2019年2月23日土曜日

CO2レーザー その13(エアブロー追加)

エアロパーツが揃いました!
車のではありません、CO2レーザーカッターのです^^;

まずは、届いたパーツの紹介から
エアホース、内径:4mm、外径:6mm
色を指定するの忘れてたのでWhiteが届きました。
US$ 0.19/m を5mで  US$2.72(送料 1.77)
アフィリンクじゃないのでリンク消えるかも

内径:4mm、外径:6mmのカールタイプ
「PA06-04 PA12」の6m
US$ 10.15(10% OFF)送料無料

エルボ、外径6mmパイプ用
US$ 0.86/5個組 送料無料

プラグソケット、外径6mmパイプ用
ストレートシャンク、カップリング、ジョイント等とも呼ばれるようです。
US$ 0.77/5個組 送料無料

エアブローがなく無風だと、ベニヤ板カットで、こんなに炎が上がるのです。
これでは、レンズに被害が及びかねません。
マーティーのJK-K3020は、古いモデルなので
レンズの下についているこの鏡筒は、エアブローできないのです。
エアロパーツを取り付けできるアダプタを作らないといけないのです。
まずは、その鏡筒モデルをFusion360で描きます。
エルボは、片側のラッチ機構を取り外しました。
左:加工前
右:加工後
それを鏡筒にこんな感じで取り付けたいのです。
ちょっとこだわり、2日がかり、5~6時間という所でしょうか、
ようやくできました!
青半透明、緑、黄、赤が、アダプターです。
最初に青半透明と緑部を一体で描いたけど
入口の黄色部をスカルプトで描いて不要な部分を削るのに
モデルをカットして緑部に分解するという邪道なやり方で
やっているので、こんなに切り刻まれています(-_-;)
正規のやり方はどうやるのかわかりません。
カットモデル!
左端の丸穴から空気が入ってノズルの周りから吹き出します。
ピンクのハッチが、本来の鏡筒部分、黄色ハッチ:エルボ、
水色ハッチ:アダプターです。
黄色部分は、概ねこの様な形状になっています。
中の穴が 円 ⇒ 楕円 に変化するノズルです。
実際には、楕円ではなく、切口の形状に合わせてスプラインで輪郭を、
スカルプトでロフトしたり、とても苦労しました。
さて、アダプター部分だけにします。
全体をSTL形式で保存します。
さすがに複雑なので数十秒かかります。
適当な名前で保存します。
Cura 3.5.1に取り込みます。
まずは、正当な向きのサポート付き。
他の向きも検討してみようと、
横向き
でサポート付けたり
斜めで
サポートなしのBrimだけでは、流石にヤバそうなので、
同じく斜めで
サポートつけてみたり
しましたが、結局、最初の正当な向きが一番いいかな!
入口の所は、サポート必須です。
サポートタイプ:Concentricです。
変なサポートついてると取り難いので、下から各レイヤーを見ていきます。
Layer 7
Layer 67
Layer 75
Layer 81
ここが最もサポート取り難そうな所すが、
サポート:Concentricだと、サポートが面にならないので良さそうです。
Layer 108
Layer 130で終わり。
予想時間 59分!
Repetier-Host 1.6.0に読み込んで
こっちでは、予想時間 44分2秒
Geeetch White PLAでプリント!
ベッド60℃、ノズル200℃です。
5 Layerからレイヤーファンを100%でON
1st Layerがちょっと高かったけど、まあ大丈夫だろうと続けていると
反って剥がれかけています。
最後まで行けるかな~
プリントは、無事終了です。
回転していきます。
先端の送風口の中もキレイにできています。
ノズル径:0.3mm、Layer:0.2mmです。
真横から
ちょっと反って浮いていますが、取付は、まあ大丈夫でしょう。
第3ミラーしたの黒い鏡筒に被せる仕様にしています。
その鏡筒と並べます。
防犯フィルムを貼っているので40℃位まで下がるとポロッと外れます。
裏側のサポート
サポートは、割と簡単に取れました。
Concentricというサポート、なかなか気に入りました^^;
中のエア通路は、垂れもなくキレイにできています。
傾斜 45°です。
左上の入口~本体への接続
スカルプトとロフトでこだわりの曲線にした所です!
いい感じです。
鏡筒に嵌め込むと、ちょっと堅めですが、珍しく一発で入りました!
あと1%でも縮んでいたら危うくやり直しでした。
後少し奥まで入らないので
朱肉を鏡筒の先端に塗って嵌め込むと
サポートが残っていて、赤枠部に朱肉が少~し付いてるのでヤスリで削ります。
片側の留具を取り去ったエルボを付けてみます。
エルボは、問題なさそうです。
取り付け穴位置もバッチリです。
鏡筒とエルボをつけて完成です。
一発でいいものができたので、喜んで写真撮りまくり~
回転させて
先端の穴の中は、どこも垂れはありません。
横にして
中央の黒点は、穴で、中に角ナットが入っています。
その右の茶色の点は、後で見るとゴミでした。
...いい^^;
できばえに酔いしれています(-_-;)
本体に取り付けます。
これも写真撮りまくり。
前から
やや下方から
いい感じです\(^o^)/
さ~て、カールホースを取り付けてみます。
実は、元々カールホースが付いています(右上の薄緑の)
が、細くてエア量が少ないので、太いホースにしたかったのです。
所が、大問題の発生です(T_T)
キャリッジを右に寄せると、こんなにダマになります。
短くすれば少しはマシになるかもですが
ハッキリ言って大き過ぎでした(´-﹏-`;)
今初めてカールホースを取り付けて見て驚いております。
カールホース、探すのに苦労したんだけどな~
ん~ん、こうなると、
ドラッグ・チェーン・ワイヤー・キャリアを使うしかなさそうです。
3Dプリンタを組み立る前に買ってた 7 x 7mm 長さ1m
US$ 3.27(-48%)

