2023年4月15日土曜日

焼肉排煙装置 for リビング

始まりは、たまに行く店が改装され
各テーブルの中央に黒いダクトが下がっていて
焼肉ができるようになってたのを見て思い立ったのであります。
実際にやってるとこは、まだ見たことありません(-_-;)
ので、この吸込口にフードが付くのかはわかりません。

昔~しは、外でBBQしてたんですが
今やPM2.5に黄砂に花粉が酷いし、突然の雨も多くなり
外でやり難くなっています(T_T)
炭火でなくとも、直火網焼きは、とても美味しいのですが
美味しい店は、高くつくので滅多に行けません(T_T)

さて、マーティー工房の住居のリビングに小窓があって
いつもはロールスクリーンを閉めてあります。

食卓テーブルのほぼ中央に位置していて
窓の外は、いわゆる横手(よこて・・・どこかの方言かな?)
すぐ向こうの実家とは、1.5mほどの隙間です。

窓は、上下にスライドするタイプで、3段階にストッパーがあり
これは、3段開けた全開状態で、網戸だけです。
年に数回しか開けません(-_-;)

これは2段開けた状態で、ここからだと、
テーブル中央から最短でダクトを引き伸ばして排気できます。
下中央奥に見えるのは、隣の実家のガス給湯器。

ちょっと前にどこかのホームセンターで
アルミのダクトが、Φ100で700円弱(上段の)と意外と安いので
これが使えそうだと画策しておりました。

まずは、排気ファンを求めてホームセンターを回るも
Φ100 ダクトが付くようなファンは、
どれも10W未満の弱そうなものばかり(T_T)
家に戻って、選ぶのにちと苦労して、この店で、
プラグタイプ「米国」「4inch 100mm」をポチッ!

決め手は、サイトの下の方に35Wとあり、強そうだったからです(^^)
トイレ用の換気扇が8W程度なので、35Wあれば!という「感」です^^;
誘導モーターなのでΦ100のものでは、この辺が限界なのかな?
風量 200m3/h・・・6畳で単純計算すると0.9x1.8x6x2.4=23.3m3で
約7分で排気できるってことでしょうが
焼肉の煙に対して十分かどうかわかりませんね~

所が、届いたら、このプラグ(´-﹏-`;)
ヨーロッパ系のアース付きのごっついやつです。
ということは、220V仕様ですね~(T_T)

一応、エアコンの200Vコンセントで動作することは確認しましたが
速攻で、OPEN DISPUTE!
セラーに言っても見当違いの返事しか来ないのが常なので
時間の無駄ですからね~
そしたら、その後で、サイトにこれを追加する始末٩(๑`^´๑)۶

結局、このアダプターの価格分の返金で手を打つことに^^;
110V ⇒ 220V に昇圧するアダプターです。
「100WATT. MAX.」の刻印があって50Wが限度のようですが、
35Wで使うから大丈夫でしょう。
US$ 4.00 (36%OFF、送料 US$5.53)
AliExpress.com Product - Sw-s12 100w Power Transformer Portable 110v To 220v 220v To 110v Bidirectional Converter Transformer For Home

・・・・・やっとアダプターが到着して
ファン一式が揃いました。
では、「110V ⇒ 220Vアダプター」の殻を開けます。
トランスは両面テープで固定という期待を裏切らない雑な構造です^^;

それにしても
恐ろしく酷いハンダ付けであります(´-﹏-`;)
歩留まり悪いだろうな~
というか、動かないのに当たった方も多そうですね~

電圧が高いだけに、間違えると火を吹きかねないので
何度も確認して、手書きの配線図を起こします。
1回しか使わないので、雑な手書きです^^;
まあ、トランスしか使わないのですが・・・
それにしても切替SWにはAC110V引火されるのに
SW自体の定格や箔間距離は、無視されてますね~(´-﹏-`;)

