2023年3月19日日曜日

ZFS(RAIDZ1)のNAS4Freeのメンテナンス(第2弾)

前回「第1弾」は、
わかってしまえば超簡単な恥ずかしくもある作業に
とても時間を食ってしまいました(-_-;)

また大した作業でもなかったという結末になりましたが
ほぼ全ての作業を記録したので、とても長くなっております^^;

現在、使用上で不便はないのですが
気になっている問題があります。

1.再起動する度にIPアドレスを再設定しないと
  ネットワークに繋がらない。

2.CPU Clockが設定のMin~MaxでAdaptiveに動かず
  Max周波数の固定状態になる。

「1」はに
の後ろの方で格闘しましたが解決しないまま。

「2」は、
通常は、[システム]-[高度な設定]のこの設定で
CPU Clockが負荷に応じて増減してくれるのです。
この設定で、新しいマザーボードに組み換え直後、ちょっとの間
700~1300MHz辺りをウロウロして上手く動作していたのですが

今は、システム情報しか見ていないのに
Maxの3500MHzから下がらないのです。
たまに2800MHz辺りまで下がるものの、ほぼ3500MHz固定状態なのです。
CPU温度は、すぐに50℃超えになります。

[ステータス]-[プロセス]でプロセス情報を見ても
1 running, 18 sleeping で
WCPUは、どれも0.00%を下回っています。

電源モード:minimum(省電力)
にすると

常に100MHzになり
Web GUIの反応やファイル閲覧ですら極端にノロくなります。

プロセス情報を見る以外何もしていない状態で
1 running, 18 sleeping
php-cgiのWCPUが9%程になっています。

仕方ないので
電源モード:adaptive(低消費電力)
最大周波数:1500MHz
にして・・・つまり、実質 1500MHz固定で動いてます(-_-;)
以前のマザーボードでは、
負荷により最大周波数~最小周波数の間を柔軟に変化していたので
このNAS4Freeのバージョンのドライバが
新しいマザーボードに対応していないのが原因だと考えられます。

CPU周波数は、1500MHzのまま下がることはなく固定状態で
3500MHzよりはWeb GUIの反応が遅いですが、
データの読書など普通に使う分には、特に不便のない動きをしてくれてます。
CPU温度は、高くても45℃辺りまでなので安心です。

プロセス情報を見る以外何もしていない状態で
これも 1 running, 18 sleeping で
WCPUは、どれも0.00%を下回っています。

ファイルをダウンロードすると(有線 100BaseT経由)
smbd(Samba Deamon)のWCPUが5%程です。

書き込み時も、smbdのWCPUが6%程です。
まあ、同時アクセスはまず無く、あっても数userの環境なので
特に使用上は、支障はなかったのです。

SLEEP中はしっかりClockを下げて寿命を伸ばしたいし
やはり正常に動作させてスッキリしたいのです。
随分前にUpdateしようかと調べはしたものの
面倒になり先延ばしになっていました(-_-;)
現在のWeb GUIのTOP画面

バージョン:9.1.0.1
構築された日時・・・OS Release日:2013年7月24日
Installしたのは、2013年8月3日 
稼働開始:2013年8月12日
もう10年を超えました!

普通は、Web GUIの[システム]の所に
[ ファームウェア ]の項目があるらしいのですが
マーティーのバージョン NAS4Free 9.1.0.1には、無いのです(T_T)
Web GUIにその項目ができたのは、
NAS4FreeのVersion 9.2辺りからのようなのです。
手順から調べないといけません(T_T)

LCD Displayを接続して起動後のコンソール画面のメニューを見ても
Updateの項目がありません(T_T)

ちょっと思い出して
最初のInstall時(2013年8月3日)に
LIVE CDで立ち上げた時に撮った写真から
コンソール画面を見てみると
おっ!
「9)Install/Upgrade from LiveCD/LiveUSB」ってのがあります。

次の画面では、これが出てました。
Live CDかLive USBでいけそうです(^^)

ちょっと調べると、
とても参考になりましたm(_ _)m

NAS4Free 11.2.0.4.5748の中身が
 XigmaNASの11.2.0.4.5748と同様になっていて
 NAS4FreeからXigmaNASへの更新の架け橋となるファイル』
ということなので、この2つのファイルがあればいいのですが
NAS4Free関連リンクは、ことごとくXigmaNASサイトに誘引されて
そこのNAS4Free関連サイトも抹殺されているのです(T_T)

