2018年8月4日土曜日

3Dプリンタ その02(組立2:寄り道と配線)

3Dプリンタ その01(組立1)の続きです。
組立、調整は、ほぼ終わったので、配線作業に行きますが、
案の定、寄り道してしましました^^;

ちょっと作業中断していると、また気になることを思い出したのです。
まあ、後で思い出すよりは、先に思い出した方が大抵の場合は、いいですね。

さて、随分前に「みら太な日々」さんのここ
同型のエクストルーダーで改善をされているのを思い出したのです。
ここでは、フィラメントの入口にガイドを追加されています。
これは(緑枠部)、マーティーのには、付いているので、よしと!
同じく、「みら太な日々」さんのこちらでは、
フィラメントとノズルが一直線にならず曲がっているので、
それを改善をされています。
チェックすべく、直ぐに2本のボルトを外します。
ボルトは長いです。
ファンとヒートシンクを取り外します。
本体の方。
付属していたお試しフィラメントを入れてみます。
ノズルの先端からフィラメントの挿入口まで
ほぼ一直線上になっているようです。一安心です(^o^)
ちなみにノズルからの軸は、ギリギリまで上に出ていて
上側は、フィラメントが丁度通る程度の穴が開いているので
ノズルの軸は、これ以上は上げなくてもよさそうです。
エクストルーダーの前方には、
レイヤーファンか、オートレベリング用のタッチセンサーを付ける予定なので
配線が前に出ているとじゃまになります。
ステッピングモーターが落ちないように、ちょっと下に置いといて
赤丸部のナットを少し緩めて、ヒーターの線を右向きに変えます。
赤丸部の軸は、M6で、締める方向に90°回すので
ピッチ1mmの1/4の0.25mm 飛び出すことになります。
それよりも軸の中、シリコンチューブとか入ってなくていいのかな?
90°向きを変えたら、下のナットをよく締め込んで
ステッピングモーターを乗せます。
元々、僅かな隙間がありますが、大丈夫そうです。
ここはアルミにしたい気もしますが、簡単には作れませんね~
ヒートシンクを元通りにする前に
No.7 M3ワッシャー(沢山余っているはずです)を2枚だしてきます。
赤丸部にワッシャーをいれます。
赤丸部にワッシャーを入れておくと
ヒートシンクがファンの樹脂に食い込むのを防げる。との情報がきたのです。
ここは、今後、何度も開け締めすることになるのでしょうね。
ヒートシンクとファンを元通りに取り付けて完了です!
では、組み立ての続きの配線へ進みます。
マニュアル<28.Wireing>では、最初に、
ステッピングモータードライバにDVR8825を使う場合の設定があります。
マーティーのは、4988ETとあるのでピンヘッダーの変更は不要です。
ここで、また思い出しました!
A4988の半固定VRの調整をしなくていいのだろうか?と
んで、また寄り道であります(-_-;)
いかんせん、CNCを持っているが故の心配であります。
CNCの時は知らないので気にせずに組立できたのですが...
念の為、ステッピングモーターシールド A4988の調整をすることにします。
CNCの方では、これが燃えたという報告が多いのです。

以前、CNC2418のコントロールボードWoodpeckerを交換した時は、
「みら太な日々」さんのこここれを参考にさせていただきました。
今回もVREF電圧調整でいきます。

A4988モジュールの詳しい使い方は、元祖Pololuにあります。
そこには、電流検出抵抗に50mΩと68mΩの2種類あると載っています。
Pololu製では、50mΩ:R050 か 68mΩ:R068 の表示です。
が、マーティーのを見ると4つのモジュール全部
R200」つまり200mΩ !?!?!
A4988チップの本家AllegroのDatasheet(PDF)は、ここ右のリンクから。
そこに、
ITripMAX:ステッピングモーターのPeak電流
   Rs:電流検出抵抗値
とあるので
VREF = ITripMAX x (8 x Rs)
で求められます。

