2017年7月15日土曜日

FPGA用ハンダゴテチップ製作

前回、CNC2418のA5端子が死んだことが判明しましたので
そのAVRマイコンチップ(Atmel MEGA328P-AU)を交換するための準備です。
右下の32pinのやつです。
パッケージは、7mm角、足を入れると9mm角
0.8mmピッチです。
すぐ横にリセットスイッチがあります。
本来ならこんなものがあればいいのですが
あるはずもなく。
ハンダゴテ先のアダプターを作ることにします。
材料はこれ使います。
昔~し壊れたエアコンを取り外した時に
取っておいたものです。
昔、庭先に置いていたら速攻で盗まれました。
銅なので高く売れるのでしょうか。
思えばこの太さでこの長さの銅パイプを店で買うと
2000円は下らないですね~。
パイプカッターで適当な長さにカットします。
切れました。
この100Wのハンダゴテの先に取り付けるつもりです。
先を四角にするため
グラインダーで切込みを入れます。
4つの切欠きができました。
実物大に印刷した
パッケージ図面と合わせています。
サイズは良さそうです。
これで丸い4辺を平らにします。
この様に当ててハンマーで軽く叩いていきます。
四角にできました。
バリなど削って綺麗にしました。
実物大のパッケージ図面と合わせ、間隔を調整します。
実物と合わせ込み。
拡大。
いいサイズになりました。
反対側はハンダゴテ先につけますが、まだブカブカ状態なので
切込みを入れてすぼめました。
完成です。
錆びない内に半田盛りをしておきます。
コテ先が温まったらこのTipリフレッサーってのを塗り
ハンダをちょちょっと付けます。
 綺麗にハンダをコーティングできました。
まだ本番するわけにはいかないので
部品取り用の基板から同じくらいのサイズのICを取ってみました。
あまり綺麗ではないですが
簡単に外すことができます。
 少し時間が経つと銅の表面が酸化して黒くなっています。
ひとまず、取り外し準備は完了です。

今週は、図書館から500Pクラスの小説を借りて読んでいるので
工作はこれだけなのです。
本を読むと目を上下に動かすのが良いのか、近眼も老眼も良化します。
んでPC使うとまたもとに戻ります。
なので時々本を読みます。
昔は小説など全く読まなかったのですが。
ちなみに今回は「2015年ピュリツァー賞受賞の感動巨編」。
海外の小説が好きです。

所でちょっと調べていたら
生チップは交換する前にBootloaderを書き込まないといけないのですね。
Bootloaderを書き込むには少なくともArduino UNOが必要です。
ということで
AliExpressでArduino UNOさんをポチっておきます。
果たしてうまくいくだろうか?
まだPICマイコンしか使ったことがないので
これを機にArduinoの世界に入ることになり丁度いいかも。
その前にTQFP 32pinのAtmel MEGA328Pと
Arduino UNOをどうやってつなごうか?

2 件のコメント:

昔青年 さんのコメント...

ないものは作る! 立派です。
ないものは買う。とはえらい違いです!(笑)
ところで、EagleCADを久しぶりにバージョンアップしようとホームページをのぞくと、オートデスク社の参加になっているではありませんか! 幸いフリー版は残っていましたが、従来の買取方式からFusion360と同様のリース方式(表現が正しいか?)になっていました。
そのうち、Fusion360もなんらかの制限付のフリー版になってしまうかもしれませんね。

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

励みになるお言葉ありがとうございます。
PCBの宿題がでておりましたので(笑)
インストールはまだですがEagleをちら見しています。
最初からAutoDesk傘下だと思っておりました。
基盤の大きさなど結構な制限がありますね~
AutoDeskには色んなツールがあって興味がわきます。
特にArtCAMってのが面白そう。
Fusion360に変な制限がかからないことを祈るばかりです。