USBーSerialのチップが載っていないのに、USB端子がある小さなボード
表側は、ATtiny85と3端子レギュレータだけ乗っています。
「ATtiny85」 8pinのArduino?
裏側には何もないのです。
なんでUSBできるの?
調べてみるとここに解説が、「Digispark」というものらしい。
Digistump LLC(合同会社)で作られたDigisparkの元祖機は、
このUSBに直接挿せる超小型のArduino Cloneらしい(Amazonだとこれ)
「ATtiny85」 8pinのArduino?
出所:AliExpress |
なんでUSBできるの?
出所:AliExpress |
Digistump LLC(合同会社)で作られたDigisparkの元祖機は、
このUSBに直接挿せる超小型のArduino Cloneらしい(Amazonだとこれ)
マーティーは、PICはいくつか使ったことありますが
Arduinoでは、まだCNC2418の書き換えしか経験がないのです。
小さいのは好きなので、このDigispark Cloneを買ってみることに
2つでUS$ 2.68
2つでUS$ 2.68
ついでにこれもポチっておきます。普通のArduino NANO Cloneボード。
US$ 2.55
これは、表側にATmega328Pが
裏側には、USB-SerialのCH340Gが乗っています。
待つこと、数週間.....
US$ 2.55
これは、表側にATmega328Pが
裏側には、USB-SerialのCH340Gが乗っています。
待つこと、数週間.....
先にArduino NANOが届き、Arduino IDEでLEDチカチカで確認OK!
続いて、本命のこれが届きました!
ちなみに、上の写真は、新しいマーティーPCの上です。白キーボード。
丁度いい時にお下がりが回ってきたのです!
以前のPCからHDDを取り出してUSBで接続してデータ吸い上げ成功。
今度のPCは、画面が15.6"⇒13.3"になりちと操作がやり難いですが
Core i3-2350 2.30GHz、メモリが、8GBまでUPできました。
4GBの時は、前と変わらない感触でしたが、8GBにしてとっても快適です。
Fusion360、Eagle、GIMP、Inkscape、Chrome、Firefoxを立ち上げても
余裕がありHDDへのスワップが起こりません(データは開いてない状態ですが)。
これでAliExpressの買物時もタブを沢山だせますね~
しいて言うと、GPUが非力なのでFusion360の動きがどうなるかな?
話を戻して、裏(右)は何もなく、表(左)にTINY85と78L05だけです。
超小型のArduino Cloneなのです。面白そうです。
表に「TINY85」、裏に「Digispark」のシルクがあります。
表に「TINY85」、裏に「Digispark」のシルクがあります。
「AVR 8bit Microcontroller」なのです。
ちょっとチップ単体で次の3つを比べてみると
・ATtiny 85(8pin)
・ATtiny 85(8pin)
・ATMega328P: Arduino UnoやNanoに乗っている
・PIC 12F1822(8pin): マーティーの好きなPIC
・PIC 12F1822(8pin): マーティーの好きなPIC
品番 | Flash | RAM | EEPROM | ADC |
---|---|---|---|---|
ATtiny85 | 8KB | 512B | 512B | 4ch |
ATMega328P | 32KB | 2KB | 1KB | 6ch |
PIC 12F1822 |
2KB | 128B | 256B | 4ch |
Vcc、GND、USB x2で残りは4pinですが、可能性が広がって何だかワクワクします。
今回は、特に何か作るものがあるわけではなく
AliExpresでConfirmする為の環境設定の作業です。
Windowsには、専用のUSB DriverをInstallする必要があります。
ここのやり方を参考にさせていただきましたm(_ _)m
Driverは、GitHubのここの「micronucleus-2.0a4-win.zip」に
Windows 32/64bit版の両方が入っています。
ダウンロードした「micronucleus-2.0a4-win.zip」を解凍して
マーティーPCは、Windows10 Home 64bitなので
「DPinst64.exe」を実行します。
[次へ]
[インストール]します。これも[インストール]します。
[完了]ボタンでインストール完了です。
ドキッとしますが、正常な動作だそうです。
ブートローダーによっては、5秒後にリムーブされるのもあるそうです。
デバイスドライバに「Digipark Bootloader」がでてればOKなので
デバイスドライバに「Digipark Bootloader」がでてればOKなので
気にせずに「Digispark」を取り外します。
実は、後からわかったのですが
