やっと初カットであります^^;
ただ、「K40 Whisperer」は、Moshi系ボードでは動作しません。
マーティーのボードは、
「LiHuiYu STudiO LabS」のLIHUIYU系の「HT-XEON」ってのです。
ソフトの設定を[LASER-B1]にするとキャリッジが暴走します。
「HT-XEON」の名前が、有効みたいで[LASER-M2]に設定しています。
コンソールパネルにこんな大きな文字「JK-K3020」が!(-_-;)
では、まずは、テストカット用の20mmの円をInkscapeで描きます。
ソフト「M40 Whisperer」で、Cutは、赤にすることになっています。
この時点は、ページサイズが、デフォルトの A4です。
[Resize Page to Selection]して
ページサイズの周辺を除去して図形に合わせます。
SVG形式(Vector)で保存します。
G-Codeに変換しなくて良いのは、いいのかどうか?
先にK40 Whispererを起動しているのですが、特に連携しないですね~?
まだ開発途上のようで、結局、[File]から開かないといけません。
左上の原点●基準に赤の円が出ます。
K40 Whispererでは、
黒:Raster Engrave(面加工、ディザ階調)
のルールがあり、色分けしていれば、同一ファイルで加工可能なのです。
レーザーパワーは、本体のコンソールで設定して固定なので、
夫々スピードだけを指定できるようになっています。
念願の透明アクリルカットに行く前に、
ダイオードレーザーで苦労した1mm厚程の透明のCDケースでやります。
CDケースの材質はわかりませんが、薄いしアクリルより融点が低そうなので
5mA、300mm/minだと確実とは思うんだけど
試しに、出力30%の600mm/minに下げて始めます。
「CO2レーザー その03」で出力50%では、高圧電流:5mAでした。
CO2レーザーのエネルギー変換効率≒10%とすると、30%で3mA
出力は、コンソールで30%にして
透明のCDケースをハニカムパネル上に置いて
[Vector Cut]ボタンで開始します。
この時やった、ブルーLD(450nm)や近赤外線LD(808nm)と違って
波長 10.6μmなので表面から溶けていますが、貫通してはいません。
ゴーグルもしていますが、煙と臭いもすごいのでマスクもして、
幸い今日は、暖かいので窓は、全開です。
出力40%にセットして、
さっきの横をカットしたいので
・赤枠部にX:30、Y:0 として[Move To]すると
キャリッジが移動して、横のPreview Windowの円も移動します。
・Preview Window上の原点をドラッグして移動すると
図形移動と同時にリアルタイムでキャリッジも動きます。
・[Unlock Rail]してキャリッジを手で移動させて
そこから開始することができます。
と3つの方法で開始点の変更が可能なのです。
JOG矢印の中央と4コーナーのボタンは、まだよくわかっていません。
G-Codeに変換しなくて良いのは、いいのかどうか?
まだ開発途上のようで、結局、[File]から開かないといけません。
左上の原点●基準に赤の円が出ます。
黒:Raster Engrave(面加工、ディザ階調)
青:Vector Engrave
赤:Vector Cutのルールがあり、色分けしていれば、同一ファイルで加工可能なのです。
レーザーパワーは、本体のコンソールで設定して固定なので、
夫々スピードだけを指定できるようになっています。
ダイオードレーザーで苦労した1mm厚程の透明のCDケースでやります。
まずは、「みら太な日々」師匠のブログを見て、感で設定します。
3mm厚のアクリル、5mA、300mm/min辺りの2Passだと思われます。CDケースの材質はわかりませんが、薄いしアクリルより融点が低そうなので
5mA、300mm/minだと確実とは思うんだけど
試しに、出力30%の600mm/minに下げて始めます。
「CO2レーザー その03」で出力50%では、高圧電流:5mAでした。
CO2レーザーのエネルギー変換効率≒10%とすると、30%で3mA
実質レーザーパワー:3mA x 10KV x 10% = 3W でしょうか?
10.6μmの遠赤外線なので行けそうな気がするんですが?