そこで
NAS4Free 11.1.0.4以降であればXigmaNASに移行できるということなので
NAS4Free 11.1.0.411.2系 と XigmaNAS 11.2系の近辺を
探しまくりました!
昨今はサーバー容量も枯渇しているのか?
古いバージョンがことごとく消されているので
この際、取れるものは取っておきます(^^)
そうやってマーティーNASは溜まっていくのであります^^;

で、苦労して集まったのは、これだけ
しかも、WEB GUIからUpdateできる***.xzファイルは
XigmaNAS x64 11.4.0.4.7848 Packだけ(T_T)
後は、LiveCDやLiveUSBファイルばかりです。

リンクのサイトはどんどん消えていくのでしょうが
一応、記録しておきます。

x86は使いませんが、以下のLiveCD/LiveUSBファイルが取れます。
9.1から一気に11.1にしないで
この9.2か9.3を経由してUpdateした方がいいかな~

以下3種です。
このバージョンのReleaseは、2017年のようですが
サイトは、7th May 2022のUpdateになってます。

やっと見つけたlinuxtracker.orgのサイト
11.1.0.4系の最終版かな?
直接Downloadできず、Bittorrent clientが必要です。
このサイトが消えてもデータ自体は分散保存してある分
消滅し難いのかな?

[Download Torrent File Now]をクリックすると
「NAS4Free-x64-LiveCD-11.1.0.4.5673.torrent」がDownloadされます。
これらのサイトが消えても、このファイルがあれば取れると思います。

Torrent Clientには、
Vuzeっての(公式サイトはここ)を使いました。

左上の[Torrentを開く]から取得したTorrentファイルを開くと
しばらくしてDownloadが始まります。
アクセスできない時もあるほど、速度がゴロゴロ変化するので
諦めずに地道に待たねばなりません。

NAS4Free系は以上で、次は、XigmaNAS系

XigmaNAS 11.2.0.4.5748に最も近いバージョンです。
ここもlinuxtracker.orgのサイトなので
Torrent Clientが必要です。

これもlinuxtracker.orgサイト
しかし、94.3%で止まって取れず(T_T)
その後、1週間ほど粘りましたが、取れませんでした。
まあ、LiveCDと次の6881が取れたのでいいか(^^)

同じく、linuxtracker.orgサイトです。
これは、すんなり取れました。

同じく、linuxtracker.orgサイト。
上のLiveCDファイルには付属してなかった
CHECKSUM、readmeもあります。

実は、ファイルを取れるだけ取った後で
上の readme_11.2.txt を読んでみると
*****
Do NOT upgrade servers lower than XigmaNAS 11.2.0.4.6154
===================
Upgrading XigmaNAS "Embedded" or "Full" from any version below XigmaNAS 11.2.0.4.6154 by webgui or from LiveCD/USB will be problematic!!!
Please download and save your config from WebGUI first and backup all files from the second data partition if used on the install media! 
Now you can perform a reinstall from LiveCD/USB, after installation you can restore your previously saved config.
===================
*****
11.2.0.4.6154より低いバージョンからUpgradeするでない!
コンフィグだけでなく、データも全てバックアップを取ってから
LiveCD/USBで再Installしてくれ。
ということですね~(T_T)
まあ、データもバックアップしてるからいいのですが・・・
少なくとも、Web GUIからのUpgradeはできませんね~

これもlinuxtracker.orgサイト! 大変お世話になってますm(_ _)m
Web GUIからUpgradeするには、embeddedのxzファイルが必要ですが
あったのは、ここだけでした。
ファイルは7個!

結局、ここのreadme_11.4.txtにも
XigmaNAS 11.2.0.4.6625より低いバージョンからのUpdateに注意が(T_T)
LiveCD/USBを使わないといけないので、***.xzは必要ないことに(-_-;)
それとFull install usersに
=====
Make sure you first upgraded to XigmaNAS-x64-full-11.3.0.4.7272.tgz
before you flash full-.txz files.
The new (.txz) full upgrade files are compressed images.
=====
ん~ん、もはや11.3.0.4.7272なんてどこにも無いんだけどな~
意味も今一つよくわかりません(´-﹏-`;)
新規Installしか選択肢はないのか?