ボードマネージャー(開発環境パッケージ)は、
1.Digisparkの製作元Digistump LLC(合同会社)のパッケージ
2.GitHubのここにある個人のSpence Konde氏が開発したパッケージ
と、2種類あるのです。
前者1の方から進めてみます。
【Digistump提供のパッケージ】
英語だとDigistump社のここですが、
日本語のここを参考にさせていただきましたm(_ _)m
マーティーPCには、Arduino IDE v.1.8.3をここでインストールしています。
Arduino IDE v.1.8.3を起動します。
次に、
Arduino IDEのデフォルトでは、Digisparkにスケッチを書き込めませんので
ボードマネージャー(開発環境)なるものをインストールする必要があります。
ボードマネージャー(開発環境)なるものをインストールする必要があります。
実は、後からわかったのですが
ボードマネージャー(開発環境パッケージ)は、
1.Digisparkの製作元Digistump LLC(合同会社)のパッケージ
2.GitHubのここにある個人のSpence Konde氏が開発したパッケージ
と、2種類あるのです。
前者1の方から進めてみます。
【Digistump提供のパッケージ】
英語だとDigistump社のここですが、
日本語のここを参考にさせていただきましたm(_ _)m
マーティーPCには、Arduino IDE v.1.8.3をここでインストールしています。
Arduino IDE v.1.8.3を起動します。
http://digistump.com/package_digistump_index.json
ちなみに、上の緑枠のボタンを押すと
この窓が出て、複数のURLを入力することができるようです。
で、[ツール]-[ボード]-[ボードマネージャー]をクリックします。
すると、この窓が出て、いきなり下の方に
「プラットフォームのインデックスをダウンロード中」とでますが
インデックスだけなので驚かないくていいです。
マーティーは驚いてしまいましたが(-_-;)
ダウンロードのバーが消えるまで待ちます。
[タイプ]を[提供された]にします。
そこで[Digistump AVR Board by Digistump]の所をクリックして選択すると
右下に[インストール]ボタンが出現するのでクリック。
下のダウンロードバーが進みます。46MB程あるようです。
ダウンロードが終わると「ツールをインストール」がでて
「ボードをインストール」がでて「インストール完了」がでるとすぐに消えて
「INSTALLED」と赤線の所にでてれば、インストール完了です。
[閉じる]します。
元の画面に戻ると、下に警告が出ていますが
「警告:信頼されていないコントリビューションです。スクリプトの実行をスキップしています。(C:\Users\marty\AppData\Local\Arduino15\packages\digistump\tools\micronucleus\2.0a4\post_install.bat)」
とでています。
インストールや書き込み時の「警告」は、心臓に悪いですね~
「post_install.bat」があるフォルダを見てみると、これでした。
最初にGitHubからダウンロードしたWindowsのUSB HOST Driver
「micronucleus-2.0a4-win.zip」を解凍したものと同じなのです。
しかもフォルダ名が[2.0a4]なので同一バージョンですね!
ということで、この警告は無視していいということになります。
Arduino IDEを再起動すれば消えます。
[ツール]-[ボード]にDigisparkの群ができています!
もしアンインストールする時は、
[ツール]-[ボード]-[ボードマネージャー]で
[タイプ]の右欄(緑枠部)に「digistump」と入力すると
上の方に[Digistump AVR Board by Digistump]がでてくるので
そこを(赤枠部)をクリックすると右下に[削除]ボタンが出現します。
サンプルスケッチを入れてみます。
[ツール]-[ボード]-[ボードマネージャー]で
[タイプ]の右欄(緑枠部)に「digistump」と入力すると
上の方に[Digistump AVR Board by Digistump]がでてくるので
そこを(赤枠部)をクリックすると右下に[削除]ボタンが出現します。
サンプルスケッチを入れてみます。
Digispark(ATtiny85)は、先に接続してはいけないのです。
[ツール]-[ボード]-[Digispark(Default - 16.5mhz)]を選択します。
[ファイル]-[スケッチの例]の▼で下の方に行くと
「Digispark(Default - 16.5mhz)用」のスケッチが沢山でてきます。
どれでTESTしていいかわかりませんね~
ここにありました!
「Digispark(Default - 16.5mhz)用」のスケッチが沢山でてきます。
どれでTESTしていいかわかりませんね~
ここにありました!