[Vector Cut]:600 mm/minにして、波長 10.6μmなので表面から溶けていますが、貫通してはいません。
ゴーグルもしていますが、煙と臭いもすごいのでマスクもして、
幸い今日は、暖かいので窓は、全開です。
・赤枠部にX:30、Y:0 として[Move To]すると
キャリッジが移動して、横のPreview Windowの円も移動します。
・Preview Window上の原点をドラッグして移動すると
図形移動と同時にリアルタイムでキャリッジも動きます。
・[Unlock Rail]してキャリッジを手で移動させて
そこから開始することができます。
と3つの方法で開始点の変更が可能なのです。
JOG矢印の中央と4コーナーのボタンは、まだよくわかっていません。
*** 2025.8.16追記 ***
syunn1さんからコメントいただきましたm(_ _)m
JOG矢印の中央と4コーナーのボタン
加工物のサイズで上下左右・中心部に移動するとのことで
位置合わせの意味合いと加工範囲の確認用だろうとのことです。
もう5年も出番がなく、使い方すら忘れているので、実機での確認は、省略です(^^ゞ
*** 追記ここまで ***
では、40%、600mm/minを動画で
音がすごいんです。古いのでまさかのフルや1/4のステップなのだろうか?CDケースは、融点が低いようですね~
出力は、左:30%、右:40%
右側の溶け巾、2mm近くありそうです。
焦点距離:50mmのハズなのです。
今頃確認すると、レンズからハニカムパネルまで約70mmもあります。
薄い板を手で上下させながら、TESTボタンでプシュプシュやると
やはり、50mm辺りが一番光って合焦ポイントのようです。
合ってなかったのです(´-﹏-`;)
取り急ぎ、その辺にあった20mm厚の板を敷いて、ハニカムパネルを乗せます。
右の丸い大きな焦げ跡は、前所有者の名残です。
座標系、Y軸は、手前がマイナスなんですね。
なので、結局、CNCや3DPと同じになります。
ただ、加工方向が、原点から、X軸:+方向へ、Y軸:-方向へ行くのです。
X:30、Y:-30で[Move To]すると、Preview Windowの円と、
キャリッジが、原点(赤矢印)から右:30mm、下:30mmに移動します。
冬で水温が低かったからよかったものの夏だったら...恐ろしや~
確実にまたやらかしそうです。
早いとこ、水流検知センサーをポチっておかないと^^;
しかし中国は正月休みだ~
水冷ポンプ電源を主電源SWから取って連動させる事にします。
色々やっては見ましたが...
CDケースは、周りがあまりに溶けて見栄えが良くないのです。
意外とこの材質は、難しい部類なのかも?
或いは、黒い保護シートとか貼ってやるといいのだろうか?
ひとまず、こいつは、中断して
数々の焦げは、レーザーダイオードで格闘した残骸です。
それにしても、この炎は、いかんです。レンズ直撃しそうです。
次の50%、150mm/minで、もうちょっとみたいなので、
50% 80mm/minまでSpeed落とすと、貫通しました!
ポロッと落ちる程ではなく、皮一枚繋がっている感じです。
青丸:出力40%、300mm/min・・・なぜか部分的に貫通している。
緑丸:出力50%、150mm/min・・・少しだけ切れている所がある。
まあ、いいんじゃないでしょうか!
5WのBlue Laser Diodeでは、10pass以上で切削幅1mm以上だったので
1passで切れると、とても感動ものです。
ベニヤ板カット動画の1コマですが、
これなんか、レンズ直撃しそう、というかしてるかも(´-﹏-`;)
口で吹いてると炎は消えます。
だから先端からエアブローで消火しないといけないんですね。
アルミなので、これで少しは、下からの熱を防御できるでしょう!