Rs:200mΩだと[ VREF = Imax x 1.6
Rs:50mΩだと  VREF = Imax x 0.4
になります。(面倒なのでITripMAX ⇒ Imaxにしました)

更に横道へ!CNC2418の方も確認した事なかったので、確認してみると
あれ~っ! 全部、R100 だ~ (´-﹏-`;)
50mΩで計算していたのに、100mΩなので、
電流が半分になっているということになります。
今でも固いものを切削時にA4988もステッピングモーターも結構熱くなるのに
正しく調整してたら、もっと熱くなってたということか~
だから燃えるやつも出てくるということなのだろうか...?
まあ、結果オーライということで^^;

どうもA4988でも色々あるので、ここは都度確認しないといけないようです。
50mΩより低いのはなさそうなので
まあ、トルクが低くなるけど、発熱は少ない方向にはなりますが...

CNC2418の方は、100mΩで0.65Vにしていたので
実際には、
Imax=0.65÷8÷0.1=0.75A0.81Aになります。定格1.33Aの56%61%です。
***2019.3.9訂正、オオボケだ~(-_-;)***

サンケンのA4988アプリケーションノート(PDF)の応用回路例では、
Rs:0.47Ωになっています。
これも、今まで0.047Ωと思い込んでいました。

それと、AllegroのA4988 Datasheetで、
Rs Pin(電流検出端子)入力定格:0.5Vmax とあり
Rs:200mΩで、Imax:1.5Aでも、0.3Vとなり大丈夫です。
VREF 定格:0~4.0V となっています。(備忘録!)

さて、プリンタの方、組立時に調べていたステッピングモーターの品番は
<X・Y・Z軸:42SHD0034-20B>
このAliExpressのGeeetechのお店に載っていました。
Holding Torque:300mN・mは、1.3Aクラスの数値だと思います。
たぶん、220~230mN・mってとこでしょう。
Rs:200mΩだと
VREF = Imax x 8 x 0.2 = 1.0 x 1.6 = 1.6V
50%にディレーティングして0.8Vにしようかな!

<エクストルーダー:42HS3418-24B15>
eBayのここにありました。
1.5Aなのに、500mN・mは、1.7~1.8Aクラスだ!性能良くなったのかな~?
こちらは、X・Y・Z軸のやつの1.5倍ですね~
Rs:200mΩだと
VREF = Imax x 8 x 0.2 = 1.5 x 1.6 = 2.4V
定格 VREFMAX:4.0Vなので大丈夫ですが
これも50%にディレーティングして、1.2Vかな?
というか、ここ、そんなにトルクいるのかな?

後は、使ってみて様子見することにします。
ひとまず、オリジナルの状態を確認してから考えよっと。

思うに、
50mΩとして計算して設定すると、実際には、1/4の電流で動くことになります。
CNC程のトルクは必要ないということで、Geeetechの発熱対策なのかも?
そこまでしているのならコントロール基板にA4988が既に挿してあったので
VREFも調整済みなのかもしれません?

