2019年2月9日土曜日

CO2レーザー その11(初階調描画)

カット系は、ひとまずうまくいったので
木が焦げるのは、いい香りだし、写真で階調描画もやってみようかな。
この時、ダイオードレーザーで描画した唐津城です。
2016年10月26日に行ったのですが、中は改装中で入れず仕舞い(T_T)
Inkscape Ver. 0.92.2 で[ファイル]-[インポート]して
JPEGの唐津城を開きます。
ここは、デフォルトのまま[OK]して
横幅を50mmに調整しました。
 ページサイズを画像サイズに合わせるため
[編集]-[Resize Page to Selection]します。
画像の最大枠=ページサイズになりました。
この段階では、カラー写真なので天守閣の手すりは赤です。
SVG形式で保存します。
そのSVGファイルをK40 WhispererでOpenします。
しばし(応答なし)がでて(10秒まではかかりませんが)
画像が出ます。
ここで[Settings]-[Raster Settings]すると
この調整Windowがでます。
[Halftone(Dither)]のチェックを外すと
2値化されます。
[View]-[Zoom to Design Size]で大きくしています。
画像サイズは、このZoomを「する/しない」の2段階だけです。
[Halftone(Dither)]のチェックを入れると、これです。
見え難いですが、一番外枠の青は、そのままで
写真部分は、モノクロに変換されています。
さて、他の所は、どこイジっても、Preview画像は、全く変化しません。
ので、このデフォルトのまま行ってみます。
モノクロ部分は、[Raster Engrave]を使用します。
青線にしていた輪郭は、[Vector Engrave]です。
4.5mm厚のベニヤ板をセットします。
本体のコンソールで出力30%にセットして
まずは、[Raster Engrave]300 mm/minにして、
[Raster Engrave]ボタンで開始すると、
10秒位かかってボード用のデータに変換されていきます。
一番下のメッセージ欄に進行状況がでます。
まず、写真がスキャンされ
EGVという形式に変換されるようです。
その後、どうやら、複数コマンドをパックにするようで
そのパックにCRCを付加するための計算をしているようです。
ここが、100%になると
キャリッジが動き出して、レーザー加工が始まります。
なんかキャリッジの動きが遅いな~
[STOP]ボタン押しても、押してからかなり進まないと止まりません
コンソールのボタン1発でレーザーOFFにできるのですが
慌てると操作間違えます。
緊急停止ボタンが必要かも?
300mm/minでは、遅いようなので
1000mm/minにします。
まだ、遅いな~
え~い! 一気に4000mm/minだ~!
スピードは、変わってないようです。
どうもソフト内で制限が掛かっているようです。
最高スピードになってると思うので、このまま続けることにします。
終わった後で動画を見るも速度の変化は目視ではわからず、
300⇒1000では、ステッピングモーターの音が微妙に高くなってるけど、
1000⇒4000では、変わってない様子。
開始時刻は、14:04
遅いです。
5分で5%って感じです。
単純計算で100分かかるのかあ~
最初の方の空の薄い所なので、ディザが薄い所です。
ちょっと気になるのは、煙が輪っかになっているようなのです。
まさか、レーザー管の劣化の兆しではないよな~?
出力は、ほぼ最低の30%でこれだけ焦げているので
合焦位置は、これでいいようです。
コーヒーでも飲みながら、写真撮りながら待つしかないですね~
といいながら、じっとはしていられないので、温度でもみます。
ミラーの裏側は、20.4℃
銀色の金属で黒体反射ではないので絶対値は...ですが
同じ様な反射率であろうアルミマウントは、21.2℃
まあ、出力30%で連続でもないので、ミラー発熱しては、困りますが。
今日は、暖かいのでエアコンなしで、ほぼ室温です。
それにしても音がすごい!
隣の部屋に人がいれば、たぶんCNC2418を使っていると間違えるでしょう!
廊下とかで聞く音は、自分でもCNCかと思えるくらいです。
温度測定の時にマウントとかに温度計が触れると、激しく振動しています。
光軸は、少なくとも0.1mmは、ブレているんじゃないかという程の振動です。
フレーム丸ごと作り替えたい気分になります(´-﹏-`;)
このソフト K40 Whispererは、Pythonベースで動いているので
タスクマネージャーのCPUパワーは、こんな感じで推移しています。
「k40 whisperer.exe」が、20%超えを推移、この24.3%辺りがMAXです。
やはり、Pythonなので高めです。
昔、bCNCで異常を起こしていたCore i3 1.8GHz 4GBから
2.3GHz 8GBになっているので、変な動きはしてないようです。
だいぶ終わってきました。
下の方にSending Data to Laser = 72.0%とでています。
終盤の方を動画で!
出力30%、スピードは、たぶん400mm/min辺りです。
続けて、その辺りの描画中のレーザー管の電流を動画で!
30%でディザなのでドットの密度で電流が振れています。
密度100%の濃い所でPeak 3mA辺りになっています。
電流計も早くコンソールパネルに取り付けたいな~
もう少しです。
99.9%!
最後の1ラインかな?
終わりました!
15:36です。
1時間32分かあ~(*_*)
完成!
実は、輪郭は、最初に失敗して途中で止めて汚いのです。
特に右下
輪郭を[Vector Engrave]300mm/minの出力30%でやります。
カットではなくて輪郭線を濃く焦がすのです。
デフォルト設定での一発目なのにかなり綺麗に階調が出ました。
後で計算するに、縦横とも500dpi = 19.7dot/mm なので、
ディザの1dot 0.05mm でした。
250dpiでも同じ位の見栄えではないかと思います。
同じスピードで縦250dpiだと半分の時間で済んだはずです。
ちなみに、この時、ダイオードレーザーでダンボールに同じのを描いたもの。
5.5Wブルーレーザーダイオードで約1.5Wパワー固定のディザ階調です。
この解像度で32分かかっています。
サイズ:100 x 75mm、3Lines/mm = 76.2dpi です。
外形を切りたくなったので、
元のSVGに赤の輪郭を追加して
4.5mm厚なので80mm/min、3passでやろうと思います。
[Settings]-[Advanced Settings]して[Vector Cut Passes]:3
3mmのベニヤ板が、50%、80mm/min、1passでギリギリ行けたので
4.5mm厚で、80mm/min、3passで出力40%でいいんじゃないかな。
高圧電流 ≒ 4mAで、電圧 ≒ 10KV
CO2レーザーのエネルギー変換効率≒10%らしいので
実質パワー:4mA x 10KV x 10% = 4W!
輪郭カットを動画で!
炎が出てない時は、口で吹いている時です。息継ぎの時に炎が出ています。
やはり、消火のエアブローは必須ですね!
ぼ~っとして考えずに、最初の画像に1mm巾でCut線を追加してしまい
最外周をカットするので右下で2mmのズレ、汚くなってしまった~
3pass設定では、2pass目、3pass目とスピードが自動的に速くなり、
切れませんでした(T_T)
このソフト、まだ予想外の癖があります。
一つ前のカットなしで止めとけばよかった。
何事も経験であります(-_-;)
Preview WindowでZoomすると
1mm巾で描いていた外枠カットの赤線は、1mm巾の最外周になっていました。

