修理依頼が来ました!
「ミニクレーンゲーム機」であります
甥の子が遊ぼうとしたら、左右方向に移動しなくなったとのこと
高さ30cmほどあります。
確認すると、左右移動がモーター音だけで、全く動きません。
確か、15年程前だったか、マーティーが通勤帰りのPC中古ショップで
1,500円程度で購入した記憶があります。
当時は、リンドールのチョコを入れてあげてて、甥が楽しんでましたが
今は、隠居の身、高価なリンドールなど入れる余裕はありません(^^ゞ
では、分解しますが
まずは、天板を取り外すので、逆さまにして~
4コーナーの赤丸部のビスを外します
すでに蓋は、取り外しております。
ん~ん、なかなかの芸術的な組み込みでありますね~(・_・;)
10本近い細いリード線が本体側から伸びているけど
本体からリード線を分離すると厄介なので
前後、左右、上下の機構が詰まっているので
三段の重箱になっているのです。
先っぽは太く、軸径が細くて長~いドライバーを要求される箇所が多く
先端 H-1、軸径 4.6mmのは、なかなか便利です(^^)
三段重ねの第1段が開きました!
仕方ないので、後で繋ぐのが簡単そうなリード線をニッパーでプチッ!
この配線、右からの黄・灰、下からの赤・黒のリード線
しかし、何か怪しい感じがするので
このギアが、合わないかな~
ギアの長さ分は、挿し込めました!
ここもシリコングリスを塗布しておきます
すんなり外れると思いきや
対角線上(緑枠部)にリード線を引き出してあるので、
これ以上は、1段目を移動できません(>_<)
故障しているのは、写真中央下の太い四角の軸で
ギアは、一番下の箱の中なので
2段目も外さないといけないのです。
切るのは勇気がいるだけで簡単なのですが(^^ゞ
それにしても、組み立てがメチャクチャ大変そうです(゚Д゚;)
この手の玩具でモーター端子にセラミックコンデンサが付いているとは!
設計者の拘りも垣間見られますね~
明らかに、組み立てた最後に半田付けしているハズです。
緑枠部の基板にはパーツは乗ってなく
単なる端子盤としてだけの役割で、外せるようになっていますが
組み立て作業の人は、ご苦労されてそうですm(_ _)m
1段目を横にどけて
ギアが見えるようになりました!
赤い部分と下半分は、クレーンの上下用のギア
右の方に少し見えるモーターがその駆動用です。
上の方の横長い軸のギアは、前後移動用ので
この部分は、全て動作していた部分です。
しかし、何か怪しい感じがするので
しばし、眺めていると~
左端の小さい奴、ギアの隙間が銀色に光っているような!?
赤矢印の所が割れてますね~(>_<)
ギリギリで動作していたようです。
まずは、ここを修理しておかないと!
2024年12月「ベビーベッドオルゴールメリーの修理」の時に
長いやつの方が強度を稼げるハズだと、AliExpressに注文してたギア
131円/10個(15%OFF、送料 69円)
当時、発注したら、お届けは、2ヶ月後!と表示されていて(>_<)
下手したら、修理した頃には、赤ちゃんが育って使わなくなっているかも!
ということで、ジュラコンをCNCで加工してギアを自作したのでした(^^)
あの時の赤ちゃんは、もう2歳、家の中を走り回るほどに成長しています。
実は、今回の依頼人の甥の子は、その子の兄なのであります(^^)
横道にそれましたが
注文したたギア、さすがに届いています!
一見、合いそうな感じが~
同じ歯数でドンピシャです(*^^)v
長くなった分、強いでしょう!
この赤いギア部分には、クレーンの鎖が付いていて
これまた外すと、復元時の組み立てが大変そうなので
軸にギザギザがあるので、ギリギリ滑らずに動作していたのでしょう!
穴径は、左側は割れているのを加味しても
右側の方が微妙に小さいので寧ろ良さそうです!
この様に挟んでジワジワと力を入れていきます
なかなかいい感じですが
ギアの左側にテーパーがなく、ケースの壁側と擦れて
回転時の抵抗になるといけないので
左のが元の割れたギアですが
4本のビスが外せないのです(>_<)
元に戻す時に苦労しないで済むように
嵌ってた位置関係の状態で
一旦、1段目をギアを外したまま被せて~
2段目のギアがドバっと飛び出しかねないので
慎重にジワジワやります!
