2023年10月8日日曜日

FreeCADをInstallした!(^^)!

最近は、使う頻度が激減したFusion360
立ち上げる度にFree版の機能縮小が恐ろしくなっております。
まあ、Freeで使ってるから文句は言えないのですが・・・
じわじわと縮小されるのは、精神的にも・・・(~_~)
エクスポートできる種類も更に減っていくのかな~

ということで、遂にFreeCADをInstallしました!
TOPページ、なかなかいい感じです。
[今すぐダウンロード]へ飛ぶと

Fusion360の最低動作環境は、執筆時点(2023年10月)で
Windows10 Version1809 以降の指定になってます。
いつWindows11以降になるのかと、ドキドキです。
こちらは、さすが、最低動作環境:Windows7です(・。・)
Windowsの[64-bit Installer]をクリックすると

「FreeCAD-0.21.1-WIN-x64-installer-1.exe」が
ダウンロードされるので実行します。
インストール自体は、普通ですが
フォルダ名にVersion「0.21」がついてるのが気になりますね~
一応、このまま進めました。

インストール完了して起動開始!

起動しました。
まだ、使い方が全く分かりませんが、
やっぱ、基本は、スタンドアローンがいいですよね(^^)

まずは、Fusion360からエクスポートします。
過去にFusion360で描いたものをFreeCADで使うことはないと思うのですが
寸法の確認やパーツ類の使い回しができるように
開けるようにはしておきたいな~と
試しに、この今まで作ったので最も複雑そうなのをエクスポートします。
もう3年以上も前ですね~(-_-;)

Fusion360からのエクスポートの種類は、これです。
( リストは、スクロールしないと全部みえないので、スクショ繋いでます )
マーティーが聞いたことあるのは、
*.dxf、*.skp、*.step、*.stl だけです(^^;

上のショットの4つ目「*.adsksimkg」以外は、全種類を吐き出します。
まずは、「*.3mf」がやろうとすると
IGES、SAT、DWG、または DXFにエクスポートする必要がありますか?
そこをクリックすると
有料サブスクリプションに含まれています・・・
えっ!そんな!
やっぱしFreeでは、既にエクスポートすら狭い門になってきている様子(>_<)

まあ、一応、全種類やってみます。
全部終わりましたが、ジョブステータスに出たのはこれだけ。

ファイルは、これだけできてます。、
有料サブスクと出ていた「 *.dwg  *.dxf  *.iges  *sat 」は
幸運にもエクスポートできていますね~

「Main Frame E v3.zip」は、
Autodesk Inventor 2021 ファイル (*.ipt *.iam)」として
エクスポートしたもので、中身は、これです。

FreeCAD(Ver.0.21)の[ファイル]から[開く]すると
インポート対応している拡張子だけに絞られて表示されます。
上の「 *.ipt 、*.iam 」は、対応してませんでした。

「Supported formats」の所をプルダウンすると
3Dと2Dもあるので、沢山出てきます。

マーティーのは、Free版のこれなので
今の内に全ファイルをエクスポートしといた方がよさそうです。
にしても、Fusion360でかなり描いてるので
FreeCADで開けるものだけとか、形式を絞らないとめちゃ時間かかります。

では、1個ずつFreeCADで開いてみます。

*.3mf 」

これは、まあ予想通りかな。
[Fusion360 *.3mf]to[FreeCAD 0.21.1]

「 *.dwg 」

少し期待したのですが、ダメかあ~
[Fusion360 *.dwg]to[FreeCAD 0.21.1]

上のPlease setとあるので、言われた通りに
[編集]-[設定]-[インポート/エクスポート]の
[DWG]タブを見ますが
「変換方法」の所は、プルダウンしてみるも「自動」だし
「ファイルコンバーターのパス」は、何入れていいのか???
判りませんね~

エラーメッセージの最後の行に
「https://wiki.freecad.org/Import_Export_Preferences」
とあるので、開くと、このサイトがでました。
日本語に設定してるんですが、どうでもいいとこしか日本語になりません。

下の方の「DWG」の所で
ここも「展開する」しか日本語にならないんですが、
「展開する」をクリックすると

「Path to file converter」の説明が現れました。
「LibreDWG:dwg2dfx」、「QCAD pro:dwg2dwg」は
関係ない気がしますが、
「ODA Converter: ・・・ODAFileConverter.exe on Windows」
これをFreeCAD設定のDWGの「ファイルコンバーターのパス」に入力すれば
いいんじゃないかな~?