終わってから動画を見直すと
300mm/min と 1000mm/minで僅かに速くなっている感じがします。
その後の4000では、明らかに変化していないのです。
今頃気づくに(-_-;) Speed設定欄「mm/min」でなく!?「mm/s」だ!
300mm/min であれば 50mm/s にしないといけなかったのか?
「mm/s」が正しければ、300mm/sだと、18000mm/minにもなる?
見た所、そんな速さではなく、精々400mm/minって感じなのです。
[Raster Settings]を見直すと
[Scanline Step]0.002inch が、Y軸方向の解像度で、
[Halftone Resolution]500dpi は、X軸方向の解像度です。
0.002inch = 500dpiなので、XYとも500dpiの設定です。
先の唐津城の大きさ 横50mm x 縦37.5mmで
0.002inchでスライスされるので、高さ37.5mmでは、
37.5 ÷(0.002 x 25.4)= 738本
これに1時間32分=92分掛かっているので、横50mm 1本当り
92 ÷ 738 = 0.125分 = 7.5秒(動画でも7~8秒なのでほぼ合う)
50mm を 7.5秒だと
50 ÷ 7.5 x 60 = 400mm/min だ!
やっぱ、単位は、mm/minで、ソフトの表示間違いですね!
動画見て400mm/minに制限されてる感じだったので、
計算で出たこの数字には、ちょっとビックリ(*_*)
ベニヤ板では、300 ⇒ 150 ⇒ 80で、明らかに差があったし、
アクリル板でも100 と 60では、大きな差があって、
600 や 1000では、300と変わらない感じなのです。
どう考えても、Max 300~400mm/minでリミッターが掛かっているようです。
ひょっとしてボードのFirmwareの仕業かも?

500dpi = 19.7dot/mm で400mm/minだと
400 x 19.7 = 7880dot/min = 131dot/sec
なので、ディザの時のレーザーのON/OFF周波数は、131Hzになるのかな?
白黒交互が最高周波数になるとすれば、1/2になって、65.5Hzかも?

思い起こすに、この前、出力100%でTESTボタンでの試射した時、
約1000:1の自作高圧プローブでこんな波形でした(2000V/DIV、1msec/DIV)
0~10KVフルスイングで立上時間 tr:2msec というところでした。
1次CR LPFの「fc:カットオフ周波数」と「tr:10%~90%の立上時間」には
fc[Hz]=0.35 ÷ tr[sec] の関係があるので、tr::2msecだと
カットオフ周波数 fc:0.35 ÷ 0.002 = 175 Hz  となります。
175 cycle/sec x 60sec = 10500 cycleなので、400mm/minの場合、
10500 ÷ 400 = 26.25dot/mm = 667dpi
が、高圧が応答できる限界になるのかな?ドット径は無視ですが。
一度、ディザ描画してる時の高圧波形を見たいものです。
ということは、ひょっとして、500dpiにしてたから速くならないのか?
最低の125dpiにしてみます。
100mm程の一定距離を動く時間を測ればいいのでしょうが、
ちと面倒なので、音を聞いて判断してみると
100mm/minから始めて、200、300といくと、音が高くなるのがわかりますが、
Raster Engraveは、400mm/min辺りで変化しなくなり制限されてる感じです。

Vector Engraveの方も音を聞いていると
800~1000mm/minがMaxのようです。

これは、ボードのFirmwareでリミッターが掛かっているようです。
K40 Whispererには、ボード側を設定する項目はありません。
シリアルでコマンドを送れるわけでもないようです。
マシン設定を変更する専用ソフトがあるのだろうか?
Free版のLaserDRWを試してみるかな~
GRBL化した方が早いのかな~
マイクロステップにして振動も少なくできるだろうし...
このマシンも改造したい所が沢山あって楽しみではあります。
その前に設置場所でした!
未だ、古いコタツの上に鎮座しているのです(-_-;)

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