2021年6月6日日曜日

車のメンテ(バッテリー端子交換 )

車のメンテ・・・またか~ と言われそうですが(-_-;)
今回は、ちょっとだけ手作業の金属加工やったので記録しときます(^^)

昔はバッテリーの交換なんてなんともなかったのですが、
今時のアイドリングストップ車は、充放電電流などを積算してたり
色々とECUの再設定とかが必要なんですね。
マーティー車は、親父から受け継いだ、ラクティス 2010年9月モデル、
幸い、古い車で、万が一バックアップが外れても
時計の修正程度で大丈夫そうです。
今付いてるのはコレ。

インジケーターは、まだ良さげっぽいのですが...

「取り付け年月日」のシール、ほぼ消えてますが、39xxx km な感じです。
調べていくと、どうやら2013年2月に中古で購入時に交換してるようです。
ん~ん、8年目か~
同クラスのバッテリー、高いのでずっと躊躇してたんです。
昔~し作ったデサルフェーターは、ブレッドボードのまんまだし...(-_-;)
えいぃ!新品と交換じゃ~というわけであります^^;

できるだけ大きいのに載せ替えたいので
バッテーリー台の大きさを図ります。

奥行き
すでにギリギリサイズのようで、大きいのは乗りそうにないですね~

色々探して、モノタロウでPanasonicのこれにしました。
ディーラーやカーショップの約半額です。
もっと安い所もありましたが、モノタロウだと安心なので(^^)
もちろん1ヶ月に1回の自動車カテゴリー10% OFFを狙って注文します。

この表の「Q-100」です。
その上の「115/A3」タイプは横幅オーバーです。

その前に、端子のボルトが随分と錆びてます(T_T)
手前のボルトは交換できるにしても
奥のボルトは端子と一体で、端子ごと交換しないといけなさそうです。
後で外すのでCRCを振りかけておきます。

+側のサビはそうでもないですが
まだまだ乗り続けるつもりなので、ボルトだけでも変えたいですね~

カバーを外すと、
奥のボルトは、さすがにキレイです。

あちこちの写真撮って構造を確認します。
どうやら端子部分だけ交換できそうです。

-端子も差し込んでボルトで取り付ける構造になってます。

似たようなパーツが色々あって純正品の品番がわからないので、
探し回って、Amazonのこれにしました。


届きました。

上:-用、下:+用、リング部は、+用の径が1mm程大きくなってます。
作りは、元のと同じなんですが
板金を折り曲げて作ってあって、なんか心もとない...(T_T)

さて、バックアップ用の電源はコレ使います^^;
とても古~~い充電器で、単なるトランスと整流器のみ。
電流計は、交流用を後付してるので目安程度です。

-端子を取り外して~

交換完了!

+端子からは、2本出てて、1つのボルトで止めてあるので
細いリード線で繋いでおります^^;
危なっかしいので、ショート防止に布切れでカバー。

リード線は細いので万が一ショートしてもすぐに焼き切れるでしょう^^;

無事、+端子も交換できました。

両方取り替えてキレイにはなったのですが

カバーを被せると飛び出してます。
ん~ん、気にいらないな~(T_T)
モノタロウの特売日はまだなので、バッテリー発注までまだ日があります。

先の端子は、カバーから飛び出すし
板金を加工した構造が、どうも気になって仕方ありません(´-﹏-`;)
別のタイプのAmazonのこれ、良さげなのですが、
加工しないといけないのでちと悩んでポチります^^;
オール真鍮製、赤と緑のは、腐食防止のフェルト・ワッシャーです。

Made in Chinaです。

ずっしり重く、オール真鍮の鋳造品で、安心感があります。
腐食防止のパッド・・・単なるフェルトな感じです。

さて、これを取り付けるには、簡単にはいかないのです。
本体側の接続は円形で幅広すぎるし、
ボルトは上から取付で、径もM10と大きいのです。

一番上のM8ボルト(モノタロウで調達、ボルトナットワッシャー)で
取り付けれるようにしないといけません。

このままでは、幅が広くて入らないので
21mm幅(黒線)でカットする必要があります。

裏側。
M10ボルトを上から取付の仕様になってるのを
右側のM8ボルトを下から取り付け、回り止めとして
六角頭が入るように彫り込む必要があります。

削る部分を出して、両側から木材で挟んで

BOSCHマルチツールに金属用のブレードを付けて
ちなみにマルチツール(カットソー)は、Amazonですとこちら(^^)

数分で切ることができました。
まあグラインダーでもできるでしょうが...

