ABSではプリントできないかと思っていたので
夏の間は、エアコンをつけているし、諦めていました。
秋になって窓も開けれるし、そんなに臭いも気にならないという情報も入り、
初ABSプリントをやってみま~す。
さて、フィラメントは、これを使います。
直ぐに欲しかったのでAmazonはここから 買いました。
乾燥剤入りの密閉包装です。
見事な鮮明な赤で、なかなかいい色です。
箱の裏には、この表があります。
ABS PRINTING TEMP:220-240℃、PLATFORM TEMP:80-120℃
になっています。
まずは、設定から
Geeetechのサイトから経験値による設定ファイルというのが提供されているので
その「config.ini」ファイルをマニュアルのリンクからダウンロードします。
ダウンロードした「Geeetech_prusa_I3pro&proB_config.zip」を解凍すると
・I3pro B PLA config.ini
・I3pro B ABS config.ini
がでてきます。
Repetier-Host v1.6.0を起動して
[Slicer]:Slic3r ...ま~だCura使えないのです(-_-;)
[Configuration]クリックします。
[File]-[Load Config]すると
ABSでやるのでRepetier-Host v1.6.0を起動して
[Slicer]:Slic3r ...ま~だCura使えないのです(-_-;)
[Configuration]クリックします。
[File]-[Load Config]すると
フロッピーディスクアイコンを押して適当な名前に変えて[OK]します。
名前は、変えなくてもいいようですが、一応、後ろに「001」つけてます。
[Filament Setting]タブは、
左の[Filament]でTemparatureが
Extruder:225℃ Bed:100℃ になっていますが
フィラメントの箱の裏に
「ABS PLATFORM TEMP 80-120℃」とあったし
ヒートベッドの温度を上げたくないので Bed:80℃ にします。
を試してみたのですが、
結局、後ろのテストの結果、
Extruder:230℃ Bed:100℃ にしています。
更に後で分りますが、この設定よりRepetier-Hostの設定が優先されるので
ここは、何でもいいようです。
フロッピーディスクアイコンを押して適当な名前にして保存します。
[Printer Setting]タブは、
オートレベリングを有効にするため
左の[Custom G-code]で赤文字の2行を追加します。
名前は、変えなくてもいいようですが、一応、後ろに「001」つけてます。
左の[Filament]でTemparatureが
Extruder:225℃ Bed:100℃ になっていますが
フィラメントの箱の裏に
「ABS PLATFORM TEMP 80-120℃」とあったし
ヒートベッドの温度を上げたくないので Bed:80℃ にします。
を試してみたのですが、
結局、後ろのテストの結果、
Extruder:230℃ Bed:100℃ にしています。
更に後で分りますが、この設定よりRepetier-Hostの設定が優先されるので
ここは、何でもいいようです。
フロッピーディスクアイコンを押して適当な名前にして保存します。
[Printer Setting]タブは、
オートレベリングを有効にするため
左の[Custom G-code]で赤文字の2行を追加します。
***
G28 ; home all axes
G29 ; Auto Lebel
G1 Z5 F5000 ; lift nozzle
G1 X0 Y0 ; Home X & Y axis(開始前にノズルから垂れるので原点に移動)
***
***
保存していないタブの設定は、消えてしまいます。
なので、設定ファイルをLOADしたら変更してなくても
[Print Setting]、[Filament Setting]、[Printer Settings]の3つのタブで
夫々、フロッピーディスク・アイコンで保存する必要があります。
[Print Setting]、[Filament Setting]、[Printer Settings]の3つのタブで
夫々、フロッピーディスク・アイコンで保存する必要があります。
更にSlicerを終了しても、まだPLAの設定のままになっているので
プルダウンメニューで、
上で保存したファイル名[I3pro B ABS config 001]に変更します。
Print Setting
Printer Setting
Filament Setting
3つともABS configに設定できました。
では、ABS初プリント!
手始めは、テスト用のPlate.stl にします。
テストは、3層もあればいいので
1.5mmの高さを0.3倍します。
スライスできました。
Layer Count:4、裏表+Infill 2層で丁度よさそうです。
Repetier-Host v1.6.0のManual Controlを見ると
ヒートベッド:65℃、ノズル:200℃ とPLAのままですね~
Slic3rのConfigでは、変わらないのだろうか?
Repetier-Hostの[Printer Setting]の方が
まだ、200℃、65℃になったままなので
225℃、80℃に変更します。
でも、変わってくれないので、手動で変えます。
(実は、Connectしていると変更が反映されないのが後で分るのです)
フィラメントを挿入して20mm送ります。
後で径を測ると 0.41mm でした。
1層目は、ちょっと「コツコツ」音がしています。
なぜ最初のレイヤーでは、ピンが下がっているのだろう?
最初の外周のプリントにギリギリ当って擦れています。
ポーズして手動で上げても、また下がるのです。
LEDが消えないギリギリの所に折りてくるのは何か意味があるのだろうか?