<XigmaNAS x64 12.3.0.4.9328>
執筆時点での安定版は、2022年8月23日 Release が最新版です。
これは、Sourceforgeから難なく取れます。
もうすぐベータ版が安定版に昇格するかもですが
公式サイトは、ここ

最新版のファイルはSourceforgeのここに入ると
安定版は、一番下の12.3.0.4のようなのでクリックすると

ここに飛んで、
12.3.0.4.9328(Modified: 2022-8-23)が最新安定版です。

ちなみに、執筆時点でのBeta版は、この6つ

一つ上の画面の最新安定版[12.3.0.4.9328]をクリックすると、
この8種が現れます。
取り急ぎ、全部Downloadしておきます^^;

どうしても、NAS4Free 11.2.0.4系が欲しくて
「"NAS4Free-x64" 11.2」でググってみると
TOPに良さそうなのが現れました!

開こうとするとタイムアウトでダメです(T_T)

Googleのキャッシュからやってみます。

確かにこのサイトには、ずばり欲しいファイル
NAS4Free-x64-embedded-11.2.0.4.5975.img.xz
がありそうなんですよね~
ちょっと前の2023年1月25日のキャッシュだ~
ん~ん、タッチの差だったのかぁ?

右クリックで保存すると

ここまでは出るのですが

ほどなくして失敗になります(T_T)
土日だったので、サーバーを落としてるのかも?と
月曜~金曜まで朝昼晩と試すも、ダメでした~(T_T)

URLの頭のIPアドレス:103.241.205.8 は、
PING 200msec程と、かなりなLatencyで返答はしてくれます。
調べると、インドネシアのジェンベル大学で、とてもカラフルな校舎です。
インドネシアの学年暦は、9月〜翌6月らしいので、
年度末の休暇でもなさそうなんだけどな~
単にこのファイルだけ消されてしまったのか(T_T)

色々ファイルを集めましたが
一気にバージョンアップするのはヤバそうで、
逆に不具合対策に振り回されそうな気もしてきました。
先人の注意事項をよく読むことにします。

fefcc.netさんのブログ「NAS4FreeからXigmaNASへ更新してみた」を読むと
NAS4Free ⇒ XigmaNASは、11.1.0.4系からサポートしている。
古い場合は、11.1.0.4系への更新を経由するのが無難。

NAS4Free 11.1.0.4.5606のWeb GUIから
「NAS4Free-x64-embedded-11.2.0.4.5748.img.xz」
を読み込んでUpdateされています。
そしてリブートしたら、
XigmaNASのロゴに変わってて「11.2.0.4 - Omnius(revision 5748)」
になっているようです。

もうひと方、Still Laughin'さんの「NAS4FreeからXigmaNASへ」 では、
NAS4Free 11.1.0.4.5606のWeb GUIからダイレクトに
「XigmaNAS-x64-embedded-11.2.0.4.5774.img.xz」を読み込んで
XigmaNASにUpdateされています。
が、そのファイルも消滅していて見つかりません(T_T)

一番いいのは、
NAS4Free 11.1.0.411.2.0.4から
XigmaNAS 11.2.0.4.5748にするのが良さそうなのですが
入手できた最下位バージョンXigmaNAS 11.2.0.4.6766ですら
再Install必須なのです。
ひとまず、NAS4Free 11.1.0.4系までには、Updateしたいかな~

NAS4Free 9.1.0.1 ⇒ 9.2 ⇒ 9.3 とやって
CPU Clockと起動時のNetwork接続の問題が解決できれば
そのままにしておこうかな~^^;
と、ファイルを探すのに疲れてしまって
安易な方向に行くのであります(-_-;)

9.1からだとどのバージョンにUpdateするにも
LiveCD か LiveUSBを使うのは必須なので
まずは「NAS4Free-x64-LiveCD-9.2.0.1.972.iso」から
LiveUSBメモリを作ることにします。
インストール不要の「Rufus」ってのを使うことにして、 
Rufus公式サイトからいただいてきます。

最新版は、2022.11.28のVer. 3.21 でした。
一番上のをクリックすると「rufus-3.21.exe」がDownloadされますが
これInstallerではなくて、実行形式ファイルそのものなのです。

起動画面(Portable版ではないやつ)
実行後もiniファイルとかできませんでした(^^)
逆にPortable版では、iniファイルができてました。

512MBあれば十分のようですが
新品の32GB USBメモリ(海外パッケージ品)を挿すと

こうなるので、[選択]ボタンで

NAS4Free-x64-LiveCD-9.2.0.1.972.iso」を開くと、
あれっ!?ダメだそうです。
開かないことには、MBR/GPTも選択できないのです。
Ubuntuのisoではできたのに、何故だろう?