このモデルには、取り付け場所がありません。
ホースを付けれる鏡筒を3DPで作るかな~
或いは、上のアルミ筐体に横っ面に穴を開けホース繋ぐかな~
エアホース系は、パーツが揃ってないのでAliからの到着待ちです。
右下の小さなパイプにエアブロー用ホースを付けれるようになっています。
ベニヤ板カットは、良しとして
次は、本命の透明アクリル板 3mmのカットテスト
ありがたいことに、師匠から、研鑽積むようにと、こんなにいただいたのです。
テストでカットするだけは、もったいないのですが、
実質レーザーパワー ≒5W
排気していないので臭気と煙が半端ないです。
マスクは、ほぼ効果なく、基本、息を止めねばなりません。
終了後すぐに窓を全開にして換気!ちょっと部屋の外へ退避します。
ついに念願の透明アクリルカットができました\(^o^)/
一発でここまでいけると、気持ちいですね~感無量であります。
[Settings]-[Advanced Settings]すると
出力50%、100mm/min、2passにします。
出力50%、60mm/min、2passでどうだ!
持ち上げただけでポロンと抜け落ちます。
ちょっと強すぎなのかな?
ポンと置いて、スパッとカット! CNCとは別の新しい道が開けますね~
でも、プラスチック系は、とても体に悪そうな臭いや煙がひどいので
早く設置場所を確定して、排気をきちんとやらないと不味いですね~
レンズの手前で3mm程のスポット径が、50mmで合焦するわけですから
この傾きは、tan -1(1.5 ÷ 50)= 1.7° かあ~
無限遠の焦点距離じゃない限り、この斜めは、でます。
レーザーでカット面が斜めになるとは、このことだったのか~
今の今まで、頭から抜けていたのであります(-_-;)
高価なモデルは、筐体の高さが倍位以上あったりするので
たぶん、レンズの焦点が、100とか150mmとかだと思われます。
表側の表面ギリギリの径を測ると、19.76mm
表と裏で0.13mm程違います。
Y軸方向のこれは、19.61mm
[Settings]-[General Settings]の
X Scale Factor、Y Scale Factorで比率を調整するようになっています。
切代があるので、内側/外側のどっち取るか、
パワーやpass数で切代巾も変わるし、その辺の調整は難しいですね~
径が一番広い所なので、たぶんX軸:19.47mm
X軸の外側と内側の差は、19.76 - 19.47 = 0.29mm
XYの差:0.13mm
さっきの抜け穴のXY差:0.15mmとほぼ合います。
Y軸の外側と内側の差は、19.63 - 19.34 = 0.29mm
すごっ!同じになった。我ながら大した測定技術かな? 偶然ですね^^;
昨年末に「みら太な日々」師匠宅で見たのより、どうも切削幅が広いような...
「みら太」氏のカットは、持ち上げただけでポロッとじゃなくて、
ちょっと指で置してポロッという絶妙な加減なのです。
あの時、何気なくツマミを設定されてましたが、あれが師匠の技だったんです!
こんどお邪魔したら盗み見しよっと!
いや~!ベニヤ板も3mmのアクリル版も切れたので、感激であります(^_^)
みら太師匠、前所有者の神様、ありがとうございましたm(_ _)m
最後にメインボードを見直すと、
ステッピングモーター・ドライバは、TEA3718S(SGS THOMSON)
なんと「HALF-STEP AND FULL-STEP MODE」だけなのです(´-﹏-`;)
道理で轟音なはずです。
この辺のDatasheet見ると、1チップでフルブリッジ1回路しかないなので
1モーター2コイルで2チップ必要なのです。
STEP ANGLE:0.9° とあるので、400STEPだ~!
まあ、マイクロステップ動作ではないですから...
タイミングプーリーのギアの最外周をノギスで測ると、12.5mm
概算すると、1回転で
12.5 x 3.14 ≒ 39mm
400stepで1回転なので、1STEP
39 ÷ 400 = 0.0975 ≒ 0.1mm/STEP
の精度ってことになります。
ハーフステップで駆動しているとすれば、半分の 0.05mm/STEP
まあ、2012~13年のマシンですからそんなところなのか
レーザーのカット巾(切代)もパワーやPass数で変わるので
このモデルでは、あまり精度を追求しても~ というところでしょうか?
