2017年1月29日日曜日

小型工作機CNC2418 その1(組立)

はじめまして、マーティーと申します。

長年、私の師匠である、「みら太な日々」ブログを眺めていましたが
遂に小型工作機 CNC2418をAliExpressから購入し使い始めました。
この度、みら太さんのお導きもあり、ブログを始めることにしました。
気まぐれな記録になるかと思いますが、どうぞ宜しくお願いします。

それでは、まずは、
ブログのきっかけとなったCNCの組み立てから。

買ったのはこれ! 
5.5WのLaser Diode付き!
*** 2019.12.26 追記 ***
約3年経って、懐かしくなって調べてみると、同じ店は健在でした。
ER11コレットに換えたので、これの5500mWレーザー付が最も近いです。
上のをUS$ 316+送料$42で購入してました。
下のは、追記した時点で、$224.25+送料 $40 随分安くなったものです。
道理で最近は上位の頑丈なモデルを買う方が増えたわけですね~^^;
*** 追記ここまで ***

AliExpressに注文、5日後に発送の連絡が来て、13日後には届いた。思ったより早い!
関税額:1600円、通関料:200円がかかっていて、
配達してきた郵便屋さんに1800円を支払って受け取った。


で、中を開けると、3層の重箱になっています。
1層目
思ってたよりずっと綺麗な梱包。









2層目
枠も専用に開けた緩衝材で包まれています。
レーザーやらゴーグルが見えます。
3層目
スピンドルとZ軸だけは組み上がっています。

全部出すとこんな感じ
組み立ては、夕食後までお預けです。










組み立てに入ります。
付属miniDVDの中のWordのマニュアルを印刷しましたが、非常にラフ。
もう一度、みら太さんのブログで確認して注意点を頭に叩き込んでおきます。
まず下のフレームからのはずですが、写真撮るのも忘れ、もうだいぶ進んでいます。
ガタがないようにするのが結構大変。
昔、2cm厚のアルミ板を頂いたのを思い出し下に敷きました。これでガタの確認がやり易くなりました。
ステージの下にリニアブッシュとシャフトを取り付けます。
スライドナットはフレーム用のものより大きいがネジ径はM5に統一されています。
スライドナットをフレームに先に入れておくと組み立て難かったので、またバラして写真の様にリニアブッシュに仮止めして取り付けました。


下フレームの上において2本のシャフトをシャフトホルダで仮止め。
コンビネーションスコヤで前後左右の寸法を合わせてひとまずボルトを固く止めます。









コンビネーションスコヤってやつです。
精度はあまり期待できないですが木工では重宝します。




ステージを取り付けた下フレームをひっくり返します。
4つのリニアブッシュと中央の台形ネジ固定ブロックを固定していきます。
コンビネーションスコヤで左右の寸法が同じになるように調整しボルトを締めます。
中央の中央の台形ネジ固定ブロックも同様に。

ひっくり返してもとに戻します。
何度か調整しないといけないかと思ってたが意外とステージの動きはまずまずです。
分厚いアルミ台のお陰です。
いつの間にか縦のフレームも付いています。
また組み立てに夢中になり写真撮り忘れ。

後ろ側から
この支柱のを直角に取り付けねばなりません。
コーナーブラケットが三方からくるのでなかなか大変です。
何度か試行錯誤してやっと固定できました。

全てのボルトをじわじわと締めてくのですが、どちらかというとコーナーブラケットを下フレームに押さえつつ縦フレーム側を先に締めていく感じですかね。うまく説明できません。
ナットも中で90度回転してちゃんと引っかかるように確認しながらやらないといけないので気が抜けません。









だいぶできました。
試行錯誤もしたので2時間半位経ってます。
組み立ては面白いです。
X軸とZ軸の組み立てに入ります。
3DプリントパーツのZ軸ブロックは、組み立てられた状態で入っています。
スピンドルは取り外し可能です。
レーザーモジュールや他のスピンドルに取り替え可能になっています。
縦フレームを下にして横に倒して2本のシャフトをシャフトホルダで仮止め。
XZ軸ブロックを左右に動かしながらシャフトフォルダを固定していきます。
X軸シャフト取り付け完了。
こちらも心配した引っかかりなく、わりと軽く動くので一安心。
X軸とY軸用のステッピングモーター。
こんな大きなの見るのは初めて。
取付金具は、厚み3.2mmもある鉄製、とても頑丈そう。
金具を取り付けます。
一応、配線を考慮したつもり。
X軸用ステッピングモーターを取り付け。
XZ軸モジュール丸ごと左右に動く構造です。
Y軸用ステッピングモーターを取り付け。
ステージを前後に動かす構造です。
送りネジの長い台形ネジ。
X軸用とY軸用は数cm程長さが違う。
本体に合わせて見比べ選択します。
バネと羽つきナットを入れ。
カプラーでステッピングモーターと連結します。
ステッピングモーターを手で回してXZ軸ブロックを移動させながら送りネジの位置を調整してベアリングの付いたシャフトホルダで反対側の送りネジ端を固定。
横に倒してY軸の送りネジの取り付け。
同様にステッピングモーターを手で回して送りネジがシャフトと平行になるように調整しベアリング付シャフトホルダで反対側の送りネジ端を固定します。
コントロールボードです。
かなり小さいです。
これであのでかいステッピングモーター3つとスピンドルを駆動できるのかやや心配です。
3つの赤いステッピングモーター・シールドには付属のフィンを熱伝導シールでとりつけるようになっています。
こんな小さなチップであの大きなステッピングモーター駆動では、熱で長時間稼働するとすぐに壊れるのではないだろうか、まだ不安が消えません。
本体に取り付けました。
本体とはGNDは接続せず絶縁構造です。
いよいよ配線です。
スピンドル用だけはやや太い線です。
配線完了!
付属のタイラップ(昔の呼び名、今は結束バンドですね)でまとめることになっていますが、早く動かしたいので配線を整えるのは後回し。
完成しました!
手と比較するとこれくらいです。
卓上CNCとでも言うべきか、机の上で何でも作れそうでワクワク感が止まりません。
組み立て開始から3時間半程経過しています。
早く動かしたいけどもう寝ます。














2 件のコメント:

高橋繁人 さんのコメント...

私もやっと組み立てました ソフトのインストール方法がわからなかったので大変助かりました

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

見ていただきありがとうございます。
お役に立てて嬉しい限りです。