2019年2月16日土曜日

CO2レーザー その12(高圧カプラー装着)

ここんとこCO2レーザーカッターの光軸調整~初カットに没頭し過ぎて
放心状態であります( ゚д゚)

今週は、ブログネタなしかな~ と、諦めかけた時に
ちょっと前に届いていたこれを思い出しました!
CO2レーザー管の高圧ケーブルを毎回ハンダ付けしているので
カプラーにしたいな~ と、ポチっておいたのです。
まあ、光軸調整も終わったので、外すことは、ほぼないと思うのですが...
定価 US$ 4.01(8% OFF)
たかがカプラーにしては、高価です。
特にTB6560をポチった後なので余計感じます(-_-;)

パーツは、これだけあります。
本体ハウジング(白いの)が2つに分かれます。
ゴムブッシュの穴、かなりギチギチで入り難くて、
食用油を少~し塗っても、まだ固いくらいです。
ゴムブッシュ、2つのハウジングを入れて
先端は、半田付けではなく、ピンにネジ留めなのです。
ピン穴がガブガブなので、先端を折り曲げて入れて
ネジ留めします。
拡大!
先端の小さいハウジングが、本体ハウジングの中に収まります。
高圧専用だけあってなかなか安心できそうな造りです。
ピン部を中に入れて、お尻からゴムブッシュで動かないように固定します。
ゴムブッシュの穴が小さく固いのは、
リード線を引っ張ってもピンと線にテンションが掛かり難くする為のようです。
片側が完成!
これは、ピンが露出している方なので、レーザー管側に付けます。
レーザー管の高圧リードが短くて硬くなっているので丸ごと交換するのです。
高圧ケーブルは、元と同じタイプの2重絶縁線 40KV 22AWGです。
手持ちに30KV 22AWGあるのですが、外径が細いので、これにしました。
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これでも最安値で、送料が高いだけにとても速く送ってきました。
(アフィリンクじゃないのでリンク消えるかも)

これも同じ、40KV 22AWGなのですが、こうゆうシリコンのは、
しなやか過ぎて、銅線が折れ曲がって切れそうなので、止めました。
実は、先に買ったのですが、どうも気に入らなくて...
やっぱ、高圧には、二重絶縁線じゃないと、精神衛生上よくないのです(-_-;)
高圧電源側もさっきと同じ様に取り付けます。
狭くて作業し難かった途中工程は、省略です。
下にビスとか落とすと穴から電源の中に落ちると大変なので
カット失敗したCDケースを敷いています。
特に最後のゴムブーツが、なかなか手強かったですが、
取り付け完了!
こちらは、ピンがハウジングの中に隠れます。
さて、最大の難関は、レーザー管の付け根です。
何度か取り外しされたのか、短くなっていて、
長いのに交換しないとカプラーつけれないのです。
まず、カバーのシリコンチューブを切って
外すと、先端のシリコンゴムも少し取れました。
拡大!
やはり巻き付けてありますね~
ここに半田付けで熱を加えるとレーザー管は、間違いなく割れるでしょう。
タイラップを取って、リード線も短くカット
巻いてるのを解いていたら、スポッと取れました。
周りのシリコンゴムをピンセットで丁寧に剥がしていきます。
レーザー管を外してやれば簡単なのですが、付けたままなので、ちと大変です。
先端の拡大!
直径1mm程のピン(たぶん銅)が、5mm位、飛び出てるだけです。
滑り止めの筋とかもありません。
先端を紙ヤスリで軽く磨いて、シリコンとサビを落とします。
拡大!
こんなもんでいいでしょう!
スカート状のガラスの中は銅色に見えます。
高圧ケーブルは、筐体内側でこの位の長さにして、
向こうへ出す隙間に高圧リードが当たって、これも精神衛生上よくないので、
保護のために、シリコンチューブを20cm程、通しておきます。
レーザー管側に出した高圧リードを長めに剥きます。
新品のリード線は、剥き易いですね~
高圧電源側は、古いので被覆の外装と内装もへばりついて硬くて
とても剥き難かったのですが、新品はスルッと抜けます。
先にリード線をタイラップでレーザー管に固定してから
電極の先端に巻き付けていきます。
巻き終わりました!
ここの接触抵抗は、数十Ωあっても問題ないので巻付だけでいいのですが、
振動とか何かの拍子で外れると大変なことになります。
まあ、感電する前に高圧電源の方が即死するでしょうが、それも大変です。
んで、左が最初に付いていたシリコンチューブのカバー、
ちょっと大きめのシリコンチューブを同じ様な形状にカットして、
このシリコンゴムを
シリコンチューブに斜めカット側から80%辺りまで充填しておきます。
で、リード線を巻き付けた陽極電極部に入れ込みます。
ズル~~っと抜けてくるので、ティッシュを丸めて固まるまで保持しておきます。
シリコンチューブの根本の方にもシリコンゴムを爪楊枝で塗っておきます。
完全乾燥させるために3日間は、放置することにします。
全部交換できたのでスッキリです。
最後に、このクランパーを
高圧電源が入っている筐体内につけて
シリコンゴムが乾燥してから線処理することにします。
左上の黒ケーブルは、電源スイッチから引っ張って外に出していて、
本体の電源入れると、連動して水冷用ポンプONするようにしています。
水冷ポンプの電源は、つい忘れがちなので、とても怖いのです(-_-;)
軽~いネタだけに、コマ送り的写真で長くした感は否めません(-_-;)
排気関連をやらないといけないのですが、先に部屋を片付けないと
排気し易い窓際に設置できないのです(T_T)
片付けは苦手です。とても腰が重くなります。

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