「ODAFileConverter.exe」を探すと、ここにありました。
ここも「DWG-DXF CONVERTER」なのでダメかもですが
Windowsの所からダウンロードすると

ファイル名は、
「ODAFileConverter_QT5_vc16_amd64dll_24.8.msi」

右クリックで「インストール」します。
[C:\Program Files\ODA\ODAFileConverter 24.8.0\]に
インストールされました。

デスクトップにこんなアイコンができました。
スタンドアローンでも動作するみたいです。

再び、FreeCADの[編集]-[設定]を出して
[インポート/エクスポート]の[DWG]タブに行って~
「ファイルコンバーターのパス」の右をクリックして

「ODAFileConverter.exe」を指定して[開く]して

「ファイルコンバーターのパス」に入力されてるのを確認して[OK]します。

再び「 *.dwg 」を開きます。

すぐにこれが、出て
何か設定があるのか?と読もうとしたら、数秒で消えました。

レポートビューには、
「Conversion successful」とありますが~

わずかに輪郭が分らんでもないけど、バラバラのワイヤーフレーム?
ちょっと映画「The Fly」が頭を過ぎりました(-_-;)
表示は、されたので、少しは、前に進んだと考えていいのかな~
「 *.dwg 」との格闘はこれで止めときます(^^;
[Fusion360 *.dwg]to[FreeCAD 0.21.1 with ODAFileConverter]

次へ行きま~す(^^;
「 *.dxf 」

これは、かなり期待したのですが、即撃沈(T_T)
2731行目でPythonのエラーのようです。
[Fusion360 *.dxf]to[FreeCAD 0.21.1]

上のエラーに「filename」とあるので、サクラエディタで開くと
2730行目の文字化けがあります。
まあ、その前の2700行目にも同じ文字化けがあるのに
エラーが出てないので、この文字化けは、原因ではなさそうですが
ダメもとで2730行目の文字化け部(反転部分)を

110ヶ所ほど、全て消しました。

再度、FreeCAD 0.21.1で開いてみましたが
同じ 2731行目のエラーです。
文字化けは、原因ではないですね~
あっ!
これは!「importDXF.py」の2731行目という意味だったんですね!(-_-;)
そこの「Import.readDXF(filename)」でRuntimeErrorでことだ~
これ以上は、深掘りできないので諦めます。

そういえば、DWGで[設定]の[インポート・エクスポート]を見てた時
「DXF」タブがあったのです。

この3つが気になるので、チェック入れて[OK]します。

逆にエラーが増えた感じですね~(>_<)
[Fusion360 *.dxf]to
[FreeCAD 0.21.1 with 従来型 Pythonインポーター]

レポートビューの全てはこれです。
最初に Pythonのスクリプトがダウンロードされて
その後、エラーをいっぱい吐き出しています。

[設定]の[インポート・エクスポート]の「DXF」タブの
チェックを外して、元通りにして[OK]しておきます。

ちと疲れてきましたが、次へ行きます!
*.iges 」は、30secほどCPU 100%で応答なしになって~

お~っ!出ました。
てっきりOKだと思ってた「*.dwg、*.dxf」がダメだったので
表示されるだけで嬉しいですね~(^^)
[Fusion360 *.iges]to[FreeCAD 0.21.1]

で、パーツに分かれている様子なので
ちょっと、適当に選択したら
こんな感じで、かなりの部分が、ひと固まりにされてて
分解できません(>_<)
[Fusion360 *.iges]to[FreeCAD 0.21.1]

続けていきます。
*.obj 」は、

このBOXが出るので、まずは「Alias Mesh」にチェックして

3sec程で表示されました。
[Fusion360 *.obj]to[Alias Mesh of FreeCAD 0.21.1]

これは、パーツを個別に分解できそうだな~
[Fusion360 *.obj]to[Alias Mesh of FreeCAD 0.21.1]

と思ったら、
こっちは、これらが、ひと塊で、これ以上分解できません(T_T)
脈絡のない括りですね~
こういうモデルには向かない形式なんでしょうかね~
[Fusion360 *.obj]to[Alias Mesh of FreeCAD 0.21.1]

もう一度「*.obj 」を開いて

今度は「Wavefront OBJ」にチェックすると

数秒後にエラーになりました(T_T)
[Fusion360 *.obj]to[Wavefront OBJ of FreeCAD 0.21.1]

これはどうだ!「 *.step 」

1分程かかって、ダメかと思ったら表示されました。
お~~っ!パーツに色がついてます。
Fusion360のと見比べると、同じ色になってます。
これは、最も再現性が高そうです。
[Fusion360 *.step]to[FreeCAD 0.21.1]

Fusion360では、これでした。
[on the Fusion360]

拡大!
でも、STLで配置しているエクストルーダーが消え去っています。
[Fusion360 *.step]to[FreeCAD 0.21.1]

オリジナルのFusion360のは、
エクストルーダー、その左のパーツ、下のドーナツ状のファンダクト
3つのSTLモデルを置いてたんです。
[on the Fusion360]

