2018年8月18日土曜日

3Dプリンタ その05(レイヤーファン&ダクト)

その04で完成した3Dプリンタに、レイヤーファンは必須アイテムのようなので
thingiverseのこれにしました。
ダウンロードして解凍すると3種類出てきます。
その一つをRepetier-Host v1.6.0にLOADします。
Repetier-HostのSlic3rでスライスします。
フィラメントは、Geeetech PLA Wihiteで
設定は、「3Dプリンタ その04(初プリント)」のままです。
2h31m31sかあ~結構長いです。
開始します。
今回は、エクストルーダーの「コツコツ」音を改善するつもりでしたが
あれ~? 今日は、「コツコツ」音がでませんね~
2ndフクロウと同じ条件なのですが
昼間は、この部屋にいなかったので室温は上がっているからかな~?
開始ちょっと前に29℃設定でエアコンを付けています。
最初のレイヤーは、相変わらずキレイじゃないですね~
こんなヒダヒダまでできるのかあ~!と感動しています。
レイヤーファンがないですが、反りも垂れもないです。
 正面から
途中の吹出口の所も動画で!
こんな空中形成ができるなんて、また感動です。
見ていて飽きません。
スター・トレックが思い浮かびます。
あるいは、サンダーバード5号か...
ドーナツ部分の中空が閉じていきます。
30秒に一回くらい「コツッ」と聞こえるような気もします。
あっ!「コッコッコッコッ」と4回連続で聞こえました!
が、また音はしなくなります。
ゆっくりめで円を積んでいる時かな~とじっと見ていますが、でません。
かなりたま~~に1回出る程度なのです。
なので200℃のまま進めることにします。
中空のドーナツが閉じた所です!
糸引きなどないようですが、どうやって切ってるんだろう?
こりゃ~面白い!
こんなモノまで作れるなんて、思っていませんでした。
早く買えばよかった。と思っているのであります。
いや~すごい!というか、カッコいいというか。
同じ所でも、速く行ったり、遅く行ったりしているようですが
法則がわかりません。
じ~っと見ていると、たぶん
傾斜の内側は、垂れないように速くして細く出しているようで
垂直の壁は、ゆっくり分厚くって感じです。
Slicerは、薄くスライスしているだけかと思ったら
相当に高度な事をやっているんですね。
心配は、Z軸のA4988の発熱ですね~
放熱板は42℃ですが、基板の上の方(緑枠部)が68℃!
60℃超えると、精神衛生上にもよくないですね~
いつ壊れるかとヒヤヒヤです。部品の寿命は確実に短くなっているでしょう。
その後、「コツコツ」音は、全くしなくなりました。
開始からエアコンつけて下がっているので、室温の違いでもなかったようです。

ゆっくりたっぷり出している時は、ノズル温度の変動が少しあるようです。
ノズル温度だけの表示にすると縦軸が拡大されます。
ヒートベッド
上(ノズルヒーター)と下(ヒートベッド)のグラフの時間軸は、
数秒しかズレていませんが、
ノズル変動が大きい所で、ベッド変動が少ない所もあります。
この前、測定し忘れていた、電源パックを触ってみると意外に温かいです。
上部:39.2℃
横というか後ろのアルミ放熱板:38.6℃
ここは、 パンチングメタルの穴から下の部品の温度がでたりすので
場所によってかなり変わります。
振れた感じでは、下の方は、わりと低めで、中央より上が熱いです。
特にスイッチングトランス付近:54.6℃! これも高過ぎますね~
ファンを付けたくなります。
だいぶ進んできました。
前から
右前方から
ちょっとヒサシがついてきましたが大丈夫かな?
指で介助しないといけないかと思っていましたが
反りもなく順調に進んでいきます。
こちら側も大丈夫です。
こんなに傾斜していても大丈夫なんですね。
このモデルは、「ここまでやれるんだ」という所が沢山あって勉強になります。
巣もキレイです。
ネジ穴の上が塞がっていきます。
さすがにちょっと反っている感じ。
反った分が押さえられて、ちょっと変形したかな
最後の入風口です。
ここは、スピード落として厚塗りしているようでノズルの変動大きいようです。
ん? 電源パックを触ると、少し発熱が下がっています。
XY軸のステッピングモータの動きが小さく遅くなったからか?
間もなく終わりそうです。
残り 1分21秒
LCD表示は、応答が遅く、数秒おきに更新されます。
最後のひと積み!
終わりました!
2時間27分!
ETE 01sで、カウントが、止まっています。
結局「コツコツ」音は、2.5時間の間に10回もないくらいでした。
なかなかキレイです。
 上方から
前方から
Y軸のA4988は、急激に温度が下がっています。
動作中は、風を送れば、かなり下がると思うのですが。

