えらく早い到着です。
ボード系は初めて購入するのですが
思いの外、大きな箱でやたら厳重に梱包されています。
まず、オリジナルボードの設定値を
CNC2418付属のGRBLcontrol(Candle)で
GRBL Settingの設定値を確認しておきます。
GRBL Settingの設定値を確認しておきます。
$$コマンドで
*****$$ <
$0=10 (step pulse, usec)
$1=25 (step idle delay, msec)
$2=0 (step port invert mask:00000000)
$3=5 (dir port invert mask:00000101)
$4=0 (step enable invert, bool)
$5=0 (limit pins invert, bool)
$6=0 (probe pin invert, bool)
$10=3 (status report mask:00000011)
$11=0.010 (junction deviation, mm)
$12=0.002 (arc tolerance, mm)
$13=0 (report inches, bool)
$20=0 (soft limits, bool)
$21=0 (hard limits, bool)
$22=0 (homing cycle, bool)
$23=0 (homing dir invert mask:00000000)
$24=25.000 (homing feed, mm/min)
$25=500.000 (homing seek, mm/min)
$26=250 (homing debounce, msec)
$27=1.000 (homing pull-off, mm)
$100=800.000 (x, step/mm)
$101=800.000 (y, step/mm)
$102=800.000 (z, step/mm)
$110=5000.000 (x max rate, mm/min)
$111=5000.000 (y max rate, mm/min)
$112=500.000 (z max rate, mm/min)
$120=10.000 (x accel, mm/sec^2)
$121=10.000 (y accel, mm/sec^2)
$122=10.000 (z accel, mm/sec^2)
$130=200.000 (x max travel, mm)
$131=200.000 (y max travel, mm)
$132=200.000 (z max travel, mm)
******
新品のボード単品にUSBだけ接続して5Vを供給します。
(まだCNC2418には装着していません)
CNC2418付属のGRBLcontrol(Candle)を起動します。
(私は v1.0.11を使っています)
同様に$$コマンドで見ると
$$ <(私は v1.0.11を使っています)
同様に$$コマンドで見ると
$0=10 (step pulse, usec)
$1=25 (step idle delay, msec)
$2=0 (step port invert mask:00000000)
$3=5 (dir port invert mask:00000101)
$4=0 (step enable invert, bool)
$5=0 (limit pins invert, bool)
$6=0 (probe pin invert, bool)
$10=3 (status report mask:00000011)
$11=0.010 (junction deviation, mm)
$12=0.002 (arc tolerance, mm)
$13=0 (report inches, bool)
$20=0 (soft limits, bool)
$21=0 (hard limits, bool)
$22=0 (homing cycle, bool)
$23=0 (homing dir invert mask:00000000)
$24=25.000 (homing feed, mm/min)
$25=500.000 (homing seek, m/min)
$26=250 (homing debounce, msec)
$27=1.000 (homing pull-off, mm)
$100=800.000 (x, step/mm)
$101=800.000 (y, step/mm)
$102=800.000 (z, step/mm)
$110=800.000 (x max rate,mm/min)
$111=800.000 (y max rate,mm/min)
$112=500.000 (z max rate,mm/min)
$120=10.000 (x accel, mm/sec^2)
$121=10.000 (y accel, mm/sec^2)
$122=10.000 (z accel, mm/sec^2)
$130=200.000 (x max travel, mm)
$131=200.000 (y max travel, mm)
$132=200.000 (z max travel, mm)
******
んで、
Candleのコマンドボックスで
$110=5000
$111=5000
と入力すれば設定の変更完了です。
これらは違いはありませんでした。と入力すれば設定の変更完了です。
GRBLバージョンは0.9j.20150930で同じです。
*****
$G <
[G0 G54 G17 G21 G90 G94 M0 M5 M9 T0 F0. S0.]
$I <
[0.9j.20150930:]
$N <
$N0=
$N1=
$C <
[Enabled]
******
次は、ステッピングモーターシールド A4988の調整をします。
「みら太な日々」師匠のここやこれを参考にさせていただきました。
CNC2418を購入したセラー「DZT 's store」で
師匠はコイル電流を直接測定することを薦められています。
が、電流測定が面倒なので次の式でVREFFで調整します。
師匠m(_ _)m
電流制限値は、
が、電流測定が面倒なので次の式でVREFFで調整します。
師匠m(_ _)m
電流制限値は、
VREFF:半固定VRのセンター端子の電圧
から次の式で決めるということです。
から次の式で決めるということです。
Current Limit = VREF × 2.5
CNC2418を購入したセラー「DZT 's store」で
同じ型のステッピングモーターの諸元を見ると。
外付け保護ダイオードで強化します。
手持ちの1S1588を2本加工します。
汎用小信号用シリコンダイオードです。
A5端子の裏にダイオードをハンダ付けします。
銅テープを張って最右上の5Vに接続しています。
久しぶりの細かいハンダ付けでしたがうまくいきました。
さすがに拡大鏡は使いました。
このボードはオジリナルと違って
チップ部品も全て表側に実装されていました。
とあります。
で計算して
1.33÷2.5=0.532 なので
0.5Vに調整しようと思いましたがーー
オリジナルでうまく動いているので
それに合わせるのがよかろうもんと思い立ち。
オリジナルボードのA4988を測定してみると
オリジナルでうまく動いているので
それに合わせるのがよかろうもんと思い立ち。
オリジナルボードのA4988を測定してみると
XYZ全部 0.65Vになっています。
VRもセンター位置ではなく傾いた位置なので
一応、調整されて出荷されていると考えていいようです。
計算より高めですが
長時間動かした時にステップングモーターの発熱は許せる程度だったし
トルクも高くなっているはずなので
結局、0.65Vにすることにします。
(Z軸用がやや発熱大ではありますが)
たまにはアナログで!