幸い、LiveUSBのファイルがあるので
NAS4Free-x64-LiveUSB-9.2.0.1.972.img」を開いて
下の方の[スタート]ボタンを押して、

30sec弱で完了です。

次にいきます。
NAS4Freeのシステムは、USBメモリに入れてて
2013年に最初に構築した時は、8GBのUSBメモリだったのですが、
2021年の修理時に16GB USBメモリに換えました。
そのUSBメモリのバックアップを取ってなかったのに今気づいた^^;
NASをシャットダウンしてUSBメモリを外して
Win32 Disk Imager」の「ダウンロード」の所の
「Win32DiskImager-1.0.0-binary.zip」 2017-03-08 10:56版を使います。

40MB/s弱の速度でしたが、8分近くかかりました。
Win32DiskImagerでUSBメモリの全領域をイメージデータにするので
USBメモリの総容量のサイズになり14.3GB!
7-zip圧縮して、465MBになりました。

現状のシステム用のUSBメモリは、ちょっと置いときたいので
同じ16GBのでクローンを作ります。

新しいUSBメモリを挿して、さっきのイメージデータをセットして
書き込み!

Readの半分弱の15MB/s程度です。
結局、22分近くかかってしまいました。
USBドライブ部の発熱でメモリもかなり熱くなってました。

本体を後ろ向きのままに置いといてよかった~
クローンを本体に挿して~

が、起動が大変であります(-_-;)
電源スイッチはどこだった?
設置前の写真を探してきて~
これなら奥の方に腕を入れて手探りで押せそうです(^^)

かなり腕を突っ込んで、起動!
再起動時の設定をしてWeb GUIを覗くと
おやっ!CPU Clockが400MHzになっている!
早くもここから横道に反れるのであります(-_-;)

Sambaの共有フォルダからファイルをダウンロードしても
400~500MHzを行き来するだけです。
FileZilla ClientでのFTP転送でも時々800MHz、大方500MHzで安定です。
そして、このグラフは意外と重くて

1300MHzまで上がりますが、すぐに下がります。

一体どうなってるんだろう。
同じ型のUSBメモリでクローンを作って起動しただけなのに・・・
da0:USBメモリを差し替えたので
シリアル番号が変わって、警告が出ています。
これは前回の「第1弾」で経験済なので
心置きなく[コンフィグ消去とディスクのインポート]を押します(^^)

[コンフィグ消去とディスクのインポート]やると、
スタンバイ時間や省電力の設定がデフォルトに戻るので
これも前回の「第1弾」と同様に右側のスパナアイコンから

各ディスクの設定を元に戻します。

1時間半経っても400MHzにいます。

WEB GUIで設定を変えるといけないのかも?
最大周波数:3500に変更しましたが、
依然として何もしてない時は、400MHzで安定しています。
たまに300MHzを記録するほどです。
ん~ん、あのClock Max固定現象は一体なんだったんだろう?
やったのは、USBメモリを交換しただけなのです。

USBメモリの不具合で起こる症状ではなさそうですが
一旦、シャットダウンして、前のUSBメモリで起動してみます。
外観が全く同じなので、間違えないようにタグを付けてます(^^)

起動!
負荷がなくなれば、すぐに400MHzに戻って安定しています。
やはり、USBメモリは無罪です。

シャットダウンして新しい方のUSBメモリに戻しておきます。
もう一度、共有フォルダからコピーしても
Clockが変化することを確認します。
11MB/sec程で読み取り中は、600~1000MHz
ファイル転送が終わるとすぐに400MHzに落ち着きました。
もはや迷宮入りかな~(´-﹏-`;)

その後、別のことやっって5時間後、システム情報を見ると
一瞬 200MHzになってるのが見えましたが、スクショする間もなく
すぐに1500MHzに跳ね上がり、下がらなくなりました。
どうやらSLEEPから抜けると、設定の最大周波数に固定されるっぽい。

リブートしてみます。

リブート5分後のショット、400MHzに戻っています。
前回の「第1弾」で、何度も再起動したけど
いつも設定最高の1500MHzになってたんだけどな~(´・ω・`)
またSLEEPするまで放置してみます。

Web GUIを見てたFirefoxを最小化して、別の作業を1時間ちょい後
再び見ると、1500MHz固定になりました~٩(๑`^´๑)۶
冒頭に載せてるように特別なプロセスが動いてるわけでもないし
SLEEP復活で起こるのは間違いなさそうです。