という長い机上検討を経て(-_-;)
コントロールボードの出荷状態の設定値を測定することにします。

本体からコントロールボード(GT2560)を外してきます。
たぶん、USB給電だけで確認できると思います。

...やはり、USBだけでA4988に5V給電されました。
CNC2418と同じCH340なのでドライバインストールなく認識されました。
まずは、アナログテスターで!
A4988モジュールの半固定VRの中心とGNDを測ります。
今流行りのほぼ!0.8V
これは!マーティーが設定しようとしてた
50%ディレーティングの0.8Vとほぼ同じだ! 偶然なのでビックリ。
デジタルでX・Y・Z・エクストルーダーの4つを測ってみることにします。
まず、VCC:4.93V
X軸用:0.873V
Imax = VREF ÷ 1.6 = 0.55A
半固定VRの中央と、A4988右下GND間で測定しています。
Y軸用:0.830V
Imax = VREF ÷ 1.6 = 0.52A
Z軸用:0.834V
Imax = VREF ÷ 1.6 = 0.52A
Z軸は、1つのA4988でステッピングモーター2個を並列ドライブしているけど
大丈夫なんだろうか?
コイルの特性がほぼ同じで、ほぼ同等に並列に流れるとしても
夫々のステッピングモーターでは、1/2の電流になるわけで
トルク足りるのだろうか?
1モーター当り 0.26A、定格の26%になります。
X軸モジュールとエクストルーダー、わりと重い気もします。
動かす前からあまり心配しても仕方ないですね~
(実は、後日この心配が的中して次の投稿で右往左往することになります)
エクストルーダー用:0.801V
Imax = VREF ÷ 1.6 = 0.50A
これもXYZと同じですね~
マーティーは、ここは、1.2Vにしょうとしていましたが
同じ0.8Vで良さそうです。
まあ、机上検討の考えとほぼ一致してたので、再調整は行うことなく
とても安心して次へ進むマーティーであります。

よくよく見ると、半固定VRの位置は、どれもほぼ中央です。
中央で0.8VになるようにGeeetech専用にしているのかもしれません。
ステッピングモーターにも「GEEETECH」が刻印されている位なので、
特に壊れて、他店品に交換する場合は、再調整が必須でしょう。
せっかくなので、ついでに基板の写真も少し。
コネクタ接続したら、なかなか撮れないので。後々役に立つかも?
10Aと15Aのヒューズのようです。
こんな高貴な形状、初めてみました。金端子がキラキラ!ホルダも上等!
裏面。
「REV A+」になっています。
この辺も拡大!
ATMEGA2560とCH340Cです。
左上のPower MOS-FET:STP55NF06(STMicroelectronics)
RDS(ON):15mΩ(@VGS=10V、ID=27.5A)! とても良いものです。
ヒートベッドとエクストルーダー・ヒーター用かな?
CNC2418のスピンドルPWM用のIRF540のRDS(ON)より1/4~1/5低いです。
ただ、ヒートシンクが12Vでスイッチングしているドレイン直結なので要注意です。
ちょっと回路図を探してみると、これが見つかったけど
USB~Serial変換がATMEGA16U2-AUなので少々違うようです。
他は、たぶん、これでいいんじゃなかと? 無いよりはマシでしょう!
合致したの探したいけど、組立が止まりそうなので、また今度にします(-_-;)
元画像
出所:reprap.org

では、今度こそ、配線作業に行きま~す!

<28.Wireing>
全体の結線図があります。
PDFマニュアルから飛んでいくと、オリジナルは、ここだそうです。
画像のオリジナルは、これで、「09:50, 30 June 2015」とあります。
一応、オリジナルを載せました。
お~っ!エクストローダーが2個つけれるようになっています!
まず、A4で印刷します。
Step1.
ステッピングモーター・ドライバ A4988の下の
ピンヘッダーを全部つけるように書いてあります。
マーティーのは、最初からピンヘッダー、全部挿してあったのでやることなし。
Step2.
A4988モジュールをソケットに装着するように書いてありますが
前の<27.Mount the Control Board>でヒートシンクまで付けたのです。
ここもやることなし。
と、マニュアルを進んでいくと
「For your convenience, the above two steps is finished by us,
   you can skip them.」
はあぁ~ちょっと気が抜けました(*_*)

各コネクタを接続する前にXYZリミットスイッチのケーブルを
スイッチから外して捻っておきます。多少なりともノイズに強くなります。
こんな感じ。
後からわかるのですが
リミットSWは、Normal Closeで使っているので耐ノイズ性は、ほぼ無関係です。
配線作業というか、配線の引き回しを思いつくままにやったので
マニュアルとは、随分、順番が変わっています。

