2021年4月10日土曜日

車のメンテ(バックドアオープナー交換 )

ご無沙汰しておりますm(_ _)m
ブログをやめた訳ではないのですが
昨年末から心身ともに余裕がなく
プロジェクトものは手掛けることができず、活動休止状態であります(T_T)
当然、CNCも3DPもCO2 Laserも寝たままであります。

また車の修理です。
一見簡単そうな作業だったのにトラップにハマってしまったので(-_-;)

工房の愛車エスティマ・ルシーダは、昨年4月に
25歳、総走行距離:119,582Km でお別れしました。
ドアノブ交換した旧ムーヴも引退して、今年2月に新ムーヴになり、
今は、親父から受け継いだラクティスに乗っています。

そのラクティスには持病があって
マーティーのにもしっかり発症しているのです(T_T)
バックドアのスイッチ(赤枠部)のゴムカバーが溶けるのです。

3年目位から柔らかくなりはじめ
10年目の今やグニャグニャで、穴が空いてきたのです。
ちょうどエアコンに使うパテの感じでもはや粘土なのです。

ゴムカバー単体も販売されてますが
中も腐食が進んでる可能性があるので
モノタロウで純正のアセンブリ品を購入しました。

なぜかAmazonには本体写真がなくて
パーツナンバー:84840-47010 がのってるだけです(T_T)

また柔らかくなるかもしれないので
ゴムカバー単体も純正品をモノタロウで買ってます^^;
Amazonには中華製の互換品がゴロゴロ売ってますが...

納品書です。
だいぶ前の自動車用品 10%OFF DAYに発注してます。

買った後でわかったのですが、
84840-47010 と 84840-47020
末尾が「10」と「20」の2種類あって、違いがわかりません。
モノタロウで、84840-47010 と 84840-47020 を
見比べると、
47020は、チューブの途中に切れ目があって
ブッシュにテープが巻いてない。だけの違いだと思われます。
間違ってたらすみません。

裏側

ゴムカバーは、縁に挟まっているので
スイッチ本体部を外さないとゴムカバーを外すことはできなさそうです。
結局、まるごと交換と同じ手間がかかると思われます。

さて、まずは、バクドアの内張りパネルを外します。
ここんとこ黄砂で視界が悪かったのですが
この日は、綺麗な青空なので作業する気になったわけであります^^;

取り外した内張りパネル
ロックピンが11個もついてます。

内張りを外したバックドア内側

ワイパーモーターを外さないといけないので
先にワイパーを外しておく必要があります。

指で横に広げながら上に持ち上げると

軸に固定してるナットが現れます。

ナットを外して

ワイパーを取り外します。

次は、ワイパーモーターを外しにかかります。

3つのナットを外します。

おっとコネクタを抜き忘れてました(-_-;)

タイラップは、カットするしかありません。

ワイパーモーターが外れました。

バックドアオープナーがついてるガーニッシュとやらは、
赤丸の4つのナットで固定されてます。
緑部のナットはバックカメラなので外さなくていいです。

なぜか、このボルトの先は、この様に長いので

普通の短いのではナットまで届かないので
長いボックスレンチでやります。

施錠スイッチのコネクタを外します。

バックドアオープナーのコネクタも外します。

最後に赤丸部のイカリ型パーツで引っ掛かっているので

拡大!
両側から縮めて穴から押し出します。
指でもなんとかできます。

やっと、ガーニッシュが外れましたが

配線のブッシュがハマったままでした(-_-;)