上のスクショで気づいたのだが、
NAS4Free 9.1.0.1は、FreeBSD 9.1ベース

FreeBSD 9.1-RELEASE Announcement は、
Date: December 30, 2012

MotherBoardは、GIGABYTE GA-H81M-D3V-JP 
BIOS Date:2015年12月22日 で
CPU:i3-4150・・・Launch Date: 2014 Q2
FreeBSD 9.1の方が古いので、第3世代のi3ドライバで動いてて
微妙な挙動に異常がでるんでしょうね~
NAS4FreeをUpdateすれば、解決すると期待するのであります。

FreeBSD 9.2 Releaseは、2013年
FreeBSD 9.3は、July 16, 2014

入手できているのは
NAS4Free-x64-LiveUSB-9.2.0.1.972.img
NAS4Free-x64-LiveUSB-9.3.0.2.1349.img
9.3.0.2.1349のReleaseは、2015年2月28日のようなので
そこまでUpdateすれば、第4世代Core i3の4150に対応してるかな~

今日は、怪奇現象に振り回されて疲れたので
バージョンアップは明日に持ち越しであります(-_-;)
どうも9.2へのUpdateもスムーズにいかない気がしてきたので
余裕の心で腰を据えてやらないといけなさそう。
・・・(-_-)zzz

翌日、朝からやります!
やっとバージョンアップ作業にはいります(^^)
テンキーボードを外して、フルキーボードを挿します。

NAS4Free-x64-LiveUSB-9.2.0.1.972.img」を書き込んだ
32GB USBメモリを

本体に挿します。

本体に接続しているRGBディスプレイに
da2として認識されたメッセージがでてます。

コンソールメニューから「8」ENTERでシャットダウンします。

NAS4Free-x64-LiveUSB-9.2.0.1.972」の
32GB USBメモリから起動させます。
BIOS画面を出すには、Gigabayteのマザーボードのマニュアルで
電源ON~起動中に<Delete>キーを押すことになってます。
あれっ? BIOS画面が出ず、先に進みません

一旦、電源ボタンでシャットダウンして
再度、Gigabyteのマニュアルを入念に読んでも
「電源オン時のPOST(Power-On Self-Test)中に <Delete> キーを押します。」
と書いてあるんだが・・・おかしい~
どうしてもFreeBSDx86のBootloaderが起動してしまいます(T_T)
早くもつまずいたのか~(T_T) 朝から初めて正解だった~(-_-;)
確か、メモリを挿した2つ前の画面の写真では、
「da2」に割り振られてたので「da2」と入力するも

”No da2”と出て、先に進みません。
そもそも、なぜBIOS画面がでないんだ~(T_T)

仕方ないので
元のシステムが入っている16GB USBメモリを引っこ抜いて
電源ONして<Delete>キー押してると

あっさりBIOS画面がでました。
American Megatrend's です。

起動ドライブの項目を見ると
プライオリティ設定は、少し変わってて(最近は普通なのでしょうか?)
「Boot Option #1~#3」の下の
[Hard Drive BBS Priorites]から設定します。

[Hard Drive BBS Priorites]の中に入ると
更に「Boot Option」が #1~#5 まで並んでいます。
マーティーは、この手のBIOS画面を初めてです。
マニュアルの方がBIOSが新しいのか古いのか
画面ショットに[Hard Drive BBS Priorites]の項も説明もないのです。

そこの「Boot Priority #1」の中を見ると
何と!dataの入ったzfsにしている4台のHDDが1~4位に指定され
最下位にUSBメモリが指定されています。
設定した記憶はないけど
まあ普通は、SATA HDDが自動的に上位に来てるのかな^^;

NAS4Free-x64-LiveUSB-9.2.0.1.972」の32GB USBメモリ
「SanDisk'Cruzer Fit」にします。
昔のBIOSみたいにデバイス名を上下させて設定するのではなく
このリストの中で優先するデバイス名を反転させます。

残りの#2~#5も上と同じ様にリストがでるので
全て「Disable」にしておきます。

システムの入った16GB USBメモリを再び挿入して

[F10]キーで設定を保存、BIOSメニューを抜けて
再起動します。

BOOTの進行メッセージがずら~っと流れて、暫し待つと
TOPが「9.2.0.1」になっています。
コンソールメニューに
「9) Install/Upgrade・・・」が現れました(^^)