そのまま放置していると、ヒートベッドが40℃を切った辺りで
プリント品から小さな「パキッ」音が何回か聞こえました。
たぶん、フィルムとプリント品が離れる音ではないかと思われます。
15分程で、ほぼ室温になりました。
取り出す所を動画で!
取り出す時は、既に外れている感じで全く力がいりませんでした。
やはり、「パキッ」音は、剥離する音だったのでしょう。
サポートを外します。
これがサポートであることに気づくのに少しばかり時間を要しました(-_-;)
撮影しながら片手なので、ちょっと荒っぽいですが、軽い力で取れました。
さて、シロッコファンは、ケーブルが長いのを選んでいて、
本体に「F5015SM DC12V 0.18A」とあります。
US$ 1.13(-17%)でした。
どの店も同じもののようだったので、すんなり入るかな~
と、嵌め込んでみると、短辺は入るのですが
長手方向が、0.3mm位、幅広くて入りません。
ファンの中心側をヤスリで少し削って、ギチギチの固めで入れました。
ファンは、このダクトでしか固定されないので、
元から小さ目で「削って固めに入れる」構想だったのかもしれません。
本体に取り付けるため
余っていたM3ボルトとワッシャーを準備します。
取り付けは、このネジ穴を使います。
取り付けました。
下から
正面から
ギリギリの高さにします。
後々わかるのですが、クリップは、端から5cmは離しておく必要があります。
この位置では、プリント開始時にファンダクトが少し接触しました。
配線は、ファンのコネクタがピッチ2.5mmの2pinなので、これに変えます。
ピッチ2mmの雄雌セット US$ 4.39(-12%)から出してきます。

端子は、繋がったままの状態で入っていました。
ファンのケーブルが少し長めなのでちょっとカットして
圧着工具がないので、ラジオペンチで端子をカシメます。
後で工具も注文しとこうかな!
3Pコネクタでコントロールボードのここに接続します。
Repetier-Hostのスライドバーでファンの回転数が変わることを確認します。
確実に回るのは、24以上でした。
所で、前方から見て左右の高さ(隙間)は、ボルトで調整できるのですが
ちょっと取り付け金具が微妙に反っていて
前方の隙間が大きいです。
エクストルーダーごと手前にこねて金具をわずかに曲げて矯正して
前後の隙間を揃えました。
正面から
右下方から
左下方から
エクストルーダーのレバーとの位置関係は、ファンとの隙間、2mm位。
まあ何とか操作できます。
真下から。
写真のノズルヒーターの上左右と直線距離3mmなさそうです。
PLAなのでノズルヒーターの熱に耐えれるのだろうか?
使っている内にフニャッとなってくるかも、ちと心配です。
ダメだったらABSで作り直しです。
こんな複雑な中空のものが簡単にできるとは思っていなかったので
これ一つで随分と満足感に浸ることができました。

2 件のコメント:

昔青年 さんのコメント...

着実に進捗していますね。
3Dプリンターは、それ自体で複製パーツを作り出せますね。
完全自作を目指す方もおられますが、当方は、費用対効果(根気と知識不足)を考え出来合いのものでやってます。(笑)

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

昔青年さん、こんにちは~
応答速いですね~
まだSlic3rの機能もほとんど知らないし、Curaは全くなので
その辺の勉強もしながら...
というか、thingiverseには、プリントしたいものだらけで
自作にまで廻らないですね~