さすがに、Fusion360(次のショット)で
非表示していたものは、変換されていません。
[Fusion360 *.step]to[FreeCAD 0.21.1]

これは、Fusion360のリストです。
ここで非表示(眼に斜線アイコン)のは、
エクスポート時に破棄されるようです。
[on the Fusion360]

Fusion360の方で、
「T8nut&Unti-L:1」(Unti BacklashのT8 nut)を展開すると
・・・今気づくに Unti は、Anti の間違いですね~(-_-;) 
パーツを作り直してるので(1)になってるのは無視して
Top、Spring、Bottomの3つで構成されています。
[on the Fusion360]

FreeCADでは、パーツ名が変わってますが
「T8nut&Unti-L003」ってのを展開すると
3つのパーツに分かれています。
「003」ってのは、構成パーツ数のようです。
これなら、パーツの使い回しができそうですね~(^^)
[Fusion360 *.step]to[FreeCAD 0.21.1]

最後は「 *.stl
まあ、通常は、Curaで開きますが

これは、予想通り、ひと塊のSTLモデルが現れました。
[Fusion360 *.stl]to[FreeCAD 0.21.1]

ちなみに、というか妙なアイコンになってたので
*.fbx 」をエクスプローラーから開くと

Windows10付属の「3Dビューアー」が起動しました。
色がついていますが、分離はできません。
[Fusion360 *.fbx]to[Win10 3D-Viewer]

「 *.obj 」も同じアイコンなのでエクスプローラーから開くと

「3Dビューアー」が起動して開けましたが
こっちは、色なしです。
[Fusion360 *.obj]to[Win10 3D-Viewer]

3Dの「 *.dxf 」がダメだったので
2Dの「 *.dxf 」もやってみます。

が、あえなく撃沈(>_<)
3Dの「 *.dfx 」の時と同じエラーメッセージです。
[Fusion360 2D *.dxf]to[FreeCAD 0.21.1]

一応、2Dの「 *.dwg 」も

これも、3Dの「 *.dfx 」の時と同じエラーメッセージです。
[Fusion360 2D *.dwg]to[FreeCAD 0.21.1]

結局、Fusion 360 2.0.17244 x86_64 からエクスポートして
FreeCAD Ver. 0.21.1 Build 33668 +26 (Git) で開けたのは、
色々と癖はありますが
*.iges   *.obj   *.step   *.stl の4つだけかあ~
marty-PCは、Windows 10 Home 22H2 (19045.3448) です。

引き渡しできたファイル形式を
Google先生に色々聞いて、要点を纏めると
※ 間違ってるかもしれないので、ご注意ください m(_ _)m

この2つは、開けなかったけど、まあ名前は知ってたので
*.dxf」「*.dwg
・AUTODESK社で規定されたデータ形式
・DWGのバージョンが増えたので互換性の為にDXFができた
・DWGは、仕様未公開、DXFは、仕様公開されている
⇒⇒⇒ 「DXF」が開ければ良かったのですが、ダメだった(T_T)
    今後のFreeCADのUpdateに期待かな?

*.step
・ISOで規定されたデータ形式
・IGESに比べてデータ変換する精度は、高い
・内部が詰まっているソリッド・モデルに向いている
・IGESよりも歴史が新しい規格
・中間ファイルとして最も使用されている
⇒⇒⇒ やっぱり、これが最もいいのかな~
    というか、これしかまともにできないですね~

*.iges
・ANSIが策定した規格、Ver.5.3(1996年)が最終版
・自動車業界を中心に使われていた。
・STEP等に比べてデータ変換精度があまり高くない。
・複雑なソリッド・モデルの変換は、あまり得意でない。
・内部が詰まっていない、面だけのサーフェス・モデルに向いている。
⇒⇒⇒ 開けたけど、古い規格だし、いらんかな

*.obj
・ZbrushやBlenderへのインポート標準形式
・2種類ある
  Alias Mesh:三角形ポリゴン
  Wavefront:四角形ポリゴン
⇒⇒⇒ マーティーが、Zbrush や Blender を
    使えるようになるのは、別として(-_-;)
    いつの日か必要になるかもなので、後々の為に必要だろう(^^;

ということで、
「*.step」「*.obj」でエクスポートしとけばいいかな~
そうだ、FreeCADが対応した時の為に「*.dxf」もだ(^^)
一応、Fusion360形式の「f3d」もですね~
さ~て、Fusion360から4つの形式で
せっせとエクスポートしなくては・・・(+_+)
ほとんど使わないだろうけど、精神衛生上いいので(^^)

こんなボルトとか最も使い回しするのでしょうが
もしかして、FreeCADのライブラリに揃ってそうな(^^;