が、「9」を押した途端
「USB_ERR_IOERROR」ってのが出続けて
何のキーも受け付けなくなったので
電源ボタン長押しで強制終了(T_T)
それにしてもトラップ踏みまくりであります(-_-;)

BIOS設定中に挿した元のNAS4Free 9.1.0.1の16GBメモリが
BIOSで認識されてないのか?と、またBIOS画面を出します。
[Hard Drive BBS Priorites]の中に入ると
「Boot Option #2」にその16GBメモリが「USB」と認識されてて
「Boot Option #6」ができています。
1番目に9.2.0.1 LiveUSBのメモリになってるので
このまま[F10]でBIOSを終了して、もう一度、再起動してみます。
上と同じ結果(T_T)

確かに9.2.0.1 Live USBが起動しているのですが
どうも、このGigabayteを嫌ってる様子なので
もう一つ上のバージョンでやることにして
NAS4Free-x64-LiveUSB-9.3.0.2.1349.img」を開いて
下の方の[スタート]ボタンを押して、1分30秒ほどで終了!
9.2.0.1のファイルは、258MB、この9.3.0.2は、949MBです。

また、シャットダウンしてから
9.3.0.2 LiveUSBのUSBメモリを挿して、起動!
コンソール画面が出ました!
NAS4Free 9.3.0.2になってます(^^)

「Install/Upgrade from LiveCD/USB」したいので
「9」をINPUTして

Upgradeメニューが出てきました(^^)
この画面を見るのは、2013年以来の10年ぶりかな。
ここまでくるのに随分回り道してしまいました(-_-;)

さて、しかし、何種類もありますね~(-_-;)
「3」かな~
”from LiveCD/LiveUSB”とあるし、”Preferred”(推奨)が付いてるし
”Embedded”がちと気になりますが
「3」で[OK]してみます。

これが出て[OK]すると

ハズレでした(-_-;)
真っ青画面の一番下に、このメッセージが!
どうやら”Embedded”ではないようです。
入手した別のバージョンのファイルを見ると
ファイル名に「embbeded」がついたものがあるのですが
この場合の”Embedded”の定義がわかりませんね~

そうなると「7」の”convert”ではないだろうから
選択肢は、「6」しかないですね~
[OK]すると~

これが出て

また、ハズレ(-_-;)
真っ青画面の一番下に、このメッセージが!
今度は「disk sizeがとても小さい」と怒られました(T_T)

現在のシステム 16GB USBメモリのパーティションは
Windows10のディスクの管理では、こうなっています。
元は8GBで作成したものなので、約7GBも未割り当て領域があります。
この先頭の領域が足りないようです。
つまりは、9.1.0.1 ⇒ 9.3.0.2 では
システムのUSBメモリのパーティション構成が変わるようです。

調べてると、またまた
のお世話になりますm(_ _)m
バージョンは違うけど、
ブート用USBのパーティションレイアウトが変更されており
と同じ状況のようです。
「1」の新規Installされてるので
ここも”Embedded”がついてますが、
同じく「1 」のInstallでやってみることにします。

やっとビンゴのようです(^^)
パーティションを構成し直すので
システムのUSBメモリの内容は全部消えるとのこと。
メモリイメージと設定のバックアップを取ってるので大丈夫です(^^)

ここは、instration元のメディアを指定します。
容量も表示されないのですが
BIOSでの認識がこの名称だったので
NAS4Free 9.3.0.2 LiveUSBのUSBメモリに間違いないので
[OK]!

destinationメディアを指定するので、絶対に間違わないように
変なとこでENTERキーに触れないように慎重に↓↑キーを押して
現行システム(NAS4Free 9.1.0.1)があるUSBメモリを指定して
[OK]します。

NAS4Free 9.1.0.1にはなかったSWAP領域の指定です。
デフォルトは、空き領域の全て 8192 MBになるようで

「お勧めは、1024MB以上」と表示されてますが、
fefcc.netさんと同じく、2048にしておきます。

真っ青画面でドキッとしますが、一番下から
パーティション作成のメッセージが出初めて
ここで「NAS4Free-x64-embedded.xz」ってのが
LiveUSBから抽出されて、Install先メディアに書き出されているのでしょう。

50秒程で、一番下が99.9%になりますが

その状態がしばし続いてカウントだけが進み
ちとドキドキさせられます。

30秒程ドキドキさせられて
更にメッセージがでます。
中程に「You can now safety remove the LiveCD/USB and reboot the server」
と「now」までついてるので、抜いた方がいいのだろうと