それと、4 x 6mmのシリコンチューブは、すぐに欲しいので
近くのホームセンターGoodayで
1m買ってきました!
今後の為にもAliでポチっておきます。
US$ 1.22/3m(25% OFF)日本の約1/7だ~

ドラッグ・チェーン・ワイヤー・キャリアを適当な長さに調節して
備蓄品のステーをL時に曲げて取り付けます。
ドラッグ・チェーン・ワイヤー・キャリアにシリコンチューブを通して
先っぽにジョイントを付けて
本体の筐体の既に空いているビス穴を使って取り付けます。
この状態で鉄板に穴開けるのは大変なので極力、既存の穴を使いたいのです。
ステーの上の大きい穴からに隣の部屋にチューブを通します。
片方が固定できました。
断捨離で分解した残骸から適当な金具を探してきて、適当に整形して
キャリッジにドラッグ・チェーン・ワイヤー・キャリアを固定します。
ここは後々、照準用のレーザーポインターなどを付けるので
取り敢えず固定できればいいのです。
キャリッジが、右奥位置の時
左奥位置の時
左手前位置の時
ギリギリの長さですが、ほぼピッタリです。
右手前位置の時
四隅でドラッグ・チェーン・ワイヤー・キャリアの動きに問題ないことが
確認できました!
エアポンプとエアホースです。
水冷用ポンプより煩いです。
ポンプの出口径とホース径は同じなので必要ないとは思いますが、
レギュレータを入れた方が、圧力が安定するかなと!
これ偶然見つけて、ポチっていたので、使いたいのです。
3Dプリンタで作ればよかったのですが、
黒いOリングも付いてるので、まあいいかと(-_-;)
US$ 1.42/2個組(23% OFF)

ちょっと小さめの空きボトルを使います。
このキャップに合うようになっているのです。
裏側
この様につきます。
ラベルを剥がして
ポンプからのホースも繋ぎます。
一応、ベニヤ板で炎がでないか確認することにします。
初回のカットと同じベニヤ板をセットして
K40 Whispererを起動して
20mmの円のSVGファイルを読み込みます。
ソフトの仕様で、カットは、赤線ということになっています。
[Vector Cut]:80mm/minにします。
出力 50%
初回カットと同じ条件、出力 50%、80mm/min、1Passです。
では、動画で!
半周は炎が出なくなりました!
最後の方は、炎が出ています。
同じ板、条件の初回のエアブロー無しの動画と比べると
炎はかなり出なくなっているのがわかります。

よく見ると、前半もちょっと炎がでてるな~
これは、消炎できている時。
炎が、最大の時かな?
炎が出てるということは、周りも焦げているということになるので
切削面も汚くなると思います。
もう少し吹き出しを強くしないといけないようです。
まあ、初回のこれに比べると、相当な効果があります。
終わった後にノズルをみると、熱による損傷は、ないようです。
PLAなので長時間だと心配が残ります。
まだ改良の余地ありですね~
こんな状態でやっております。
古いこたつの上で、下に金魚ケースの水冷タンクがあります。
レギュレータボトルは、操作パネルの下に収納する予定です。
せめて机くらいの高さの台に置かないと、腰が痛いのです(-_-;)
後は、設置場所が決まれば、排気系をやれるのですが
部屋の片付けが、まだまだ難航しております(T_T)
屋根裏部屋の古本を思い切って廃棄したので、そろそろ周りのを押し込むかな~

2 件のコメント:

音屋 さんのコメント...

フライスにプリンタにレーザーですか。野望は尽きませんねw
今後の記事も楽しみにしております。たまにはフライスも触ってやってくださいねw

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

音屋さん、こんにちは~
3DPとCO2 Laserは、絶好の機会に遭遇したので、設置場所もないのに入手したのです。
CNCもいじってやらないといけないのですが
3DPとCO2 Laserの改造箇所が多いもので...(-_-;)