内側から表側に押し込みます。

ガーニッシュ部分が外れました。

ガーニッシュの裏側

バックドアオープナーのゴムカバーは粘土より柔らかいグニャグニャ(T_T)
手に付くし、触ってる内に穴も広がるほどです。

横から

上に新品のバックドアオープナーを並べてみます。

ここでようやく気づいたのですが(-_-;)
コネクタには、バックドアオープナー・スイッチと
矢印裏の施錠スイッチの配線が入っていたのです。

左側の黒の四角いのが、施錠スイッチです。

オープナー・スイッチと施錠スイッチの4極になってます。
購入したスペアパーツも同型の4極のコネクタです。

現状、この色の線が入ってます。
緑と茶を抜いて、新品パーツのコネクタに差し替える必要があります。

コネクタ・ハウジングからピンを抜き取りました。
緑と茶が施錠スイッチからの線です。

実は、かなり格闘しましたが、どうしても抜き取れず
コネクタはバラバラに(-_-;)
まあ構造はなんとか掴めたと思います。

このブッシュ以降を古いまま使って、線をハンダ付け等で継いだ方が
作業は圧倒的に楽だったのですが
ブッシュやコネクタ・ハウジングを新しくしたくて、
ハウジングからコネクタピンはすぐに抜けるだろうと甘く見てたら
深入りする羽目に(-_-;)
新品パーツのブッシュに施錠スイッチからのリード線を通す必要があるので
チューブの途中をカットして~

チューブに4本通すのはなかなか厳しく
チューブを分割してカットして、一旦、ここまで通して

ようやくコネクタ・ハウジングの所まで到達しました。

肝心な時にボケ写真で見えませんが(-_-;)
コネクタの側面の穴に針を2本、奥まで差し込みます。

そして溝の部分をマイナスドライバーで持ち上げると

針の左部分が僅かスライドして飛び出します。
旧コネクタ・ハウジングをバラバラにしたお陰で
おおよその構造を掴んだのでできたわけです^^;

***2021.4.13 追伸***

その後、約1年前にこれを買ってたのを思い出しました(-_-;)
38 pcsのもの US$4.81( 23% OFF、送料 $2.37) 
AliExpress.com Product - 2020 8/11/18/38pcs Car Terminal Removal Tool Set Wiring Crimp Connector Pin Extractor Puller Plug Terminal Repair Handhold Tool

届いた時、これは何に使うんだろう? と思ってたのですが
まさに今回のコネクタ用だったようです。
今頃気づくとは(-_-;) ちょっと悲しくなってきた(T_T)
***追伸ここまで***

赤矢印の部分が飛び出した状態にすると
ピンを挿入することができるのです。
挿入し終わったら飛び出してる赤矢印部分を元通りに押し込むと
ピンが固定されます。
こんな凝ったコネクタ見たのは初めてです。
車用ならではの、組立時の不良撲滅と振動対策なのでしょう。

先にこれを外しておけばよかったのですが、
旧バックドアオープナー部分を外すと
新品パーツについてない金属カバーが付いてました。

新品パーツにはついてないので
溶けたゴムをカッターで切りながら外していきます。

外れましたが、
溶けたゴムがへばり付いてます。

すでにコネクタに配線したので、入れられな~い(T_T)
あの大変な配線のチューブ通しは、もうやりたくないので(-_-;)
仕方なく赤部をカット!

金属カバーをつけて

新品のバックドアオープナーを2本のネジで固定して取り付け完了。
ネジは付属してないので、古いまんまです。

バックドアオープナーを交換して配線も完了したガーニッシュ裏側。

横から
やっぱガーニッシュを外さないと
このバックドアオープナーは外れそうにないので
ゴムカバーだけの交換の時も同じ作業になるんじゃないかな~

ガーニッシュが取り付く部分をきれいに洗浄して

ガーニッシュを取り付けて

裏からブッシュを整えて

元通り4つのナットで固定します。

ナンバーライトのコネクタを付けて

ワイパーモーター軸のブッシュ穴に

このシリコングリースを

塗っておきます。

元通り3本のボルトで
ワイパーモーターを取り付けて

コネクタ挿して、タイラップでケーブルを固定します。
黒がないので、白いタイラップです。

ワイパーは、外した時の位置に取り付けますが、
軸の先がテーパーになってるので、深くは入りません。

ナットで締め込んでいきます。

カバーを被せて完了!

キレイになりました。
手触りが全然違います。当たり前ですが^^;

内張りも元通りに嵌め込めば、全ての作業完了です。

ちなみに、古いやつを分解したら
こんなマイクロスイッチが入ってました。
新品を分解して、この写真の一番下のパーツだけ交換すれば
面倒な配線作業をしなくて済んだかな(-_-;)

やりたいことが沢山あって
AliExpressからのパーツばかりが増えてます(-_-;)
時間見つけて面白い製作をやりたいですね~

2 件のコメント:

昔青年 さんのコメント...

ご無沙汰です。こちらもボチボチやってます。

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

そうですね~ボチボチがいいですね~