レーザー管の扱い方が載っています。
「1.」には、
「設置する時は、light spot and power が最良の状態になるまで、
チューブを少し回転させてください」
といった記述があります。
新品のレーザー管で最初だけやる儀式なのだと思われます。
「2.」には、
「冷却水の温度は約18〜15℃。 30℃を超えるとレーザパワーが徐々に低下します。」
ってことが載っています。
夏は、30℃未満ってのは、厳しいです。
冷却水に氷を入れて冷やしてから使わないといけないようです。
コンソールに水温も表示したい所です。
「1.」には、
「設置する時は、light spot and power が最良の状態になるまで、
チューブを少し回転させてください」
といった記述があります。
新品のレーザー管で最初だけやる儀式なのだと思われます。
「2.」には、
「冷却水の温度は約18〜15℃。 30℃を超えるとレーザパワーが徐々に低下します。」
ってことが載っています。
夏は、30℃未満ってのは、厳しいです。
冷却水に氷を入れて冷やしてから使わないといけないようです。
コンソールに水温も表示したい所です。
10 件のコメント:
おお、とうとう稼働しましたね〜!おめでとうございます。
初カット成功おめでとうございます。
CO2レーザーでのカットを動画で見るのは、初めてでした。
ダクトは必須のようですね。
臨場感あふれるリポートありがとうございました。
MTさん、ありがとうございます。
まだ、5mm厚は、やっていません。
8mm厚カットは、簡単にはいかなさそうです。
昔青年さん、ありがとうございます。
臨場感あるでしょ!
私なんか、この動画見ると強烈な臭いまで蘇ります(笑)
ファーストライトおめでとうございます。
これでガンガン切れますね。
お楽しみください。
あ、まずは排気系を作りましょう。アクリル酸の臭気は体に良くないです。
あと、trotecやuniversalの加工機も基本は2inch焦点のレンズを使っています。universalはオプションで1inchのものもあります。
焦点距離が長い側はビームウェストも長くなりますが、ビームウェストの絞り径が太くなるといういやらしいトレードオフがあります。
太いビームを単焦点レンズでぎゅっと絞ると焦点は非常に小さくなり、細いビームをだらだら長焦点レンズで絞ると焦点が大きくなります。
この辺をご覧ください
http://laser-navi.com/laser_technology/technical_qa/kakouqa-q2-5/
排気系とエアブローもですね!
色々古い機材があるので、まずは分解して部屋の片付けからです(-_-;)
やっぱし大きいレンズは駄目なのか~
収差の方が支配的で良くなると思ったのです。
最後のサイトは、他のも読んでる所で、とても参考になります。
CDケースはポリスチレン製ですね。成形温度はアクリルより低いので、尚更エアで冷やしてやらないと再溶着するのかも知れないです。
スラスラと計算が出て来て凄いですね。
計算値よりも実際の角度は狭い様ですね。(計算サイトで計算しました ^^;)
3mmの板を1.5mmずつ高さを変えてカットすれば、寸法差は半分以下になるかなー…なんて妄想が読んでいて浮かびました。
水温についても…そんな温度だったのですね。あまり温度が低いと出力が弱い感じを受けていたので、勘で30度程度の水を流した方が良いかと思ってました。
しかし、水温だけ指定しても、水量とか圧力で大分冷却効果は変わるんですけどねえ。
三池さん、見ていただきありがとうございます。
エアは、火消しだけでなく、3DPのノズルファンみたいな役目もあるようですね。
まだ、エアができないのと、Z軸も固定なので、当分先になりそうです。
水温については、レーザー管作ってるメーカーが言っていますが
あまり低いとパワー落ちるんですか~
夏は、氷を入れ過ぎないようにします。
なかなか難しいですね~
K40 Whispererのジョグボタン、加工物のサイズで上下左右・中心部に移動します。
位置合わせの意味合いと加工範囲の確認用でしょうね。
私も似た機種持ってて参考にしてます。
応答が遅れすみません。
お陰でやっと謎が解けました。
早速、本文の方に追記させていただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
この手のボタンは、怖いのでちょっと押してみる勇気がなくて(^^ゞ
レーザー管の出力が弱ってまして~
排気システムも作っておらず、あれから5年も使ってないです。
そろそろメンテしないと~
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