4箇所切り終えました。

手前は、20mm弱、ちょっと切り過ぎたけどまあいいか。

奥は、20mmちょい。

-端子の手前は、ほぼ21mm!

ここは、21mmちょい超えだけど大丈夫でしょう。

オリジナルの純正品と重ねてみます。

真上から
いい感じです。
上の飛び出しは、カットしなくてOKです。

次が、最大の難所です。
M8ボルトの頭が入るように六角穴を掘らないといけないのです。
久々にCNC2418を登場させようかと思いましたが
金属を削るにはあまりのも非力なので
このDREMEL 4000(Amazonですとこの辺り)で
手作業でやることにします。

まずは、このミルで6つの辺を粗加工します。

日本製(RELIEF/ミツトモ製作所)のハイスビットです。
商品入れ替えか何かで安売りの時にコレクションしたものです。

最高の35000rpmにします。
DREMEL 4000なので、135W(消費電力)。

かなり時間がかかるかと覚悟してたら
いや~MDFかと思えるように心地よく削れました。
たかが消費電力135Wモーターなので
高速回転 35000rpmの威力なのでしょう!
部材を手に持っててもできそうなほどなのです。
六角穴の右上は、ちょっとはみ出してますが^^;
途中、20000rpm下げてみると、やはり振動が出てきます。
CNC2418でやってたら数時間かかってたことでしょう。

ちなみに、前回CNC2418使ったのは、1年以上前の2020年2月、
単なる穴開けでしたが、拘り過ぎてとても時間かかりました(-_-;)

で、仕上げは、こいつでいきます。

これももっと削りたくなるほど、すんなりいきました(^^)
CNCのスピンドルモーターは、パワーより回転数が重要なのかな?
ここから2個目の写真なので全辺キレイに掘れてます(^^)

ワッシャーは、1.6mm厚です。

ボルトを入れてみます。
これは、嵌まり込む前

このくらい嵌まり込めばいいでしょう!

横から
まだボルトの頭がフルで出ている状態。

ここまで入ります。
軸穴は、M10の穴にM8ボルトを入れてますが、そこは問題ありません。

また、BOSCHマルチツールの出番です(^^)

鋳造品なので、凸凹が酷く、接触面を磨いておきます。
このくらいでいいでしょう。
執筆中にふと、真鍮って簡単に溶けるものかと探すと、YOUTUBEに
がありました。
約40gの真鍮を家庭用バーナーで溶かされてます。
今回の電極端子と同じくらいの大きさだとできそうな気になります。
面白そうですが、今回はやってません^^;

M8ボルトを付けて、元のやつと並べます。
良さげな感じです(^^)

M8ボルトは、長めのを買ってたので

オリジナルと同じ長さにカット

そしてちょうどいい頃に、バッテリーが届きました(^^)

もしもの液漏れ対策でしょうか?
空気入りビニールの緩衝材ではなく、紙がいっぱい詰まっています。

バッテリーを開けます。

新品の充電済なので、当然ですが、インジケータは良好の色。

昔~し、これ買ってたの、今頃になって思い出しました(-_-;)
米Clore Automotive社のBA5 DIGITAL BATTERY TESTER
7、8年前にAmazonで購入しましたが、今は売ってないですね~
AliExpressを知らなかったので、結構な価格で買ったと思います。

AliExpressですと、こんなの
随分と高性能になってるようです。
US$ 35.08(42% OFF、送料無料)
AliExpress.com Product - KONNWEI KW600 Car Battery Tester 12V 100 to 2000CCA 12 Volts Battery Tools for the Car Quick Cranking Charging Diagnostic

廉価モデルだとこの辺りかな
US$ 18.49(27% OFF、送料無料)
AliExpress.com Product - KONNWEI KW208 Car Battery Tester 12V 100 to 2000CCA Cranking Charging Circut Tester Battery Analyzer 12 Volts Battery Tools

CMは、このくらいにして^^;
バッテリーテスターを繋いでみます。

電池はなく、バッテリーからの電力で動作するので、
すぐに電圧が表示されます。

CCA測定モードにして

600超えれば凄いかな~と思ってたら
なんと、786Aが出ました\(^o^)/
元のバッテリーのCCA定格:530Aなので、
バッテリー技術も進歩してるんですね~
特に違いが体感できるわけでもないでしょうがワクワクします(^^)

元のバッテリーは、ディーラーで取り替えたんだと思いますが
取っ手が外されてしまってて、持ち上げて取り出すのにちと苦労しました。

どうにか腰を傷めずに取り出し成功!

