CNC2418のカメラ用にと随分前に購入していましたが
動作しなかったので、格闘の末、全額返金になったものです。
商品の評価は悪くないので単発的なものだとは思うのですが...
なおし込んでいたのを思い出し、修理してみようかと。
(福岡では”しまっておいて”を”なおしとって”と言うのです)
一応、リンクです。
小さいのが欲しくて、このサイズでは安い、これにした訳です。
箱は、これでした。
中身とは違いますが、まあよしと。
中身は、miniDVDとUSB Endoscopeです。
カメラ部は非常に小さいです。
外径:4.5mm x 24mm
外径は同じですが、外観はWebの写真とちょっと違います。
この先端のレンズ部の円筒の直径が4.5mm
とても小さなものです。
付属のminiDVDにソフトが入っています。
インストール不要でそのまま実行できます。
この時のマイクロスコープと同じ系列のソフトですが
バージョンアップされていて
「RsCap1.10.exe」に加え「RsCap2.10.exe」が入っています。
Windows10の標準ドライバで動くのでドライバはありません。
本体はと言うと、USBを接続してソフトを起動してもバージョンアップされていて
「RsCap1.10.exe」に加え「RsCap2.10.exe」が入っています。
Windows10の標準ドライバで動くのでドライバはありません。
内蔵カメラしか検出されず、このエンドスコープが検出されないのです。
LEDも光りません。
デバイスマネージャーに何も出てこないのです。
まずは、カメラ部基盤の配線を調べます。
写真では、怪しそうで、綺麗な結線とは言えませんが
ショートはしていません。ここは問題ないでしょう。
裏側もショートはしていません。
次は、USB部です。
ネジなど付いていないのでカッターでケースをこじ開けて
基板を取り出します。
この基板には、USB端子とボリュームしか付いていません。
これも配線の状態が汚いですが大丈夫です。
"VR"シルク部に何も結線されていないのが気になりますが、
ん?
シールドケーブルのシールド線がどこにも繋がっていませんね~
カメラ側を見るとシールド線は使われていますね~
裏を見るとハンダ付けの跡があります。
赤丸部にハンダ盛りがあるのに何も線が繋がっていないのです。
これですね!
これは構造が良くないです。
ケーブルを捻ると一発で切れてしまいます。
梱包する時に切れた可能性もあります。
そこで、シールド線と上の赤丸部をクリップ付きリード線で繋いでみると
デバイスマネージャーに”USB Conposite Device”と認識されました。
映像が出るようになりました。
が!
LEDが点きません。
ボリュームを回してもうんともすんとも?
これは、ボリューム部分じゃないかな?と
テスターで探索しているとボリュームの中央端子が繋がっていないようです。
ボリュームを起こして裏を見ると
何と!
ボリュームの中央端子が折れ曲がって
基盤(左側)の穴に挿さっていません。
明らかに組立時に失敗しています。
出荷時に何もチェックしていないのですね。
ということで一旦、ボリュームを”はんだシュッ太郎”で外します。
確かに中央端子が折れ曲がっています。
そして、この様にシールド線をハンダ付けしようとしたら
かなり熱してもハンダが全くつかないのです?
アルミでもなさそうだし何なんだろう?
シールド線をよ~く見ると
中に銅線がまぎれていましたので
その銅線だけを基盤にハンダ付けします。
ボリュームも他の線もちゃんと付け直しました。
それしてもハンダがつかない線が混ざったシールド線は初めてです。
完治です!LEDも点灯します!
付属ソフトで画像を出します。
仕様は、焦点距離:3~8cmとありますが
3cm以上は遠方までピンと合います。
高さ5cm位からの1cmマスのマットです。
小さいので周辺の光量低下、全体の鮮明度はこんなもんです。
角のケラレっぽいのは、
カメラレンズ前のスポンジみたいなフードが邪魔しているのかも?
この時にPythonとOpenCVで作ったターゲットスコープソフトで見てみます。
距離≒5cm
距離≒3cm
距離≒1cm
さすがにボケます。
CNC2418のターゲットスコープ用にはもう少し拡大したいです。
位置合わせに使えるかどうか??という所。
意外と単純な組立不良だったので、すんなり治ってラッキーでした!