NAS4Free 9.3.0.2 LiveUSBのUSBメモリを抜きます。

こんなメッセージが出て

また、最初のパーティション作成の画面が出たので
慌てて[Cancel]^^;

”now safety remove”って言ってたじゃんと愚痴りながらも
NAS4Free 9.3.0.2 LiveUSBのUSBメモリを挿すと

最初のメニューが出たので
[Exit]で抜けます。

コンソール画面に戻るので

NAS4Free 9.3.0.2 LiveUSBのメモリを抜いて~

コンソールメニューで「7」してRebootします。

無事UpgradeしたUSBメモリから起動しました!
NAS4Free 9.3.0.2(revision 1349)になっています(^^)

IPv4 Addressがデフォルトになってて
Web GUIが使えないので

メニューで「2」に入ります。

固定IPにするので<No>

いつものマーティーNASのIPv4 Addressにします。

Subnet Maskは、255.255.255.0 にしてるので
そのまま<OK>

Default Gatewayを入力して

DNSもDefault Gatewayと同じのを入力。

IPv6は使ってないので<No>

いつもなら、上の後、Web GUIのhttpsを解除して
httpにする設定が出るのですが
システムが一新されたので、デフォルトのhttpになります。

Web GUI(http://192.168.0.4)にアクセスします。
新規Installしたので、英語表示で、ログインもデフォルトに戻って
  Username:admin
  Password:nas4free
になっています。

System Information!
9.3.0.2 - Nayla (revision 1349)」になっています。
Build date: 2015年2月10日
Platform OS:FreeBSD 9.3-RELEASE -p9 ・・・ 2015年2月9日
になってるので、Core i3の第4世代の4150への対応は大丈夫でしょう(^^)

FreeBSD 9.3-RELEASE Announcementでは
2014年7月16日なので
だいぶ後の熟れたrevisionが使われてるということですね。

設定のバックアップを戻します。

いきなり赤文字が見えてドキッとしますが
Passwordの件なのでホッとして先に進みます。

バックアップのxmlを読み込んで
[Restore configuration]ボタンをクリック!

正しく読み込まれたのでRebootしますとのこと。
自動的にリブートが始まったかは忘れました。

起動中に
このGatewayにPING飛ばす所で応答がなくErrorになったので
気づいてはいたのですが

やはり、Web GUIのIPにPINGが飛びません(T_T)

また、コンソールの「2」からIPアドレスを設定します。

設定と言っても
今度は、IPアドレスを変えるわけではなく
全て最初にやった設定をなぞるだけなんです。
以下、最初の設定と同じ画面が続きます。






ここは、最初と違いますが
設定を戻してWeb GUIをhttpsにしたので
httpに戻すかを聞かれるのが増えるだけ。
当然<No>にしてhttpsのままにします。

これがでて、<ENTER>すると、コンソールメニューに戻ります。

それだけで、PINGが飛ぶようになるんです。
起動中とコンソールメニューでの設定とは何が異なるのか?
今のマーティーには解析する技能を持ち合わせてないのです(T_T)

FirefoxでWeb GUIをhttps: で開きます。
が、1回だけ初回の儀式が待っています^^;
[詳細へ進む]して~

NAS4Freeの中で生成したSSLの証明書を使っているので
「証明書が正しくない」とFirefoxから警告が出るのです。
[危険を承知で続行]します。

いつものログイン画面が出ます。
パスワードも今までのやつに戻りました。

CPU Clockは、800MHzの時が多く
時々、500MHzや400MHzになります。
NAS4Free 9.1.0.1の時よりも高めで推移している感じです。

もう一つ、再移動時の儀式を忘れてました。
マーティーNASでは、この3つのサービスを使っていますが
再起動すると、FTPステータスが立たないのです。
起動中にRouterに繋がらないからなのです。

で、サービスのFTPに行って
何も変更せず[保存]ボタンだけ押すと

FTPのステータスにチェックが入ります。

最近は、出先で接続することは、ほぼなくなりました。
もちろん平文ではなく、SSL/TLSでの接続しか許可していません(^^)

[ディスク]-[マネジメント]は変化ないはずだが・・・と見ると
どひゃ~~っ!赤文字だらけだ~(・。・)
デバイスモデルすら空白です。
どうやらドライバが変わったら、ここも変わるようですね~
前回「第1弾」を経験してなかったら、ここで頭真っ暗になってたかも?
もうお馴染みなので悩まず[コンフィグ消去とディスクのインポート]!

