軸径が1/8inchではないので、CNC2418に取り付けられません。
以下、突貫工作の記録です。かなり突貫で恥ずかしいですが...
AliExpressから1/8inch軸のドリルビットを買えばいいのでしょうが。
どう狂ったのか、ドリル用チャック付きスピンドルを手配していました。
0.3~4mmのチャックが付いています。
チャック付きが欲しくなったのです。
この様にバラバラに入っているので自分で組み立るようになっています。
チャックに真鍮の軸を打ち込む構造になっています。
CNC2418付属のスピンドルより外径が小さいことは検討はついていましたが、
仕様の所には、外形サイズが書いてありません。
AliExpressからこの写真をDownload。
GIMPでスケール部分をコピ-して90°回転してペースト。
これで写真上で測定できます。直径は36mmかな。
CNC2418のスピンドルの直径は45mmなので9mm小さいことになります。
んで、ナフコにノギス持っていって見つけていたのがこのソケットです。
塩ビパイプを被せて調整しようと考えて事前に探していました。
直径47mm。
元々、両側からの塩ビ管を繋ぐものなので真中に仕切りがあります。
内径38.5mm。
厚み4.25mmなので
36mmを45mmにするには、36+4.25x2=44.5mm丁度よさそう。
これ探すのに一番時間がかかったと思います。
やっとスピンドルが届いたので、作業に入ります。
真中の仕切りを避けないといけないので、適当な長さに手鋸で切ります。
真ん中の方がやや厚みがあるのですがとりあえず無視です。
外形47mmを45mmにしたいので
外周の差分(47-45)x3.14=6.28mmで
7~8mm切り欠き、隙間を開けます。
CNC2418ではできそうにないので手作業です。
塩ビを横に固定してゆっくり回しながらエンドミルで切っていくとか。
表題からいくとCNC使わないといけないのでしょうが。
スピンドルに装着してみます。
当然、切り欠いた隙間は、広がったまま。まだブカブカです。
長いタイラップでギューーっと締め付けます。
この辺が限界。
お湯を沸かします。
100℃になりました。
カップにお湯を入れて、縛った塩ビ管を入れます。
そのままでは隙間は閉じてくれません。
5分くらい待って、途中で取り出して、タイラップを締め付けると
隙間がほぼくっつきました。
もう少し浸しておきます。
取り出して水で冷却します。
タイラップを外しても隙間は開いていません。
お湯ではだめかと思いましたが、成功です。
スピンドルに嵌め込みます。
少しきつめで、いい感じです。
CNC2418のスピンドルブロックに装着します。
スピンドルを取り付けます。
完成です!
これでいつものドリルビットが使えます。
Z軸を手動で降ろしたくなります。
気がつくと、ドリルビットを付けた写真が1枚もないですね~。
Fusion360のCAMに「ドリル」のアイコンがあるので、
その内、出番が来るでしょう。
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