細かい数値を気にせずに調整できます。
VRもセンター位置ではなく傾いた位置なので
一応、調整されて出荷されていると考えていいようです。
計算より高めですが
長時間動かした時にステップングモーターの発熱は許せる程度だったし
トルクも高くなっているはずなので
結局、0.65Vにすることにします。
(Z軸用がやや発熱大ではありますが)
たまにはアナログで!
細かい数値を気にせずに調整できます。
手持ちの1S1588を2本加工します。
汎用小信号用シリコンダイオードです。
A5端子の裏にダイオードをハンダ付けします。
銅テープを張って最右上の5Vに接続しています。
久しぶりの細かいハンダ付けでしたがうまくいきました。
さすがに拡大鏡は使いました。
このボードはオジリナルと違って
チップ部品も全て表側に実装されていました。
CNC2418にボードを付け替えケーブルを接続します。
GRBLcontrol(Candle)を起動し
ジョグから確認していきます。
X軸、Y軸は100mm、Z軸は30mm移動させて
スケールで大きく狂っていないことを確認。OKです。
スピンドルをON/OFF、回転数を変えます。OKです。
この前作った非金属用プローブをつけて
ゼロ点探索ボタンを試します。
Z軸が下がってきて、下に接触するとすぐ止まりました。
エラーはでていません。
これでまたプローブ機能が使えます。
一応、$$コマンドで設定の確認です。
$110=5000.000
$111=5000.000
になっています。OKです。
交換作業、無事完了です!
ボード丸ごとなので、わかってしまえば、とても簡単な作業でした。
ボード丸ごとなので、わかってしまえば、とても簡単な作業でした。
5 件のコメント:
ステッピンウモーターの型番が当方のと違っていますね。
17HS1352-P4130でした。仕様は、ほぼ同じですね。
コントローラの電流調整参考になります。あわせて、保護用Diを入れておきます。(笑)
ところで、GRBLのセッティングですが、当方のステッピングモーターは、1パルス1.8度とありますので、200パルス/1回転 X,Y,Z 800/mmとなっているのは、1mm送るのに800パルス必要と理解していいのでしょうか?
ボールねじの移動量データを見つけられなかったので自己解決できていません。よろしければご教授ください。
私のも17HS1352-P4130です。
セラーの写真を見るとこの品番になっていますが
model no.:L42BYGH34-1334Aですね~
見落としていました。(-_-;)
2相8磁極HB型(ハイブリッド型)というものですね。
ステッピングモーターはマイクロステップという方法で駆動していますので
モーター自体の1パルスの回転角度より細かく制御できるのです。
東芝のサイトです。
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/design-support/e-learning/stepping_motor/chap3/1274640.html
3章の7、8、9、10を見ていただくと
大体の原理がわかると思います。
A4988は、1/1、1/2、1/4、1/8、1/16ができます。
普通はボード側に調整のジャンバーピンがあるのですが
このボードは専用で起こされているようで固定です。
私のはボールネジではなく普通の台形ネジです。
モーター単体は1.8°/パルスですから
200パルス/1回転となります。
ざくっと測ると1回転で4mmですね。
800パルス/mmの設定になっているということは、
1回転で3200パルス出ていることになります。
3200÷200=16なので
A4988は1/16モードのマイクルステップのはずです。
つまり最小角度 1.8÷16=0.1125°/パルス
1パルス:0.00125mmになります。
この計算、間違っていたらすみません。
お陰でマーティーも勉強になりました!
ご教授ありがとうございました。
さっそく、東芝の解説読みました。イラストの説明わかりやすかったです。それと、当方の送りねじも台形ねじです。改めて、台形ねじとボールねじの違いを調べなおしました。
某HPのボールねじの解説のイラストにあったナットの形が、CNC2418のものと同じでしたので、ボールねじと思い込んでしまいました。(言い訳ですー笑ー)
考えてみれば、ボールねじ使用なら売り手がアピールしないはずがないですね。
台形ねじ(外形8mm)で検索したところ、ピッチ1.5mmとありました。また、よくわからなくなりました。
これは、2条ネジというのですね。
この絵が分かり易いでしょうか?
http://www.yamato.cc/technology/tajoneji.html
現物の溝をなぞって見てください
隣の溝ではなく1つ飛んだ溝に行くでしょう!
何と溝が2本あるのです。
私も初めて知りました!
ピッチは2mmですね。
普通のスケールで測りましたが
AliExpressに直径8mmで2mmピッチの台形ネジが
沢山あるので2mmピッチだと思います。
2条ネジで2mmピッチなので
1回転の移動距離=”リード”というらしい
は、2倍の4mmになるということです。
3条ネジってのもあるようです。
ここも分かり易いです。
http://www.m1-seiko.co.jp/products_screws.html
勉強になりました!
わざわざ調べていただきありがとうございました。
ねじのピッチに多条のものがあるとは!
ピッチ×条数=リード(移動量)
これで、マーティーさんが計算されたパルス数と、移動量の関係が理解できました。現物の送りねじに触れてみて体感してみます。お手数おかけしました。この知識は、結構CNCの理解(設定上)に有益と思えます。ありがとうございました。
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