[ファイル]-[スケッチ例]-[Digispark_Example]-[Start]を選択します。
このスケッチが別ウィンドウで出てきます。
いわゆる「Lチカ」です。
スケッチはこれです。
*****
// the setup routine runs once when you press reset:
void setup() {
// initialize the digital pin as an output.
pinMode(0, OUTPUT); //LED on Model B
pinMode(1, OUTPUT); //LED on Model A or Pro
}
// the loop routine runs over and over again forever:
void loop() {
digitalWrite(0, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
digitalWrite(1, HIGH);
delay(1000); // wait for a second
digitalWrite(0, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
digitalWrite(1, LOW);
delay(1000); // wait for a second
}
*****
ま~だDigispark(ATtiny85)をUSBに繋いではいけません。
このスケッチが別ウィンドウで出てきます。
いわゆる「Lチカ」です。
スケッチはこれです。
*****
// the setup routine runs once when you press reset:
void setup() {
// initialize the digital pin as an output.
pinMode(0, OUTPUT); //LED on Model B
pinMode(1, OUTPUT); //LED on Model A or Pro
}
// the loop routine runs over and over again forever:
void loop() {
digitalWrite(0, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
digitalWrite(1, HIGH);
delay(1000); // wait for a second
digitalWrite(0, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
digitalWrite(1, LOW);
delay(1000); // wait for a second
}
*****
ま~だDigispark(ATtiny85)をUSBに繋いではいけません。
[スケッチ]-[マイコンボードに書き込む]します。
コンパイルが終わり、下の欄に
「Plug in device now...(will timeout in 60 seconds)」とでたら
Digispark(ATtiny85)をUSBに接続します。
カウントダウンはされませんが、ちと焦ります。
「ボードへの書き込みが完了しました。」と
「Micronucleus done. Thank you!」の表示がでます。
「ピポン、ピポン、ピポン」と3回ほど音が出ますが
5秒後位にアップロードしたスケッチが動き出してLEDが点滅し始めます。
めでたしめでたし!
ちょっと変わっているのは、シリアル通信で書き込んでいるはずなのでしょうが
[ツール]-[シリアルポート]が、グレーアウトなのです。
DigisparkのUSB-Bootloaderは、USBーSerial変換みたいな通信ではなく
専用の通信になっているのでしょうかね?
一応、記録として書き込み時のLOGです。
お尻から8行目に「Reconnected!」ってのがちょっと気になります。
まあ、正常に書き込めたのでいいか!
*****お尻から8行目に「Reconnected!」ってのがちょっと気になります。
まあ、正常に書き込めたのでいいか!
Archiving built core (caching) in: C:\Users\marty\AppData\Local\Temp\arduino_cache_607818\core\core_digistump_avr_digispark-tiny_6658f128ab835c244deaa4adbff9771c.a
最大6012バイトのフラッシュメモリのうち、スケッチが718バイト(11%)を使っています。
グローバル変数は9バイトのRAMを使用しています。
Running Digispark Uploader...
Plug in device now... (will timeout in 60 seconds)
> Please plug in the device ...
> Press CTRL+C to terminate the program.
> Device is found!
connecting: 16% complete
connecting: 22% complete
connecting: 28% complete
connecting: 33% complete
> Device has firmware version 1.6
> Available space for user applications: 6012 bytes
> Suggested sleep time between sending pages: 8ms
> Whole page count: 94 page size: 64
> Erase function sleep duration: 752ms
parsing: 50% complete
> Erasing the memory ...
erasing: 55% complete
erasing: 60% complete
erasing: 65% complete
>> Eep! Connection to device lost during erase! Not to worry
>> This happens on some computers - reconnecting...
>> Reconnected! Continuing upload sequence...
> Starting to upload ...
writing: 70% complete
writing: 75% complete
writing: 80% complete
> Starting the user app ...
running: 100% complete
>> Micronucleus done. Thank you!
*****
【Spence Konde氏のパッケージ】
もう一つの
2.GitHubのここにある個人のSpence Konde氏が開発したパッケージも
では、
[ファイル]-[スケッチの例]で下の方の[ATtiny25/45/85用のスケッチ例]は、
これだけで、ちょっとテストに使えそうなものはないですね~
それよりも、もう一度、Digisparkにしようとしたら
「検索をフィルタ」(緑枠部)の欄に「attiny」と入力すると
[ATTinyCore by Spence Konde]がでてくるので
そこを(赤枠部)をクリックすると右下に[削除]ボタンが現れます。
確認のダイアログボックスがでるので[はい]...数秒で終わります
ボードマネージャーを閉じて、[ツール]-[ボード]をみると
「Digistump AVR Board」群が復活しています。
試しに再度、「ATTInyCore by Spence Konde」をインストールすると
「ATTinyCore」と「Digispark」の両方のリストがでてくるようになりました!