途中の写真は撮り忘れて
ファン側のオリジナルの写真は、分解途中のこれだけ(-_-;)
ファンは、誘導モーターなので、3線+アースの4本線です。
四角い黒のは、位相コンデンサ、
黄色線はアースなので、使いません。

で、いきなりですが、
アダプターの110V ⇒ 220Vトランスを組み込み完了!
パイロットランプもそのまま利用してます。

蓋をして
10分ほど回しましたが、発熱はさほどない様子。

ちなみに蓋に貼ってあったこのラベルは、横に張り替えました。
「機能高 3級」を意味するようですが
これより強力なのは無いということなのか?
「級」がやけに小さいし、一見3段階変速を思わせる目眩ましかな?

次は、ダクトをつける枠に取り掛かります。
窓の横幅を測ります。

取り出して読みます 74.5cm!
巻尺が折れ曲がって測れない所では、
手放せなくなったこの時自作した巻尺ツールです(^^)

これを注文して、あまりに到着が遅いので自作したのです。
¥ 352/2個(54%OFF、送料無料)注:配送予定は2ヶ月後
高さも、同じツールで測ります。

巻尺を取り出して読みます。
25.7cm!

チサンコート合板の切れ端をカットしました。
高さは少し高めにして、板を上から差し込んで
ガラス窓の自重で押さえています。
固定具なしで、いい感じで取り付けできました(^^)

ファンの取り付け部は、これでいきます。

下側は、窓枠の下の両サイドに突起(赤丸部)があり
そこに板がうまいこと引っ掛かります。

Fクランプでファンを取り付けてみます。
これでいけそうですね~(^^)

板にファンの穴を開けるので、直径を測ります。
95.5mm!

念の為、こっち方向も、95.7mm!
さすがになかなかの円形ですね~^^;
疑い深くなっております(-_-;)

ジグソーで丸穴開けるのは、初めてであります^^;
チサンコート合板は、コンクリート用の塗装合板なので
裏の見かけは良くないです(-_-;)
耐水性がいいので、実家の洗面所の床の補強に使った残りです。

もう少しです。

終わりましたが、最後が少しズレました(-_-;)
ズレないコツとかあるんでしょうが・・・

ファンを仮付け!
順調に進んでいます(^^)

Φ100のアルミダクト買ってきました!
縮んだ状態で75cm、伸ばすと3mになります。
結局、コメリで切口がやや汚いのを648円(税別)でゲット
切口が綺麗だと680円なんです^^;
どうみても同じものが、店によっては、1200円位の所も!

切口は、こんな感じ
蛇腹の折り目・・・ネジ溝に相当する部分が8条ネジになっているので
切るのが難しいようです。

ファンに入れてみます。
ファンとダクトの隙間にはテープ等を貼らなくてもよさそうなので
収納時は取り外しできそうです(^^)

一応、外側の網戸までの距離を測っておきます。

板の裏側から網戸まで、65mm
この窓は、ほぼ開けてないので土埃が固まって酷いです(-_-;)

隙間用スポンジを

穴よりやや小さ目に貼り付けます。

ファン・モーター部を取り外すことができます。
というか、取り外さないとネジ止めすることができません。

給排気部だけを窓枠板に付けます。

裏側の飛び出しは、少ないです。
ファンの給排気口はテーパーになってるので
板の穴を大きくすれば、もう少し差し込めますが
このくらいでいいでしょう。

Fクランプで位置固定して、ネジ用の下穴を開けて

4本のスクリューネジで固定完了!

