2019年8月10日土曜日

CO2レーザー その20(Z軸可動化Ⅶ:制御基板製作)

Z軸可動化Ⅶになりました!
結局、制御回路は、ATTINY85のままで~す。
最終的には、GRBL化したいので一時しのぎなのです^^;
Arduino NANO か UNO か MEGAかな?

確か秋月電子で5年位前に買った
こんなユニバーサルボードが在庫ってます。
裏はこれ
ブレッドボードと同じ配列なのです。
最終テストのFritzingの実体配線図を見ながら作っていくことにします。
ATTINY85(図では、右下が1pin)は、
・Pin1(RESET)  :OPEN
・Pin2(PB3-OUT):ENABLE(5Vから470Ω+LED)
・Pin3(PB4-IN)   :Limit SW Normal Open(4.7KΩ PULL-UP)
・Pin4(GND)     :GND
・Pin5(PB0-OUT):DIRECTION
・Pin6(PB1-OUT):STEP(GND間に470KΩ+Diode)
・Pin7(ADC1-IN) :KEY用
・Pin8(VCC)      :5V
一応、回路図も作ってましたが、その後、気づくに
78L05の最低入出力間電圧:2V なので、IN:6.2V、OUT:5Vはダメですね~
低損失タイプの3端子レギュレータは、持ってないし
コントロールボードの電源コネクタを見ると
5Vと24Vがあります。
ステッピングモーター用の6.2Vは、何かに使えるだろうとポチってた
このStep Down Converter使って、24Vから生成することにします。
US$ 2.33/5個 (10% OFF)

78L05を削除しただけですが、回路図です。
本体のコントロールボードから24Vと5Vを取り、
6.2Vは、24VからSTEP-DOWN Converterで作ります。
大物配置を決めて
先に背の低いリード線をつけて、最後にコネクタ類です。
リード線が妙な色使いないのは、CAT5ケーブルの中身だからです^^;
裏は、ジャンパーなしのハンダ付けのみです。
Step Down Converterボードを繋いで
ハンダ付け作業は終了。
右上のコネクタ(24V、5V IN用)だけパターンカットしてます。
ステッピングモーターとLimit SWのケーブルにコネクタは、
2.54mmピッチの2pinと4pinを使います。
MIX BOX US$ 2.54(-11%)!

ピンのカシメは、お馴染み、これの下側のを使います。
SN-01BM: Crimping Range: 0.08-0.5mm2   AWG28-20
上側の「SN-01C」は、上のコネクタピンに合いません。
US$ 10.64(32% OFF)

ピンカシメは、だいぶ慣れたので、今回は、失敗なし^^;
一式揃いました!
一応、この状態で電源ライン(5V、6.2V)の抵抗値が
極端に小さくないかテスターで確かめてOK!
A4988とATTINY85を挿します。
外部電源で24V、USBバッテリーで5Vを印加して、動作テスト!
最初、Step Down Converterの出力は、0.1A負荷で6.2Vに調整してたけど
うんともすんとも言わず、A4988が動作しません(T_T)
(定格 8V以上、実力6.2V~なのです)
一時は、配線間違ったかと思いましたが、
じわっと6.5Vまで上げるとすんなり動きだしました!
制御ボードだけ
完成!
ちなみに、ブレッドボードの時は、これでした。
ボタンの色は、気が変わっただけ^^;
コントロールボードは、この鉄板の裏からボルトを入れて
基板側からナットで固定するようになっています。
CO2レーザーカッターを置いてる部屋は、とても暑くなってるので
コントロールボードを取り外すだけで汗だくです。
冷却水は、お湯になっています(T_T)
その鉄板ごと外し、コントロールボードも取り外して、
裏の24V、5V、GNDにリード線をハンダ付けします。
ちなみに、リード線は、24V-GND、5V-GNDを夫々捻って
更にその2組を反対方向に捻っています。
HIさんに教えていただいた技ですm(_ _)m
一応、ホットメルト(ホットボンド)でリード線を固定しておきます。
鉄板に取付穴を新設するので
印を付けてセンターポンチで深めに凹みを作って置いて
Φ2.5の下穴を電動ドリルで開けて、M3タップを建てました。
バーリング加工モドキにしたかったのです。
ネジ山は、2山程しかできてないようですが、
まあ、いいんじゃないでしょうか。
こんな時、バーリング加工できる治具があったらいいですね~
スペーサーは、「みら太な日々」さんご推薦の
アイロンビーズ 高さ5mmで丁度よく、百均で300個入ってます。
M3ボルトにアイロンビーズを履かせて
これがまた、アイロンビーズの穴が微妙に小さいので、
逆さでも落ちなくてとても作業し易いのです。
鉄板へ取り付け完了です!
その鉄板ごと、本体に装着します。
これも底面の裏からM5ボルトが入って、上からナット締めです。
ちょっとアングル変えて
操作ボタンは、とても操作し易いとは、いえない場所になりました(-_-;)
まあ、切削前の最初に高さを調整するだけなので、支障ないでしょう。
操作パネルは、
下の左から2個のボタンは、何も配線されてないし
電流計とか、ここにつけたいなあ~
と画策してるので、取り敢えず、上の状態でなのです^^;
次は、いよいよ
可動Z軸&ノズルの取り付けと試射です。

一番の心配は、この時に光軸調整してから、持ち上げて移動してるので
光軸がズレてる可能性大なのです。
今度は、ミラー位置調整まではしなくていいはずなので
最初よりは、簡単だと思うのですが?

それにしても毎日暑い!
水道からは、お湯が出てくるので、氷を入れて適温にしないと
冷却水になりません(T_T)
CO2レーザーを置いてる部屋は、普段、誰もいない2Fの南側の部屋、
日中はできるだけ窓開けて風通してます。
雨の日は、洗濯物干し部屋です。
で、これは、今年の2月に完成したばかりのホルダーのショット!
いざ、光軸確認しようとカバーを開たら
ぎゃ~~~っ!
レーザー管ホルダーが、見るも無残に曲がっています(T_T)
暑さでPLAが柔らかくなって、レーザー管の重みに耐れなかったようです。
せめて筺体のカバーを被せてなかったら良かったのかも?
左側は、底のマウントに当たって止まっている感じです(T_T)
この様子だと、PLAは、45℃辺りから柔らかくなるようです。
てっきり60℃辺りまで大丈夫かと油断しておりました。
ショックが大き過ぎ_| ̄|○
さ~て、どうやって修復しようか?
ABSでプリントし直すか?
涼しくなる秋まで待つかな~
さすがにやる気を吸い取られた~(´-﹏-`;)

2 件のコメント:

えべす屋 さんのコメント...

これはショックが大きいですね。
手が込んでいるだけに同じものを作るのって嫌になりますね(-_-;)

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

えべす屋さん、見ていただきありがとうございます。
そうですね~
同じものをABSでプリントすればいいのでしょうが
強度が不足してそうなので、構造見直した方が良さそうです(T_T)