・Z軸の右ステッピングモーター・ケーブル
を電源SWの横の穴に通します。
裏に回って
・Z軸の右ステッピングモーター・ケーブル
・12V電源ケーブル
・Y軸のステッピングモーター・ケーブル
をメインフレーム左羽の下段の長穴に通します。
・Y軸のリミットSWケーブル
を後側の長穴に通します。
左横に回って
・Z軸の左ステッピングモーター・ケーブル
をメインフレーム左羽の下段前側の長穴に表側から通します。
・Z軸のリミットSWケーブル
をメインフレーム左羽の上段の長穴に表側から通します。
これは、通し過ぎの悪い例です。実はこのまま先に進んじゃいました(-_-;)
X軸は、下まで下降するので、その分は、余裕を持っておきます。
その2本
・Z軸の左ステッピングモーター・ケーブル
・Z軸のリミットSWケーブル
を中段の長穴に裏から通します。
・Z軸の左ステッピングモーター・ケーブル
は、長いので、途中を曲げて
メインフレーム左羽上段の長穴に裏側からちょっと入れて長さを調節します。
・X軸のステッピングモーター・ケーブル
をメインフレーム左羽上段の長穴に表側から通します。
これもX軸が下降するので、その分の余裕をもたせておきます。
更にメインフレーム左羽中段の長穴に裏側から通します。
・エクストルーダー・モーター・ケーブル
もメインフレーム左羽中断の長穴に裏側から通します。
(その後、上段に変えました)
このケーブルは、後で処理を考えますが
LCDの前を通って左から後ろに入るように考えておきます。
その内、キャタピラをつけたい所です。
LCDの左の方から回すことにします。
処理は、後です。
・X、Y、Z右、Z左、エクストルーダーのステッピングモーター・ケーブル5本
をコントロールボードのコネクタに挿入します。
Z右、Z左は、コネクタの区別はありません。
全部、中段の穴から出した所は、良かったのですが、
前で都度、挿入しないとどこから来ているのか分かり難くて
間違いやすいですね~
左からX、Y、Z、エクストルーダー1、上段は、Z です。
・X、Y、Z軸のリミットSWケーブル
をコントロールボードのX-MIN、Y-MIN、Z-MINに挿入します。
マーティーのは、マニュアルと色を変えています。
何となくこの方が好きなだけです^^;
・メインフレーム左のファン・ケーブル
をコントロールボードのFAN3に挿入します。
メインフレーム左羽にタイラップ用の穴があるので
上段、中断、下段の三ヶ所に裏側からタイラップを通して
表側はこんな感じで束ねます。
XYZ軸のリミットSWケーブルは、できるだけ短くしたい気もします。
適当に折り返して束ねておきます。
リミットSWは、Normal Closeなので他線の影響は、気にしなくていいハズです。
A4988にのめり込んだのと、引き回しに妙に頭を使って結構疲れた性か、
・LCDパネルのフラットケーブルを忘れていました。
上のタイラップは、この後の方がいいです。
LCDの裏面に挿します。
LCD基板の裏は、マニュアルと異なっています。
基板にCOB(Chip On Board、ベアチップ)なので、気持ちよくないですね~
特に触れやすい高い所に位置しているので、その内、カバーを付けたい所です。
両側に四角穴とビス穴らしきものがあります。たぶんカバー用でしょう。
2本同じもの、両端も同じです。
突起があるので挿す向きも間違いようがありません。マーティー向きです^^;
但し、これには、落とし穴があります。
2つのコネクタは、LCD用とSD用なので間違ってはいけません。
あわてて、LCDの方の両端に赤マジックで印をつけました。
・フラットケーブル2本
メインフレーム左羽上段の長穴に裏側から通します。
表側でタイラップを入れ直して
コネクタは、上がSD Card下がLCDです。
コントロールボードのコネクタに挿して
引き回しを整えます。
コイルの上にフラットケーブルが来るのは、ちと嫌ですね~
かと言ってヒートシンクへの風を邪魔してはいけないし...
2018.8.4追記
このフラットケーブルをステッピングモーター・ケーブルと一緒に束ねると
LCDが文字化けする。という情報が入りました。
マーティーのも特定の設定時にでました。
ので、取り敢えず、タイラップを外して
フラットケーブルを裏の方に回して、遠ざけることにしました。
(2018.8.6 下の方に写真追加しました)
電源コネクタも挿しておきます。
ケーブルを整えながらメインフレーム左羽のタイラップを軽~く絞ります。
表側
裏側
*** ここから 2018.8.6追記 ***
8月4日、LCDのフラットケーブルをステッピングモーターと一緒に束ねると
LCD文字化けがでる。という情報が入ってきました。
実際、マーティーのもある特定の項目で発生が確認できました。
取り敢えず、暫定対策として、一旦、タイラップを外して
フラットケーブルを裏側に回して、ビニールテープで留めます。
これで、発生した所での文字化けフリーズは、でなくなったようです。
マーティーは、先人方のを見ないでマニュアルだけでやろうとしているので
逆戻りがとても多いです(T_T)
側面。
裏側。
ここは、少しでも接触していると影響を受けるようで
まだ、上段の穴を通したままで、ステッピングモーター・ケーブルと
そこで接近していて嫌ですね~
アルミ箔テープで包んだ方が良さそうなので、後で百均に行くことにします。
かなり敏感なのでLCDパネルの裏もシールドしたい所です。
そもそも、こんな敏感な設計はいかんですね~
後で考えることにするので、タイラップは締めないでおきます。
配線処理が、みるも無残になってきたし、後でじっくりやることにします。
*** 2018.8.6追記 ここまで ***