ファン・モーター部を取り付けますが
どっち向きでも付くので、
給排気方向を間違えると大変なことになるのでよく確認します。

真上から
ん~ん?・・・この先にダクトがついて上方に曲げるとなると
窓から部屋側にかなり出っ張るな~

そうだ!
縦に方向につけて、吸入口を上向きにした方が!
どうせダクトは上から来るので、
この方が理にかなってそうです^^;

ファンをこんな感じにして
短いアルミダクトで90°チーズを作ればいいんじゃないですか(^^)
今頃気づくとは(-_-;)  逆に今気づいてよかった^^;

また、ホームセンターに行って
ファンの排気口とほぼ同サイズの
丁度いいソケットを見つけてきました。

内側のストッパーは、少しでも風通しがよくなるよう削り落とします。

網戸ぎりぎりまでの飛び出しにして

アルミダクトを少~しカットして
90°に曲げてファンとジョイントしました。

裏側から

窓枠に取り付けてみます。
いい感じ!ちょっとワクワクしてきました(^^)
ダクトを接着せずに上から嵌め込むだけにするので、
この状態で脱着可能になります。

さて、ダクトを天井から吊り下げるのですが
ダクトの長さ(3mからちょっと切った)が決まってるので
ざっくり手書きで寸法を割り出します。

吊り下げの材料は、アルミダクトと一緒に買ってきてます(^^)

まずは、天井にフックを付けるので
この時にCO2レーザーの光軸調整用に作ったレーザーポインタを
テーブルの中央に置きます。
光軸が垂直に伸びる選別品です。

写真でレーザー光が点が、テーブル中央の真上ですが
そこには、柱がないのと、ダクトの曲げ代分を内側に寄せたいので
右側の赤点部にフックを付けることにします。

足長のフックです。

天井の2箇所にフックを付けました。
手前のフックの下がテーブルのほぼ中央で
下の窓が、ファンがある窓です。

75cmに縮めてあるダクトを伸ばすのは、
なかなか面白いですが、3mともなると
両側から2人で引っ張って伸ばすのがよさそうです。
ほぼ設計図通りの形にできました。

Φ2のユニクロ針金の先端を輪っかにして
天井のフックに引っ掛けて吊り下げています。

立って見ると、こんな感じ
横ダクトの底部が予定より低くなり170cmほど、ちと頭が当たります。
座っていれば、そうでもないですが
立っていると多少の圧迫感はあります^^;

外側
たぶん、アルミダクト3mを通過した後なので
網戸が溶けるほどの熱気は出ないと思うのですが・・・

では、「炉端焼き大将DX」試焼きっ!
外でしか使ったことなく、かなり使い込んでますが
これで焼くと、フライパンや鉄板で焼くよりも
格段に美味しいですよね~(^^)
最近のモデルは、ボンベが隠れるようになっているようです。

試焼きは、ウインナー1本で(-_-;)
こんな煙でも

わざと転がして油を落として炎を出して煙をたくさん出しても
よく吸い込んでくれます。
35Wファンの威力は、なかなかよさそうです(^^)
しかし、網の端の方で焼くと、うまく吸い込んでくれず
煙が天井に上がっていきました(T_T)
やっぱ、網焼きは皮がパリパリになって実に旨いですね~(^^)

火を止めました。
フードなしでやってみたかったのです。
ダクト吸込口との距離は、約30cm!
テーブルがあまりにも散らかった状態だったので
画処理で消して背景が不自然になっております^^;

やはりフード必須なことが判明したので
アルミの角皿を買ってきました^^;

フードにするので事前に測って買ってきたのですが、
上から被せると、ちょうど良さげです。

アルミダクトの径と同じ円を描いて、中心線を8本描きます。

中心線を切って広げ上げて

アルミテープで固定しようかと思ったら
穴をギチギチのサイズにしてたので
皿を回転させて、ダクトの溝にねじ込むことができて、
偶然、脱着可能なフードになりました。

この状態で、フード代わりの皿は、全く落ちません。
アルミダクトも、自重では、全く伸びたりしません。
なかなかよさそうです(^^)

やや下方から
フィルターを付けたい所ですが、
炎が出たらフィルターが確実に燃え落ちるし
吸引力が落ちるのでつけない方針であります^^;