まあ、過去の経験からの学習であります(^^ゞ
クレーンの鎖が邪魔だし
ここも組み込みがなかなか大変そうです(>_<)
長い縦の軸棒から左半分が、動かない左右の駆動部分です。
あらら~左側のモーターのギアが!
指でつまんで、簡単に抜けるほどです(>_<)
左がさっき1段目で交換したギア:10歯
なので、交換できませんね~
再投ですが、2024年12月「ベビーベッドオルゴールメリーの修理」の時に
下の写真の様にジュラコンをCNCで加工して作れたのですが
これより小さいギアを作る為の先端が長い小径のエンドミルがないのです。
光造形(SLA/LCD)方式の3Dプリンタだったら簡単にできるのでしょうが
工房には、FDM(熱溶解積層)方式の3Dプリンタしかなく・・・(>_<)
まずは、この小型のダイヤモンドヤスリで~
今一だな~
やったけど、やっぱし今一(~_~)
これでいきましょう!(^^)
ありゃ~っ!割れてしまった~(/ω\)
モーターを装着!
良さげです(^^)
わりと締め付けたので、持ち応えてくれるでしょう!
次のこの妙な扇型のリブ付きのギアが最大の難関であります(@_@;)
この様に取り付くのですが
次は、最後のモーター部
上の写真の右側です
クリアランスがなさ過ぎて無理ですね~
黄と灰色のリード線を2段目の穴に通さないといけないし
しかも上の写真の左下のギアの軸受けが2段目にあるので
なかなか簡単には入りませんでした(@_@;)
やっぱこの工場の組み立てれる職人さんは凄い!
赤い奴の軸先に滑りワッシャーを装着!
緑の矢印部にリブがあって
このギアがそれ以上回転しないようになっているのです。
上下ノブで実際に動かしてみて
なので、左下のギアは、赤矢印の方向に回ります。
現在、クレーンの鎖が最大に伸びて、これから巻き上げる状態なので
左下のギアは、最も矢印の反対方向に回れる位置
でなければなりません。
最初に分解した時、ギアボックスからポロッと落ちて出て
形状からして、いかにもギアの滑り止めということは判るのですが
上のコの字型の所をどこに嵌めるのか、随分悩んだのありました(^^ゞ
もしかしたら、赤パーツに機構が仕込んであって
適当に嵌めてても動作せると正常位置になる設計なのかもですが・・・
残りのギアも装着完了!
さっき付けた滑り止めパーツと、その左の縦軸の隙間が狭いので
苦肉の策で、このビスにしているのでしょうね~
色々と苦労が垣間見られます
黄・灰リード線がビス用のボス穴で挟まないように注意せねばなりません(>_<)
下側のギアの軸もちゃんと入れないといけないし~
量産の組み立てには、かなりの熟練が必要そうなので
もしかしてこれは、プロトタイプなのか!?(・_・;)
動きは、バッチリですね~!(^^)!
温度ダイヤルを300℃にセットして~
昔は中学1年の技術の授業で半田付けがあったような
配線を整えて~
もう一度開けなくて済むことを祈りながら(^^ゞ
軸が通る切り欠きが、微妙にセンターからズレているので
ギアボックスを取り付ける時、気を付けねばなりません!
ん?右側は嵌めれたが、左側が嵌めれな~い(>_<)
一旦、枠蓋を外します。
残りの部分を元通りに組み立てていきます。
ギアボックス兼キャリッジの配線を整えて~
この配線固定パーツを
ここの穴に嵌め込みます
指で挟んでグッと押し込むだけです。
しっかり嵌ってます!
キャリッジ兼ギアボックスの組み立てが終了したので
最後の屋根を取り付けます
上から被せて~
え~~っ!こんなに高いのか!(゚Д゚;)
これでも安い方なのです(~_~)
修理した甲斐がありました(*^^)v
「ミニクレーンゲーム機 Candy Machine」
5,531円(51%OFF、送料無料)
いや~、ギア物の修理は、修理そのものよりも
分解して組み立てる方が大変ですね~
油断してギアがバラバラになろうものなら
ほとんど知恵の輪どころか、それ以上の世界になるでしょう(@_@;)
無事に修理できてよかった!(^^)!
しかし、心配も残るので
8歯の小さいギアを注文しておくかな~(^^ゞ



















































































































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