なんだったんだろう?
ということで
2個目のDigisparkにも[Digispark_Example]-[Start]を書き込んで
Lチカを確認して、今回はここまでです。
その内にお世話になるであろうサイトを忘備録しておきます。
英語だけど「Getting Started with your Digispark...」は、ここから。
【Spence Konde氏のパッケージ】
もう一つの
2.GitHubのここにある個人のSpence Konde氏が開発したパッケージも
インストールしてみます。
英語ですとGitHubのここです。
「Ver.1.6.4以上だけど、1.6.6、1.6.7、1.6.8、1.6.10はバグありで推奨しない、
Ver.1.8.3を推奨」とありますね~
英語ですとGitHubのここです。
「Ver.1.6.4以上だけど、1.6.6、1.6.7、1.6.8、1.6.10はバグありで推奨しない、
Ver.1.8.3を推奨」とありますね~
基本的には、Digistumpパッケージのインストールと同じで
ボードマネージャーで入力するURLが異なるだけです。
ボードマネージャーで入力するURLが異なるだけです。
では、
Arduino IDE v.1.8.3を起動します。
[ファイル]-[環境設定]します。
赤枠部の[追加のボードマネージャのURL:]に次のURLを入力しますが
先にDigistumpのURLが入っているので
この後ろに「,」をつけて追加してもいいのですが
赤枠部の[追加のボードマネージャのURL:]に次のURLを入力しますが
先にDigistumpのURLが入っているので
この後ろに「,」をつけて追加してもいいのですが
上の緑枠のボタンを押し、このボックスで改行して次のURLを追加して[OK]します。
http://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json
環境設定を閉じて
[ツール]-[ボード]-[ボードマネージャー]をクリックします。
http://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json
環境設定を閉じて
[ツール]-[ボード]-[ボードマネージャー]をクリックします。
すると、ボードマネージャーの窓が出るので
「プラットフォームのインデックスをダウンロード中」が終わるまで待って
[タイプ]の横の「検索をフィルタ」の欄に「attiny」と入力すると、
「ATTinyCore by Spence Konde」
と
「ATtiny Modern(deprecated, use ATTniyCore instead) by Spence Konde」
の2つがでてくるので
上側の「ATTInyCore by Spence Konde」をクリックすると
完了すると赤線部に「INSTALLED」がでたら[閉じる]します。
[ツール]-[ボード]で下の方にスクロールして
[ATtiny25/45/85]を選択します。
設定項目(赤枠部)と書込装置の種類(青枠部)が沢山増えています。
詳しい使い方は、GitHubのここですが、今は、よくわかりません。
[ツール]-[ボード]で下の方にスクロールして
[ATtiny25/45/85]を選択します。
設定項目(赤枠部)と書込装置の種類(青枠部)が沢山増えています。
詳しい使い方は、GitHubのここですが、今は、よくわかりません。
これだけで、ちょっとテストに使えそうなものはないですね~
さっきまで赤枠の所にあった「Digistump AVR Board」群がでてこないのです。
Arduino IDE v1.8.3を再起動してもダメですね~
しかたないので「ATTinyCore by Spence Konde」の方は、アンインストールします。
[ツール]-[ボード]-[ボードマネージャー]でArduino IDE v1.8.3を再起動してもダメですね~
「検索をフィルタ」(緑枠部)の欄に「attiny」と入力すると
[ATTinyCore by Spence Konde]がでてくるので
そこを(赤枠部)をクリックすると右下に[削除]ボタンが現れます。
確認のダイアログボックスがでるので[はい]...数秒で終わります
ボードマネージャーを閉じて、[ツール]-[ボード]をみると
「Digistump AVR Board」群が復活しています。
試しに再度、「ATTInyCore by Spence Konde」をインストールすると
「ATTinyCore」と「Digispark」の両方のリストがでてくるようになりました!
なんだったんだろう?
ということで
2個目のDigisparkにも[Digispark_Example]-[Start]を書き込んで
Lチカを確認して、今回はここまでです。
その内にお世話になるであろうサイトを忘備録しておきます。
英語だけど「Getting Started with your Digispark...」は、ここから。
英語版の「ATtiny25/V / ATtiny45/V / ATtiny85/V」のDatasheetはこのPDF。
本家Atmelのは、こっちでした!若干異なります(2020.4.21追記)
それを有志の方々で日本語に翻訳されたデータシートはこのPDFに。
誠にありがたいことであります。感謝!感謝!
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