では、2回目の試焼き!
ウインナー2本です^^;
動画がありませんが、とてもよく吸ってくれます\(^o^)/

基本構成は、とてもいい感じにできたので
次は、電気系統を整備していきます。
電源スイッチは、つけといた方がいいので
手持ちの角型タンブラスイッチを使うことにします。

AC100V入力は、メガネプラグにして脱着式にしたいので
この電源基板から取ることにします。
何を分解したやつなのか思い出せません。

角型タンブラスイッチを開けます。

スイッチの裏側にメガネプラグを

この様に入れれそうです。

メガネプラグを基板から外しました。
横幅は、そのままでいけそうです。

厚みが、そのままでは入らないので

グラインダーで薄くします。

ギリギリまで削りました。

装着してみます。

ほんの少し飛び出します。

メガネプラグは、限界まで削ったので
スイッチの方を削っていきます。

削り終わりました。
メガネプラグと反対側(写真下部)に丸穴も開けてます。

メガネプラグを装着してみます。

このへんで手を打ちます(^^)

丸穴にファンからのコードを通して配線します。
線の色は気にしないでください^^;

表側

ファンを乗せた板に、ビスで固定します。

蓋をして完成です。

全景

最後の工作は「鍋敷き」というか、一応、遮熱の敷物!
炉端焼きの下の器に水を入れるのですが、
底がまあまあ熱くなると思われ
テーブルの上はビニール製の敷物なので、あった方が安心です。
ホームセンターのワゴンセールにいいサイズのがありました。

棚板だけが売れ残ったようで、50%引きです(^^)

百均でコルクシートを買って

貼り付けて「炉端焼き敷き」の完成です。

3月のとある日、排煙装置の完成です\(^o^)/

下方から

実は、初回は、5人でやったのですが
ワイワイと焼くのが忙しく、公開できる写真が撮れてませんでした^^;
この2回目は、3人で!
霜降りバラカルビーと、脂身の少ないモモ肉、佐賀牛です(^^)
若干ですが周囲に油が飛ぶので、新聞紙を敷いてます。

焼けたかな?
焼き加減が、今一見え難いんです。
ライトが欲しいところであります。

ストロボ点けて接写!
網焼きなので鉄板のように周りに油が飛び散りません。
大半は下の水皿に落ちますが、あとは、落ちて炎を出したり、
煙に乗って吸い込まれていきます。
新聞紙には、周辺10cm程度にわずかに油が飛んでるだけ
というか、肉を皿に運ぶ時に滴り落ちる分だけに近いのです。
床のツルツルも全くありません。

では、焼肉の煙の吸い込み状況を動画で!
主役は「煙」なので、わざと頻繁にひっくり返しております^^;
いや~これでいつでも「お家で高級焼肉店ごっこ」ができます\(^o^)/
外でやると、準備と片づけもそれなりに大変ですが
これだと、気軽にできそうです(^^)
部屋には、ほとんど匂いが残らず、工房住人も大満足でした。

アルミダクトの中は、さずがに焼肉の匂いがします。
焼肉パーティーを2回やった後
網戸は溶けてはいませんが、丸~く煤がついてます。
3mのアルミダクトを通過して排煙温度は
かなり下がっているってことですね。
網戸に間近のファンは、ABS製ですが、心配無用のようです。

ファンの方は、羽の先と内壁が汚れいています。

羽を拡大!
時々洗った方がよさそうですね~
途中にフィルターつければいいのでしょうが
今の倍ほどのパワーのファンが必要でしょう。

ファンの中央に「+」の凹みがあるのですが
裏は、右のようになってて、ファンを外せない様子。

まあ、ツルツルのプラなのでティッシュで軽く掃除!
それほど、汚れてませんでしたが
羽の裏までは厳しいです。

毎週「お家で高級焼肉店ごっこ」をやりたくなるほどです^^;
数回やったら元が取れます(^^)
が、スーパーの美味しい肉もそれなりに高いので・・・^^;
問題は収納場所ですが~
今の所、隣の築55年の実家の洋間の天井に吊るしています(-_-;)

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