裏側のY軸ステッピングモーターの所は
中央の橋渡しフレームに穴があります。
前側から通して、ケーブルに廻して、また、裏から前に通します。
タイラップを軽めに絞ります。
Y軸のリミットSWケーブルは、こんな感じ。
No.54の延長ケーブル
エクストルーダー・ファン・ケーブルに繋ぎます。
これは、もっと前でやるべきでした。
メインフレーム左羽上段の長穴に裏側から通します。
いつの間にか、エクストルーダー・モーター・ケーブルも上段に変えています^^;
タイラップを軽~く締めてたので入りましたが、前にやらないといけなかった~
前側は、エクストルーダー・モーターケーブルに添わせて弛ませます。
コントロールボードのFAN1に挿入します。
配線かなり長めなので適当に整えます。
配線で最も大変そうな、エクストルーダーのヒーターとセンサー線です。

No.8 M4ワッシャーの余りと0.8mm位の針金を10~20cm程準備します。
エクストルーダーの下右の取り付けボルト(M4)を一旦外して
針金で輪っかを作り、そのボルトに入れて、ワッシャーを被せます。
そのボルトでステッピングモーターを留め直します。
針金をヒーター、センサー、モーター、ファン・ケーブルに
巻き付けて形を整えます。
これで、リード線の付根は屈曲しないので耐久性は良くなると思います。
特にノズル部の付根がすぐ切れそうで気になって気になって...
No.67 スパイラルチューブで整えようかと思いましたが、
まずは、動かせる所を目標にしようと...
この辺にビニールテープを巻いて束ねます。
暫定的なので落ち着いてからキレイにすることにします。
実は、ここで、X軸、エクストルーダーブロックを
Z軸ステッピングモーターを手で回して下げていくと
ありゃ~!X軸のステッピングモーターとリミットSW・ケーブルが突っ張ります。
しまった~ またやらかしました(´-﹏-`;)