ちょっと得した気分です。
安いからだろうか?組立後の検査をせずに出荷しているのは明らかなので
気をつけないといけないですね~
9 件のコメント:
今晩は マーティーさん
本日、待望のコントロール基板が到着しました。
基板を以前のものと比較してみると、WOODPECKER 2.7 となにやらバージョンがプリントされています。(GRBL0.9のプリントがなかったので、1.1f搭載を期待しましたが、0.9のままでした)
マーティーさんご指摘のAVR周りのアースラインは、強化されています。
その他にもスピンドルコントロール周りにも、ダイオードにプラスしてよくわからない部品が追加されています。
基板の交換で無事元に戻りました。
当然、モドキ基板ではないので、GRBLのバージョンアップもあっさりと完了しました。
マーティーさんならここから、故障基板を徹底追及するところでしょうが当方にはそのスキルがありません。(笑)
基板到着を待つ間に、FUSION360用にPCのグラフィックを強化させました。FUSION360は、入門編からなかなかです。
どこかに、本以上にわかりやすい解説HPありませんかね?
Eagleには、本もHPもわかりやすいのがたくさんあるんですが。
昔青年さん、こんばんは、
2.7ですか!私のは、基盤には印刷ないですが2.5です。
アースラインも強化されているとは!貴重な情報です。
何か部品も追加されているようですね。ノイズ対策かな?
デスクトップPCは、グラフィック強化できるのでいいですね~
Fusion360使っているとだんだん高性能のものが欲しくなってきます。
まだ一箇所で分かり易いHPってのは、見つかっておりません。
やりたいことをGoogle先生に質問していますが、大抵はFusion360公式サイトに飛ぶことが多いです。或いは、見つからないのは試行錯誤です。ちょっとずつ機能がわかってくる所は快感でくせになりそう(笑)
マーティーさん
スピンドルモーター関係の電流調整を電圧測定で行う方法を公開していただいたことのお礼を忘れていました。
鉛蓄電池の充電器(秋月製)製作の時に、同様の方法が解説されていました。残念ながら、その知識が応用できてませんね。(回路が見えていないことも原因か?)
FUSION360の適当な解説HPはないようですね。
どおりでちょくちょくソフトの講習会の案内がメールできますね。
ステッピングモーターのことですかね?
A4988の調整は、私も先輩方のサイトを見てやっております。
その内、動作中の電流波形を見たいと思っています。
その通りです。
これは、単純に間違えました。
次は、台形ねじの送り数値を実測して精度をあげることをやってみます。これからも、改良ポイントのご紹介お願いします。
FUSION360は、結構、高スペックを要求しますね。
こんにちは。
お初にお目にかかります。
レーザー加工機の検索から、やって来ました。
よろしくお願いします。
エンドスコープ、不具合多いですねー。私の場合はカメラ側のLEDがフィルム基板のハンダが弱くて、輸送時の振動で断線していました。
応答が遅くなりすみません。
情報ありがとうございます。
フィルム基板の断線だと修理は厳しいですね~
どうやらこれは、お薦めではないですね。
Webを改めて見ると"Outlet"とあります。
日本では、"アウトレット"は修理品とか使用上問題ないけどちょっと傷があるとかの意味ですが、あちらでは、"修理前の品"という意味なのかもですね?
でもOpen Disputeした時にはそんな事は言ってこなかったので、やはり意味は日本と同じなのかなあ?
こんにちは。
実は私もOpenDisputeして、返金を受けました。
処理中に担当者が替わって、二度手間になるハプニングはありましたが、無事に返金されました。
ちなみにエンドスコープの方は、フィルム基板をカッターで擦り、銅線に直接半田付けして、エポキシで固めて現在は使用中です。(笑)
ちょっと遠くにでかけており、応答遅れまして m(_ _)m
私のを改めて見ましたが、あの基板のパターンを削って銅線付けるなんてすごい!神業ですね!
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