新旧を並べて記念写真!

取手があるので楽に載せれました。
電極に腐食防止のフェルト・ワッシャーを付けておきます。

無事、電極接続完了!
取手は、外さずに付けたままですよね(^^)

元のバッテリーのCCAを測定してみます。

電圧は同じです。

CCAモードにして~

CCA定格:530A に対して、半分切った 223A
しっかり「FAIL」のランプが付いてますね~
冬もエンジン始動はスムーズだったので、まだいけると思いこんでましたが
危ないところでした。

インジケータも、周りがブルーに見えるんですが...

充電すると、電圧は上がりるのですが、

CCA:223A と逆に下がりました(T_T)
デサルフェーターの実験台にする手もありますが、廃棄かな?

一応、交換時の総走行距離を記録しときます。
購入から8年間で2万Km、元は高齢の親父が近場の足にしてたので
ほとんど走ってません。

作業の後はAliを散歩して、こんなサイトを眺めるのでありました^^;
200Wの3相ブラシレスモーター、日本電産製
24Vで 41,000 rpmってあるけど、面白そうだな~
3相ドライブボードも売ってますね~
取り敢えず、ブックマークかな...
AliExpress.com Product - 200W 12-24V used Japanese Nidec 20000-40000rpm brushless motor Nd: strong magnetic 7 Series

これは、掃除機用のユニットのようですが
250Wの3相ブラシレスモーター
18Vで100,000rpmにも達するらしい(・o・)
道理でダイソンとかの掃除機は、動作音が高いわけですね~
AliExpress.com Product - 12-18V 250W 3 phase brushless air blower 100000 RPM brushless motor DIY Blower Vacuum Cleaner

7 件のコメント:

昔青年 さんのコメント...

やってますね!当方も人まねですが、3Dプリンターのフィラメント乾燥ケース(フィラメントフォルダー兼)を百均部材で製作しました。20%ぐらいに、湿度保たれてます。 Fusion360も畳の上の水練からの卒業を目指して簡単な造形物から印刷しています。TPUは、うまくノズルから出てこずてこずっていますが。(笑)

sbin さんのコメント...

流石ですね。今のバッテリーはデサルフェータも効かないので、諦めて送りました。

コンピュータは容量変更だけで済みました。 
一番長持ちさせるには、アイドリングストップを停止させることでした。

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

ぼちぼちやってます。
3DPは休んでるので、フィラメントも強力靴用乾燥剤を入れてますが、次使う時、大丈夫かな~
「畳の上の水練」ですか~
Fusion360の場合は、そっちの方が大事な気がします。
TPU、頑張ってください(^^)

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

今時のバッテリーはデサルフェータ効かないんですか!
アイドリングストップは、どうも気に入らないのでOFFします。
この車はついてないですけどね。
今年購入したもう1台は、自分で交換することはないでしょう^^;

sbin さんのコメント...

電源端子が白く石灰化していれば減衰パルスで分解できるかも知れませんね。そう言えばZ軸の稼働完成したんですね。凄いです。先日マーティーさんをFBでお見かけしました。同じページに
私のレーザーカッターを投稿してみました。

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

キャップを開けて中を覗こうかと思いつつも見てません(-_-;)
レーザーも休んだままですね~
肝心の排気系が進んでなくて...(T_T)
sbinさんのFBのは見つけることができませんでしたが
ブログの方を見させていただきました。
最近は強力な半導体レーザーも安くなってますね~
欲しい気もするのですが...

sbin さんのコメント...

FBはメッセージ送りました。
排気は重要ですね。半導体レーザーでもMDF切ると自分が燻煙されてる気分になりますね。多分ブログは休眠中の方です。
何だか調子が悪いので、ブログはraspi4 に入れて公開しました。