取り敢えず、X軸のステッピングモーターとリミットSW・ケーブルを
引っ張り出して、X軸、エクストルーダーブロックを一番下まで下げます。
タイラップを緩くしておいて良かった。
エクストルーダーのセンサーをコントロールボードのコネクタに挿します。
ターミナルのネジを緩めて、エクストルーダーのヒーター線
この隙間に線だけ(外皮を挟まないように)をいれてネジを締めます。
極性はありません。
ヒゲが横に飛び出してショートしていないか確認します。
アナログテスターのX1レンジで約4Ωでした。
ヒーターベッドとセンサーも線処理は後回しにするので
取り敢えず、テープで仮に束ねておきます。
疲れてきて、だんだん、取り敢えずが多くなってきます。
ヒーターベッド・センサーのコネクタを
コントロールボードに挿します。
ヒーターベッドのヒーター線(ピンクのシリコン線)の先を
4~5mm剥きます。
この線は太いので、よじった後、少し平らに潰します。
線が太いのでターミナルのネジを緩めて隙間を大きく開けます。
シリコン線を挿入しますが、外皮を挿入しないように
特に数本横に飛び出して隣のショートする可能性が高いの十分注意します。
アナログテスターのX1レンジで約1Ωでした。
左は悪い例です。
また取り敢えず、後ろから針金を使って上方に釣り上げておくことにしました。
上から吊るすのは、意外といいかも^^;
これで目出たく全配線と引き回し完了です。
ちょっと最初からこだわり過ぎました(´-﹏-`;)
No.67のスパイラルチューブは、後日、ゆっくり使わせてもらうことにします。

この時点の外観を!
左側面から
上方前から
正面から
 右側面から
裏側もいい感じになりました。
さて、初動に行く前に
キャタピラを注文しておかなくては!
10mm x 20mmは、CNC2418に付けた時の余りがあります。
正式名称は、「Drag Chain Wire Carrier」、薬屋さんのワイヤーか?
どこも送料が高くやっと見つけた安いお店。
アフィリンクがないのでその内、消えると思いますが
7mm x 7mmは、この店

7mm x 15mmも、同じ店のこれ 
この店、3種類をカゴに入れると突然、送料が跳ね上がるのです。

で、10mm x 10mmは、別の店のこれ
明らかにキャタピラを意識していますね~


最後に、フィラメント・ラック
<29.Tidy Out the Wires>
さすがにアクリルパーツにはNo.ありません。
No.7のM3ワッシャーは使います。
久々のアクリルの保護シート剥ぎ、結構快感になってきました。
これで最後と思うと、ちょっと寂しいです。
これは簡単、左右3ヵ所をM3ボルト+ワッシャーで留めます。
底板のレーザーカット断面が直角に切れてないので
側板が垂直にはなりませんが、支障はないでしょう。
上の穴に白パイプを通して、両側にエルボを嵌め込めば完成です。
次は、いよいよ火入れ式!
トラップは、まだまだありそうです。
というか、既に引っかかって交戦中です(´-﹏-`;)
<<TO BE CONTINUED>>

4 件のコメント:

みら太/mirata さんのコメント...

このエクストルーダなかなかよさげですね。
フィラメント挿入が楽そうです。
私も次号機はこれにしようかな。
ボーデンタイプにするかどうするか迷い中

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

みら太さん、お久しぶりです!
組立に夢中でまた応答遅くなってm(_ _)m
みら太さんのを沢山参考にさせていただき助かりました!
レイヤーファンが標準で付いていないので発注して到着待ちです。
ボーデンタイプ?勉強しときます。

Kazuo amayak さんのコメント...

こんばんわ!あるいはおはようかも、私のGT2560が何かをしたらうんともすんとも慌ててGEEETECHに連絡9日経ちますが皆さん再送からいつ頃到着しましたか。もし公開でよろしければ教えてください。
沢山アセンブリを作れました。今後公開予定

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

Kazuo amayakさん、おはようございます。でした^^;
見ていただきありがとうございます。
リニアブッシュや3D Touch Sensorは、1週間位だったと思います。