[OK]すると

空白部が埋まって、赤文字も消えますが
スタンバイ時間や省電力設定がデフォルトになるので
右側のスパナアイコンから

前回「第1弾」と同様に夫々のディスクの設定をこんな感じにして

[変更の適用]を押せば

元通りになります。
終わってから思うに
[ディスクのインポート]か[ディスクの再スキャン]でいいのかも?
もはや[コンフィグ消去とディスクのインポート]
マーティーのバカの一つ覚えになっております^^;

ひとまず、Firefoxを最小化して
NAS4FreeがSLEEPするまで様子を見ます。
1時間ほど放置して見ると、設定Maxの1500MHzにはなってません(^^)
でも、Web GUIからシステム情報を眺めてるだけなのに
700MHz~1500MHzをウロウロしています。
Firefoxを1分ほど最小化してから見ると、400MHz辺りに下がってるんです。

CPU Clockが変動してくれるようになったので
最大周波数:3500MHzに設定してみます。

システム情報を見ているだけで何もしていないのですが
700~1300MHz で変化して落ち着きがありません。
ファイルをアップロードすると、
平均1700MHz辺りですが、3500MHzに上ることもあり
すぐにCPU温度が上がります。
100BaseTなのでCPU Clockが上がっても、この速度がMaxです。

CPUの最大周波数を1500MHzにして
同じファイルをアップロードすると

常時 1500MHzになりますが、転送速度は変わりません。
CPU使用率が、上の11% ⇒ 23% に増える程度で
CPU温度も40℃前半でなかなかいいのです。
温度上昇と寿命を考えて、CPU Clock Max:1500MHzにしておきます。

CIFS/SMBの設定を確認しておきます。
マーティー工房には、まだWindowsXPが頑張っているので
最大プロトコル: NT1 にしています。
概要の欄「NAS4Free 9.1.0.1.804」のままでも支障はないのですが

一応「NAS4Free 9.3.0.2.1349」にしておきます。

ここで、設定をバックアップしようかと、
システムの所を見ると[ファームウェア]の項目が増えてます。
入手できた次のバージョンは
一気に「NAS4Free x64 11.1.0.4.5017」まで飛んで
LiveCD/LiveUSBでやらないといけないので
これを使うことはないでしょう。

ひとまず、設定を保存しておきます。

メニューに「暗号化を有効にします」が増えていますが
後で中身を見ることもあるので
暗号化にチェックを外して保存します。

保存完了!

シャットダウンして

Win32DiskImager-1.0.0-binaryを使って
システムの16GB USBメモリのイメージバックアップ取ります。
同じメモリなのに、何故か、前は8分かかったのに、5分半で終了。
最後の方は60MB/sec超えのSpeed! 前は40MB/s弱でした。
できたイメージのサイズは、同じく14.3GB
マーティーPCの調子で変わるのかな?

そのマーティーPC(Windows10)の「ディスクの管理」で見ると
パーティションが増えています。
真ん中の2.01GBがSWAP用でしょう。
先頭のサイズが減ってて、後ろの未割り当て領域もなくなっています。

上は、NAS4Free 9.3.0.2.1349
NAS4Free 9.1.0.1.804は、これでした。

しばし、CPU周波数を眺めてると
何もしていないのに
400MHz~1200MHzと時々大きく変化します。

その時、[ステータス]-[プロセス]を見ると
2行目の「20 processes」の最後に
「1 zombie」なるものが(・。・)
数秒後に消えて、いつもの
「19 processes: 1 running, 18 sleeping」に戻ります。
どうも zombieとやらが、ちょこちょこと活動して、
Clockが変動しているようですが、下の一覧には現れないんです。
現れないから zombie なのでしょうがね(´-﹏-`;)
一体何者なんだろう?

起動の最初にIPアドレスの再設定をしないと
ネットワークに繋がらない問題は、解決しませんでしたが
CPU Clockが変動してくれるようにはなって
1500MHz固定よりは、寿命的にはよろしいかと(^^)
一歩前進かな?
ただ、zombieが住み着いたのが気になって仕方ないですね~
次は一気に
NAS4Free x64 11.1.0.4.5017
NAS4Free x64 11.1.0.4.5673
しか入手できてないから
またトラップを踏みまくることを考えると
第3弾のUpgradeは、しばらく休憩してからかな(-_-;)

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