2018年12月15日土曜日

半田付け(コタツのコードのメンテ)

時々、ハンダ付けのヤニの匂いが恋しくなります^^;

随分前に「電気掘ごたつの修理」をやりましたが
ちょっと古いコタツが必要になり出してくると、ミイラ状態であります(*_*)
このまま使えば、すぐにでも火を噴きそうです(-_-;)
目的のハンダ付けが、できそうです!
一見、本体側のプラグは、2本なのですが
サーミスタがついていて
コントローラーまで伸びているのは、4芯なのです。
早速、近くのホームセンターに行くと
これが売っていたのですが、3芯なので、合いません。
出所:メトロ電気工業
袋打ちの4芯コードは、どこにも売ってないので
このゴムキャプタイヤコードを買ってきました。
4芯、600V 32A(たぶん)です。
 サーミスタの方(赤と緑)だけ黄銅端子ですが
これしか売ってなかったので...
プラグ側の交換完了!
一応、根本にガラス繊維のチューブで強化しています。
コントローラーを開けます。
開けたからには、一応、主要パーツを見ておきます。
SM12G45:東芝 400V 12AのTRIAC
μPC1701C:NEC TRIACのZero-Cross Gate Trigger
μPC1701CのDatasheetの応用回路例を見てみると
上の写真にFETがあるので、図2の変形ではないかと思われます。


さて、このサンハヤト製の「はんだ シュッ太郎」(30Wヒーター)の出番です。
コテ先の中心に1.5mmの穴があり、後部のバネ式ポンプ(水鉄砲の逆)で
溶けたハンダを一気に吸い取ります。
手動のバネ式なので一回吸い取る毎にバネを縮めなければなりませんが、
威力は電動の自動式吸取機に劣りません。
4ヶ所の古いコードを取り去り、パターンをキレイにしました。
ハンダ付けは、これです。
軽くて小さいのに60Wと強力なので、立ち上がりも早くなかなか使い易いです。

いつも温度調節メモリは、300~350℃で使っています。
コテ先はもちろん、ヒーター部にもセンサーらしきものはないので
実際の温度はわかりません。
今回は、先が広い、このコテ先を使います。
この様に握って使える人?もいるようですが...
ちょっと真似して、この写真を撮りたかっただけです^^;
ランドが大きくハンダ量も多いのに
60Wなので、ひるむことなくドンドン溶かしてくれます。
ジュワジュワと半田付けの香りは、やっぱいいですね~
もし銅線が切れても他の所に接触しないように、タイラップで固定します。
ULやCSAで要求されてた所なので気になって^^;
上から
ケースに入れ込んで
根本のブッシング?の両端も大きめのタイラップで抜け止めしておきます。
完了です!
本体は、まだ結構キレイなのです。
ヤニの匂いを嗅いだので、しばらくは大丈夫そうです^^;

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