2018年7月14日土曜日

小型工作機CNC2418 その57(レーザーモジュール分解)

暑い日が続くようになりました。
昨日は、ブログ閲覧の1位が「扇風機の修理」であります(*_*)

マーティーは、レーザー5.5W付きのCNC2418を購入しております。
最初にレーザーで焼き描画している時の写真です。
いくらダイオードレーザー・スポットの縦横比が大きいといっても
レーザー光の漏れが、ここまで縦長なのは異常じゃないかな~?
最近たまたま見つけた
Donald Pappさんのこれ、ハウジングが小さいので1Wクラスだと思われますが、
漏れ光は、丸いのです。
電子工作専科のぐうたラボさんのこれなんか見事に綺麗な円形なんですよね~
たぶん1.6Wか2.5Wだろうと思われますが、
2.5mmのシナ合板が5回パスで2mmの深さまで切れていらっしゃいます。
どう考えてもマーティーのは正常ではなさそうです。
何か内部の取り付けが悪いのではなかろうかと
分解してみることにします。
レーザーダイオードは静電気に特に弱いのでコネクタ側でショートしておきます。
一つはファンなのですが、別の部屋まで基板見に行くのが面倒で^^;
なぜリード線がリビングにあるのかは内緒です(^^)
ファンを取り外し、赤丸部のイモネジ1本を緩めると
ファン側から中を覗いたところ。
この様にファン側からハウジングが抜けます。
リード線を気にしなければ、どちら側にも抜けます。
ハウジングが全部抜けました。
外側は、ヒートシンクケースとでも呼ぶのだろうか?
フォーカス可能なのでネジ式のレンズを外します。
ボケていますがレーザーダイオードが見えます。
更にレーザーダイオードを外すには
赤枠の所で分離するとしか考えられないので
この「蓋開け具」で開けようとしましたが...滑って開きませんね~
プライヤを2つ持ってきて外します。
かなり固く締まっていました。
開きました!
こんなパッケージ初めて見ました。
傾いたりはしていないですね~
回転の位置合わせはありません。
Duty 100%では、この細いリードに2.4A程も流れていることを考えると
ちょっと恐ろしいというか、逆に不安になります。
レーザーダイオードは、この様に取り外すことができます。
今回は構造の確認だけなので分解はここまでにしておきます。
キャップ側の中リブというか(右下)で
ダイオードレーザーの突起部(左上)を押さえて固定する構造になっています。
放熱性をよくするためだろうか?
そのため、キャップ側の中リブ部の穴が絞りみたいに小さくなっているのです。
レーザー照射角から考えて反射したりはしないでしょうが、ちと気になる構造です。
この形状のレーザーダイオードは小さいパワーのものしか見つからないですね~
マーティーのが怪しいものなのだろうか?また不安になってきます。
入力電流的にはパワーに偽りはないようですが...
すっきりしたというか、不安が残るというか
単なる分解だけでした~

2 件のコメント:

昔青年 さんのコメント...

レーザーのメカ初めて拝見しました。

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

昔青年さん、お久しぶりでございます。
というか私だけが久しぶりで、ずっとコメントいただき大変失礼致しました。
なぜかコメントのメール通知機能が死んでいるみたいで
最近コメント来ないな~、などと勝手に思い込んでいた始末m(_ _)m
さて、このレーザーモジュールの分解がどうしても探せず、
中を見たくなったので分解した次第です。世界初かな?(-_-;)