まずは、使い方を覚えなくてはですね~
乗り換えで一番困るのは、FreeCADには、CAMがないからどうしよう~
と思ってたら、あるんですね\(^o^)/
「パスワーク」と呼ぶんですね。
初めて知りましたm(_ _)m
2021/04/05のでVer.0.19とあります。

今回、マーティーが入れたのは、Ver.0.21.1です。
取り合えず、チュートリアルも見ずに
サンプルモデルでちょっと弄ってみたましたが、無理でした(^^;
StockとかFusion360と共通用語がわりとあるのですが
かなりな修業が必要そうです(;^ω^)
まあ、CAMが、あることがわかったのは、大きな収穫です。

ただ、気になるのは、
最初に「FreeCADでG-Codeの軌跡を作成し、NCVCでG-Codeを生成」
とあります。
最後に
「FreeCAD内にCAMシステムはあるのだが、バグが多くお勧めしない」
と締めくくられています(>_<)
FreeCADのRelease、Ver.0.20:2022.6.14、Ver.0.21:2023.8.2
このブログは、2022-07-24のなのでVer.0.20だと思われます。
1年で0.1の進捗ですが、完成度が高まるのが楽しみですね~

Release notes 0.21」を見ると

下の方にPath Workbenchの話がちょっとあります。
Google先生に翻訳してもらうと
どうやら「Camotics Ver.1.2.2以降」をインストールしてれば
Path ツールバーに新しいアイコンが追加されるとのこと。
そして、アニメーションのシミュレーションができるようになる。
ということは、逆にインストールしないままだと
切削シミュレーションは、動かないってことかな?
ちと面倒だな~

ちょっと、「camotics」を探すと
「Camotics」??と思ったら「CAMotics」なのですね(^^)
FreeCADのRelease Noteには、
「If camotics (version 1.2.2 or later) is installed」と書いてあったのに
最新は、まだ v1.2.0なのです(・。・)
ここにUser's Manual(英語版)がありますが、まだ読んでません。

FreeCADにAdd-Onするのかと思いきや、独立したソフトウェアでと
どうやら、FreeCADでツールパスを作ってGcodeを吐き出して
それを読み込んでシミュレーションするものらしい。
Gcode Senderの機能もあるみたいです?
で、ダウンロードのページを見ますが、最新は、どれも Ver.1.2.0
1.2.2なんてまだないんですよね~(~_~)

やっと、ここに「1.2.1」と「1.3.0」が!

しか~し[ 1.3.0 ]をクリックしても、ここに飛んで行って
下の方にあるのは、ソースだけ(T_T)
それにしても Last Updated: 2023-04-16 ってのも変ですね~
一体、Ver.1.2.2以降というのは、どこにあるんだろう?
まあ、きっとマーティーがFreeCADを使えるようになる前に
CAMotics Ver.1.2.2が出ることは、間違いないので、
今は、探さなくてもいいですね(^^;

実は、FreeCADには、CAM機能が無いと思い込んでたので
随分前から、ドイツ生まれの「ESTLCAM」ってのが気になっています。
「You can test Estlcam for free」とあって
Freeでもフル機能なのですが

[Order]の所を開くと料金があるんです。
買い切りなのか? 
V11からV12にUpdateすると、また料金が発生するのか?
その内、Free版が30日限定とかなりそうな感じもしますよね~

まあ、FreeCADにCAMがありそうなので
これで心置きなくFreeCADへ乗り換えできるかな~(^^)
と思った所に、急ぎで図面を描かないといけいない相談が入りました。
早速、FreeCADの出番だと、調べながら頑張ったのですが
いきなり、直線の交差に点をスナップするとこで躓き(~_~)
いや~ まず点を拘束することから始まるんですね~
少しは作法がわかったけど、とても時間が掛かりそうで・・・
結局、急ぐので慣れたFusion360で描いてしまいました~(-_-;)

FreeCADの修行は、ゆっくりと本腰入れないといけないようです~(^^;

2 件のコメント:

sbin さんのコメント...

お、FreeCAD始められたのですね。
とっつきにくいですけど、慣れると手放せなくなります。
私はSTLを吐くのが殆どでです。レーザーカッターの図もFreeCADで書いています。DXFは若干怪しいときあって svgで吐いたりしています。

マーティーの工房日誌 さんのコメント...

sbinさん、お久しぶりです。
確かにとっつき難いですね~
直線はマスター?しましたが
曲線が意図通りに描けず、急ぐとつい、Fusion360立ち上げる始末です(-_-;)
EAGLEは、使い方すっかり忘れているので
KiCADへの移行は楽かも(^-^;
といいながらインストールはまだですが・・・