ノズル温度が足りないかな~
フィラメントの出る量が足りないみたいですね~
2層目辺りで、レイヤーファン35%でONになっています。
ABSだと自動的にOFFになるかと思っていました(´-﹏-`;)
手動でOFFにします。
2層目でも「コツコツ」音がするので、ノズル温度を230℃に上げました。
ヒートベッドのPower MOS-FETの温度どうかな~などと、
ちょっとよそ見をしていたら...造作物が~~外れてる~~~(T_T)
中止します。
見ると若干反っています。
ベッドの温度を90℃にして再開です。
ヒートベッドのそばは、さすがに暑いです
開始前、側面アクリルフレームは、26.6℃でしたが、
今、28~29℃まで上がっています。エアコン無しです。
また、2層目からレイヤーファン35%でONになりました。
手動でOFFにします。
今度は、2層目からほぼコツコツ音はなくなったので
ノズル温度は、230℃で良さそうです。
が、また3D Touch Sensorピンが表面ギリギリまで下がってきていて
最外周のテストプリントの所を切ってしまっています。
3層目から3D Touch Sensorのピンが上がりました!
なぜ、1~2層目は、ギリギリの所に下がっているのか奇妙です。
もう少し上がってくれないと、プリントしたものに触れてしまうのです。
3D Touch Sensorの取り付け位置を1mm程上げた方が良さそうですね~
無事できました!
が、やっぱり反っていました。
ベッド80℃に下がった所で触ると、スルっと外れました。
1層目の途中でレイヤーファンが35%で少し回ってたのがいけなかったのかな~?
一応、最後まで行ったので、少し進歩です。
この前の洗濯ハンガーパーツをやります。
モデルをLOADします。
スライスしました。
PLATEでは、反っていたので、ベッド100℃に上げます。
それと、レイヤーファンのコネクタは、ボードから外しておきます。
Y軸方向(写真の左右方向)の反りが~~
段々、大きくなってきました。
X軸方向は反っていないかな~
などと写真撮っていると
みるみる反って、外れてズレました!
失敗であります(T_T)
Repetier-Hostのヒートベッド温度設定は、100℃なのに
100℃より低い所で始まっていました。
しばし弄っていると、Connect中は、温度設定を変えても反映されないのです。
手動で設定したのでは、再プリントすると、80℃ 225℃に戻ります。
左アイコンがConnectしていない状態で、Repetier-Hostの設定しないとダメなのです。
Slic3r側の設定は、無視されます。
で、Disconnect状態でRepetier-Hostの設定を230℃ 100℃にしてから
再開です。
それにしてもヒートベッド:100°は厳しそうです。
熱が逃げて無駄な電力を食わないようにヒートベッドの下に断熱材を入れたい所です。
そばにいるのでとても暑い~! 開始前は涼しかったのに汗が出てきました。
赤枠部のヒートベッド制御用のPower MOS-FETの黒いモールド本体は、
48.4℃! ギリギリ許せるかな。
やはり途中でファンが100%になっていますね~
コネクタを抜いていて正解でした。
スイッチが必要ですね~
今度は、反ってなさそうです。
それにしても3D Touch Sensorのピンは、
なぜギリギリまで下がっているのだろう?
1層目は、必ず下がっています。
X軸も反ってなく大丈夫そうです。
3層目からピンが上がるのです。
どうやらバグが潜んでいそうですね~
微妙に沿ってわずかに浮いてきました。
あと半分、耐えれるだろうか?
赤外線放射温度計でベッド表面 82.6℃
反射率の誤差があるにしても、ちょっと低いようです。これが反りの原因でしょう。
やっぱダンボールで前だけでも囲んだ方がよさそうです。
なんとか完走できました!
今度は、わりとよく付いています。
最外周の捨てプリントが、出が悪くて薄いですね~
ボケていますが
X軸方向は、反りはないようです。
Y軸方向が、危ない所でした。
上側から
ちょっとInfill部がPLAの時より窪んでいる気もします。
1stレイヤー側
まあこんなもんでしょうか?
そういえば、臭いが全く気になりませんでした。
Amazonのサイトの説明には、匂いに関しては、何も記述ありません。
PLAは、嫌な臭いではないですが、それより低臭って感じです。
後から家族が部屋に入ってきても何もいいませんでしたし。
最後に片付けようとフィラメントを引き抜いていたら
レイヤーファンに手があたってポキっと折れました。
3D Touch Sensorの位置を変えたいし、後1mm高くした方が良さそうなので
ABSで作り直そうかと思います。
ABSでプリントしたパーツを取り付けました!
左2つ:PLA、赤:ABS、その右がオリジナル(材質不明)、右:PLAです。
これで根比べができます。
冬は、部屋干しが多くなるんですよね~
テスト結果は、1年後くらいかな?
***約3年後***
その後、ポキポキと折れていって
2019年9月頃には、全てプリント品に入れ替わりました。
青の洗濯ばさみも続々と劣化して白いのに入れ替わってます。
で、2021年8月、ついに赤のABSが折れました(T_T)ABSは、1個だけしかやってないけど、
他のPLAは、どれも健在なので、
耐候性は、ABSよりもPLAの方が高いのかな?
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