐので、工具を削るのはパスして
自作のこれを使います(^^)

専用に作っただけあって、難なく締め付けできました。

鋸を一番下まで下げると
足よりも下がります。
うっかり下げ過ぎると地面に当たって歯をやられそうです。
その内、対策することにします。

次は、この砥石です。
実は、チップソーを買う前に単品で買ってたものです。

あ”~~~~~!!!
そんなバカな! 大きすぎて入らない!_| ̄|○
やらかしてしまった~

今の今まで「新ダイワ 小型切断機 355砥石用 L140SN」だと思っていたのが
「新ダイワ 小型切断機 305砥石用 L120SN」だったのでした
355mmではなく、305mmだったのです(´・ω・`)

いや~
砥石だけでなく、チップソーも間違ってたら・・・と冷や汗たらりです。
被害が少なくてよかった。

1190円を5%引きの日で1131円
クーポン 500円を使ったので694円で手に入れてたのです。

またレビュー・クーポンを入手して
305mmのを注文するとしよう・・・と思ったが、待ちきれず
近くのGoodayへ!
2.5mm厚のだと、300円切るのですが
1.8mm厚のが欲しかったので
「金の卵」の305mm/980円(税別)にしました。
今度は、大丈夫そう(^^)

取り付け完了!

2、3、パーツが不足していますが
やっと、初期状態に戻せたかな?

最後にBeforeを並べてみると

あれっ?
赤枠のパーツの向きが逆ですね~
写真見て初めて気づく始末^^;

一旦、ハンドルを外して、向きを正しました(^^)
これで完成です!

取り立てて使う予定がないけど、何か切ってみたい^^;
それにしても、この色は目立つだろうな~
もし庭先で奇抜な色の丸鋸を使っている人間を見かけたら
それは、きっと、マーティーに間違いないでしょう(^^)